水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

屋上菜園21 (H23.8.1~8.31)

2011年08月31日 | 屋外水耕栽培

<遮光ネットを購入>
8月1日 レタスから小松菜・チンゲン菜までひ弱な苗はこの暑さに耐えられず枯れてしまったので遅きに失しましたが「遮光ネット」を購入しトロ舟の防虫ネットの上に掛けました。直射日光を50%カットするとのことですのでかなり効果が期待できそうです。今から定植するキャベツも暑さで枯らしてはいけないので遮光ネットで少しでも暑さをさえぎるようにして育てたいと思います。

8月2日 キャベツを遮光ネットを張ったトロ舟に定植しました。

8月8日 一時日焼けして白くなっていた有機水耕栽培のキャベツの葉も色を取り戻してきました。やはり遮光ネットのお陰で日差しが緩和された結果です。


<花火大会に向けて屋上を整理整頓>
今週末には淀川花火大会がありますので観覧席確保と蚊の駆除を兼ねて屋上の整理を行う。


<まだまだ元気なキュウリ>
もう今年は最後といいながらその後も結構よく実っていていまだに毎日5,6本は収穫できています。
 

<切り戻しの茄子を収穫>
8月2日 切り戻したナスも実ってきましたので本日4本ほど収穫しました。


8月3日 本日の収穫ですがナスも昨日に続いて収穫できています。オクラも収穫量が減ってきました。


<葉菜類が育っていない>
8月3日 この6日に花火大会があり何時も焼肉をