水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

屋上菜園35 (H24.10.22~11.07)

2012年11月09日 | 屋外水耕栽培
<味美菜の旨煮>
11月7日 つけ菜の「味美菜」を薄揚げと炊き込んだうま煮を夕食にいただきました。


<野菜を送る>
11月7日 娘からのリクエストがあったので白菜・大根・かぶら・春菊・サツマイモを送る。白菜は2.5㎏と収穫できる大きさになってきています。かぶらは金町小かぶですが収獲が遅れたためか中かぶに育っています。
 
 

<からし菜料理など>
11月6日 先日収穫したからし菜を使った料理と大根葉の漬物です。
 

<レタス栽培のトロ舟に温室用ビニール>
11月6日 レタスを栽培しているトロ舟に温室用ビニールをかけておきました。これで何とかレタスがうまく育ってほしいものです。

<種まき>
11月6日 時期的には少し遅い感じがするが本日チンゲン菜・ホウレン草・二十日大根・ミニ白菜シュシュの種をまく。1日に種まきしたミズナ・春菊と併せ屋上の空いたトロ舟に定植する予定ですが場合によっては室内栽培に使用。

<かぶら蒸し>
11月5日 先日収穫した蕪を使ったかぶら蒸しを今晩いただく。これ以外に大根・ブロッコリー・しいたけを使ったオイスターソース炒めを昨日「但馬まほろば」で買った「食べるニンニクラー油」を併せていただきました。
 

<屋上野菜の様子>
11月5日 屋上野菜の様子です。ホウレン草とカラシナは収穫できる大きさに育っています。
 
2回目の春菊も同じく収穫できる大きさです。2回目の白菜は20株ほどありますがいずれも結球してきています。
 
聖護院大根は大きくなるので大型の丸ポットに定植していますが時期的に少し遅かったのでまだ大根ができていません。

今年初めてのネギも思った以上に成長が遅くまだ収穫できる大きさではありません。

毎日野菜ジュースにしているケールはまだかなりの株が残っていますが10月1日に播種した青汁用の不結球キャベツ「ハイクロップ」も収穫できそうな大きさに育ってきています。
 

■番外 道の駅 但馬まほろば
11月4日 ログハウスの帰りは北近畿道を利用、途中道の駅「但馬まほろば」で休憩。古代の但馬王を祀った古墳群からの出土品が展示された展示館が併設されていてなかなか見ごたえのある道の駅でした。


■番外 大屋スキー場のプラスノーゲレンデ
11月4日 久しぶりに若杉高原大屋スキー場に立ち寄る。予想以上のスキー客にびっくり。ここでは夏場プラスノーゲレンデでスキー練習ができるので神戸・大阪・岡山・鳥取など近県からたくさんの方が練習に来ていました。4.5年前までは夏場に数回練習に来ていたのですが近年はここまで来るのが少し億劫になりご無沙汰しています。
 

■番外 引原ダムのもみじ
11月4日 ログハウスの清掃を兼ねて久しぶりに出向く。途中引原ダムで美しい紅葉を鑑賞。
 

<ぶり大根>
11月2日 先日収穫した大根を使ったぶり大根を夕食にいただく。柔らかくいい味付けの大根で大満足。また収穫した野菜を使っての野菜蒸しも合わせいただく。
 

<白菜に青虫か?>
10月31日 白菜の葉が食害に会い糞がかなり散らかっていたので放置すると他の白菜にも被害が及ぶと思い同じパネルで育てている白菜4株をすべて収獲する。中を切ってみたが他の白菜には被害なし。重さを計ると大きいので2㎏でした。
 

<人参の移植>
10月31日 人参の水耕栽培について「水耕栽培マニュアル」に書かれた栽培方法で育ててみることにして図のような方法で移植しました。

24株中12株を移植しましたが中にはすでに根が曲がっている人参もありまっすぐ育ってくれるか疑わしい苗もあります。とりあえずマニュアル通り吸水シートの上に人参を並べ根は養液に浸し上から遮光シートを掛け防虫ネットを張っておきました。
 
 
残った株は従来通り定植パネルで中釣りし養液を減らしながら大根と同じように栽培して両方の比較をしてみたいと思います。
 

<夕食に野菜蒸しとさつまいもサラダ>
10月30日 本日収穫した野菜を使っての野菜蒸しをいただく。春菊・ミズナ・かぶら・さつまいも・椎茸・ぶりの切身を使っての野菜蒸しです。胡麻だれでいただきました。またさつまいもの「紅さつま」を使ってのサラダも作ってもらいました。
 

<聖護院かぶらに食害>
10月30日 聖護院かぶらの葉が虫に食べられているので横の白菜に移るのを防ぐため少し早いのですが発泡パネル2枚に植えていた蕪をすべて収獲しました。葉を水洗いすると5,6匹の青虫・夜盗虫が出てきました。またカブラ2個が発泡パネルで腹切り状態になっていました。この辺は絶えず蕪を観察してつまらないようにケアしなければいけないのですが怠っていました。聖護院かぶらについては栽培方法は昨年のように保冷箱に栽培ポット(または発泡スチロールのお椀)を差しこんんで育てるほうがよさそうでかぶらの栽培法についてはまだまだ研究の余地ありです。
 

<大根が大きく成長>
10月30日 ご近所に差し上げるので大根を収穫しましたが本日収穫した大根「冬自慢」は今までで最も大きな大根です。大きいのは根径9㎝根長30㎝あります。大根を中釣りにして養液を減少させていくというの栽培手法が間違っていないということでしょうか。


<続いてサツマイモを収穫>
10月30日 今朝も犬の散歩の後屋上で残ったサツマイモを収穫する。どの保冷箱にも根が繁茂して伸びる余地がないほどになっていて箱の形状そのものになっています。半分に切ってみても中は根がぎっしりで詰まっています。根の状態は健全そのもので全く病気にかかった様子はありません。
 
残りの4つのプランターから収穫したサツマイモで「紅あずま」と「紅さつま」です。
 
収穫後の屋上の様子です。後は蔓の整理が残っています。

本日収穫したサツマイモの中で一番大きなのは600g強ありました。収獲したサツマイモの重さを計ると赤い方(紅あずま)が9㎏、茶色(紅さつま?)が4.5㎏で全部で13.5㎏、昨日の収穫と合わせ本年の収穫量は25㎏でした。


<本日の収獲野菜>
10月29日 家庭用には聖護院カブラ、ケール、ミズナ、春菊を収穫する。ケールもこの位になるとジュースにしごたえがあります。ミズナは大きくなりすぎです。春菊は葉のつみとりです。
 
 

<収獲野菜を娘に送る>
10月29日 少し早いのですが白菜を1株収穫してサツマイモ・聖護院かぶら・大根・ミズ菜と一緒に岡山にいる娘に送る。白菜は2.5㎏ありましたがやはりまだ中身はしまっていません。


<サツマイモの収穫>
10月29日 今朝サツマイモの半分を収穫する。予想通り(葉が茂りすぎていたこと、遅くまで花が咲いていたことなどから判断して)今年はイモの成長は良くなかった。また折角プランターを設置したいたのに今朝掘り起こした6個の内3個のプランターにはイモが全くできていなかった。時期が遅かったのか蔓が着根できなかったようです。保冷箱の中はいつも通り根が箱の形状に合わせるように繁茂していました。これでは根が詰まりすぎて養分吸収が難しそうです。根の中にもイモが2,3個できたいました。保冷箱の大きさから判断してやはり苗1株でないとサツマイモの健全に育たないようですので来年は保冷箱に苗1株を守りたいと思います。
 
今年育てたサツマイモは5月4日に陽春園で買った「花の大和」の「紅あずま」4本、「紅さつま」2本、「クイックスイート」2本の3種類8本と後日追加で購入した4本の12本ですが途中で2本が枯れて10本が育ったですが後から追加した苗も同じ「花の大和」の「おいどん芋」シリーズでしたが品種名を記入していなかったのですが3種のどれかです。結局保冷箱5箱に10株が育ちました。(屋上菜園28)
本日収獲したサツマイモは「クイックスイート」と「紅さつま」のようで重さは6㎏と5.5㎏でやはりイモが小さかったので重さもそれほどありません。昨年は全部で18㎏でしたので今年はまだプランターが4個残っていますので昨年以上の収穫は見込めそうです。
 


収穫したさつまいもを夜焼き芋にしていただきました。


<結球してくれないキャベツ>
10月29日 今年は最初に植えたキャベツが虫の食害に会って枯れたため植えなおしたので播種時期が遅れたためか葉はかなり大きくなっているのですが未だに結球してくれません。


<白菜の様子>
10月29日 最初に播種した白菜はかなり大きくなり結球しかけていますが外から触った感じではまだずっしりとはしていません。収穫にはもうしばらく様子を見た方がよさそうです。まだ気温が少し高いのでしまっていないのかも。
写真は1回目と2回目の白菜です。
 

<ミズナ料理>
10月25日 昨日収穫した水菜と大根は豆腐と一緒に炊き合わせ「柚子胡椒」をつけていただく。


<大根収穫>
10月24日 本日収穫した大根「冬自慢」の2本です。メーカーのカタログ写真と比較するとまだまだ先細りでしっかり育っているとは言えません。根長は大きい方で約25㎝で水耕栽培で育てた大根としては泣き泣き合格点をつけてもらえるでしょうか。自分なりに昨年よりはよい出来栄えになっている(根割れや曲りが無くなっています)と思っています。(甘いかな)
この大根は8月31日に種まきをしていますので本日でまだ55日、最初の収穫などは45日ですから種袋記載の65~80日に比べ水耕栽培で成長が早いというよりも少し早く収獲しているのかもしれません。残りは後10日位待ってから収穫するようにします。
 

<ミズ菜も収穫>
10月24日 前回のミズナは大きくなりすぎて固くなっているといわれたいたので今回は早めに収獲しようと思っていたのですが今回もやや遅れた感じです。
 

<かぶらも収穫>
10月24日 発泡スチロールの定植パネルで育てている聖護院蕪ですがまだ少し小さいのですが虫に葉が食われているのを2本収穫しました。かなり神経質になっていても害虫の侵入が阻止できず多くのかぶらが虫に食われています。


<白菜に根切り虫か>
10月24日 第3回目に定植した白菜の内6株ほどがしおれているので引き抜いてみると根切り虫?に食べられているのか簡単に根の部分が切れてしまいました。しかし採取した白菜の中を割っても害虫が発見できないので害虫なのか病気なのかはっきり分かりませんので対策はどうすればいいのか分からず困っています。
 
撤去した後4回目に播種した白菜を移植しました。




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室内水耕栽培30 (H24.10.18~11.07)

2012年11月06日 | 室内水耕栽培
<金町小かぶを収穫>
11月7日 育てている金町小かぶをすべて収獲する。9月10日に種まきしていますのですでに2か月近くたっていますがまだ小さいかぶらが多い。一方同じ苗ですが屋上で育て今日収穫した蕪(下右)はかなり大きく成長していますので根菜類の室内栽培は課題が多い。
 

<イチゴの様子>
11月6日 イチゴの様子ですが特に変化はありません。


<シイタケ原木をレタス工房に>
11月6日 原木を1日浸水させたのでレタス工房の端に立てかけておきました。コモがないので裸の状態です。(コモの代わりになる吸水性・通気性のある厚手の生地でも探してみます)室内は温度19.7度、湿度76%なので環境としては十分ではないかと思います。後は果報は寝てまでです。
 
ホームセンター「コーナン」に立ち寄ると藁のコモを売っていたので購入(1枚480円)、早速霧を吹いて原木に巻きつける。
 

<レタスの様子>
11月5日 4回目のレタスですがリーフレタスは収穫できる100gに成長しましたがはやり今までと同じで平面的に広がったリーフレタスになっています。これは蛍光灯の光度不足からくる徒長なのかもしれないので次回はLEDで育てて比較してみるつもり。
 
玉レタスは200gに育っていますが中を割ってみるとまだ結球には程遠り状態で300g以上に育てる必要があります。
 

<椎茸の植菌済原木購入>
11月4日 ログハウスからの帰り、ホームセンター「コメリ」で椎茸の原木(森産業しいたけの成る木)を5本購入。5本で6000円。添付のマニュアルによると椎茸原木を1日水に浸したあと乾燥しないようにコモネットなどで囲んでいると1か月以内に発芽生育して収穫できるとのこと。栽培環境は温度10-20度、湿度75%とあるのでレタス工房の中が丁度良い環境なのでその中で育てようと思います。浸水操作→発芽→育成→収穫の後1か月ほど休養させるとまた同じサイクルで栽培を続けれるとのことです。結果が楽しみです。
水に浸す水槽がないのでゴミ箱で代用。


<レタスの種まき>
11月1日 第5回目のレタスの種まきを行う。タキイのリーフレタス「マザーレッド」と「マザーグリーン」、玉レタスの「スターレイ」です。

<ケールの比較>
11月1日 同じ苗を室内(メタルハライドランプ使用)と屋上で栽培したケールの比較です。屋上のケールは毎日ジュースにしていただいておりますが室内栽培のケールはまだ収穫できる大きさには成長していません。
 

<ミニ人参ピッコロ>
11月1日 二十日大根同様9月10日に種まきして50日になるミニ人参ですがまだ写真のような状態でようやく人参らしき姿になり始めました。人参は成長が遅いので恐らく収穫までにはまだ30日以上かかるでしょうから人参の室内栽培はコスト面から判断して断念すべきでしょう。二十日大根の方は育て方によっては35日位で収穫できる可能性もありますので再度挑戦してみようと思っています。栽培方法はNFT方式です。
 
一番大きく育っている人参でもこんなものですから。


<五十日大根?>
10月31日 最後の二十日大根を収穫する。9月10日に種まきしているので50日になります。これで播種した大根はすべて収獲したことになりますが恐らく日にちが経っているのでかなり固くなっているのではないかと思われます。二十日大根はサラダなどにしますのでみずみずしさと柔らかさが必要です。そしてできれば二十日でなくても三十日位に収穫したいものです。


<大阪シロ菜を定植>
10月30日 先日種まきした大阪しろ菜とホウレン草が発芽してきたので定植する。大阪シロ菜は1昨年の種でしたのでやはり発芽率が良くない。種は毎年要る分だけを購入する方がいいのですがついつい多く買って残してしまいます。

<イチゴ「女峰」を定植>
10月29日 注文していたイチゴの苗が到着したので早速培養土を水洗いして完全に落とした後ネットポットにいれて定植しました。これで「紅ほっぺ」と合わせて6株を植え付けましたがうまく育ってくれるといいのですが。当面はLEDで育てそのあとはメタルハライドで育てて行く予定。
 

<リーフレタスの形状>
10月29日 先月24日に種まきして1か月以上たちぼちぼち収穫出来そうな大きさになってきています。ただ最近気になっているのはリーフレタスの形状で植物工場で栽培され市販されているリーフレタスをみてもいかにも葉物野菜というか平面的でボリューム感に欠けています。ところが例えばタキイ種苗のカタログ写真(下左写真)を見るとリーフレタスは結構球状に育っていてボリューム感があります。右の収獲したリーフレタスは収獲には少し早いとはいえ同じリーフレタスには見えません。
 
サラダ菜にしてもリーフレタスにしても私が育てているのは100g前後で収穫しているのですがどうみてもボリューム感に欠けています。やはり蛍光灯なので徒長しているのでしょうか。どうすればメーカー写真のようなボリューム感のあるレタスに育て上げることができるのかこれも今後の研究課題です。
 
玉レタスについては今回は定植スペースを広くとったので以前よりもうまく結球してくれるのではないかと期待しています。


<なっぱ工房>
10月29日 新しく作った栽培室は「なっぱ工房」と命名。葉物野菜を中心に栽培するので適当な名前かと思います。今の所ほうれん草とミズナおよび春菊などを育てています。
  

<金町小かぶの比較>
10月26日 同じ日に同じ苗を定植しているのですが室内と屋上ではかくも成長が違っています。何といっても太陽光の威力は素晴らしいとしか言いようがありません。
 
屋上のかぶらは収穫できる大きさに育っています。


<イチゴ「紅ほっぺ」を移植>
10月26日 屋上では冬場の管理ができないのでないかと思いイチゴ「紅ほっぺ」3株を室内に移植しました。初めてですのでうまくできるか自信はありませんがとりあえずLEDライトで育ててみようと思います。うまく年内に収穫できればいいのですが。マニュアルなどを読んでみると温度管理と養液管理がポイントのようでとりわけEC値は0.5~0.8で管理する必要があるのでイチゴ単独で育てることに。養液の点滴はエアポンプ用の分岐を使用して直接ポットに注ぐようにしました。また回数は2時間に15分を1日8回と設定しています。酸素吸収量が多いとのことなのでエアポンプとストンを養液に設置して溶存酸素量を増やすようにしています。この状態でしばらく様子を見ることにします。サカタにイチゴ「女峰」を3株追加注文しましたので入荷すれば横に定植し今年は6株で収穫できるか試してみます。
 

<モロヘイヤとケール>
10月25日 先月の26日29日に種まきしたモロヘイヤとケールの様子です。モロヘイヤはまだ種まき後1か月ですから完全に成長するにはまだまだ日数が要りますが室温が少し低くなり始めていますので夏野菜のモロヘイヤがうまく成長してくれるか心配です。とりあえず数枚収穫していただくことに。ケールはジュースにするにはまだまだ日数がかかります。
 

モロヘイヤはお浸しにして夕食にいただく。


<省エネクーラー>
10月25日 設置後1日たっての電気消費量を見ると24時間で1.6kwhで電気代にして35円、これなら1か月1000円程度で収まりそうです。21度設定ですが室温は19.8℃を示しています。レタス工房で使っているのは中古品クーラーですが今回設置したクーラーはシャープの新製品なので省エネ技術が1,2年で格段に進歩しているのか広さは倍以上なのに消費電力は半分になっていますから電気代が気になるときだけに有難いことです。


<二十日大根収穫>
10月24日 9月10日に播種して40日余りにもなりかなり大きく成長してもはや二十日大根と呼べないほどの物もありますがとりあえず残りの内半分ほどを収穫する。金町小かぶはまだ収穫できる状態にはなっていない。やはり室内での根菜類の栽培は例え二十日大根や小かぶのようなものでも時間がかかりすぎて電気代がかさみます。


収穫した二十日大根「アイシクル」は大根部分は輪切りにして鯖と一緒に味噌煮にしてもらい、葉はお浸しにして胡麻和えにしてもらって夕食でいただく。
 

<野菜工房にクーラー設置>
10月24日 待望のクーラーが設置されました。室温20℃に設定。これで野菜の栽培が可能になりました。クーラーを入れて2時間もすれば室温は30℃から一気に21度へ。改めてクーラーの威力のすごさを感じる。とりあえずエコワットも取り付け消費電力を測定することに。


<電力消費量>
10月22日 レタス工房に空調機を7月23日に取り付けて今日で3か月余り91日になります。9月11日に調べた時は50日で187KWで1日当り3.74KWでしたが今日エコワットの累計をみると2184時間で消費電力は285KWになっています。91日で285KWですから1日当り3.13KWに減少しています。月額にすると2000円強です。恐らく通年で計算すると月2000円を下回るのではないかと思いますがそれでも空調に月2000円。償却費を含むと2500円、80株育てて1株当たり30円強です。来年は関電が家庭向け1割、事業所向け2割の値上げを打ち出していますので電気代がかさむこと必至です。

<蛍光灯の発熱量>
10月21日 新しく作った水耕栽培室にはまだクーラーが取り付けられていませんが発芽してきたほうれん草とミズナを定植して蛍光灯を点灯させたところ4時間足らずで室温が24度から31度に上昇しました。これでは野菜の栽培環境としては高温すぎるので徒長原因になってしまいますが24日にクーラーを取り付けるのでそれまでの間だけと思っていますがそれでも蛍光灯の発熱量は思った以上に大きいようです。ですから冬場でも植物工場では冷房が必要です。現在栽培室の中には40W2灯式が8台点灯しています。東芝ライテックの資料(照明の熱計算)によると40W2灯用蛍光灯の照明熱は73.1kcal/hですので8台を4時間照射すれば73.1×8×4=2339kcalになります。この熱が部屋の温度を上昇させています。栽培室の大きさは13.8㎥、1㎥の空気を1℃上げるに必要な熱量は0.24kcal/kg℃×1.2kg/㎥=0.288kcal、放出される熱は設置器材・壁面・養液および空気のすべてを暖めますので何%が空気を暖めるのに使われるか分かりませんので正しい計算はできませんがいずれにしろ蛍光灯から放出される熱はかなりのもので空調を設置しないと蛍光灯の表面温度近くまで温度が上昇していくということになりそうです。・・・・・勉強しなおして後日記載することにします。

<レタスは株間を広げて定植>
10月19日 第4回目のレタスは思い切って株間を広げて定植しなおしました。パネルに従来は18株定植していましたが今回は12株にして株間を20~25㎝位に広げました。この状態なら結球レタスに育ってくれると思うのです。通常の土耕栽培なら30㎝位の株間で植えているようですからそれに比べるとこれでもまだまだ詰めすぎかもしれませんが。
  


<二十日大根・金町小かぶなど>
10月19日 9月10日に種まきした二十日大根・金町小かぶ・ミニ人参ですがまだ完全に育ちきっていません。特に人参はまだまだという状態です。光源をメタルハライドに変えましたがさほど変化はありません。





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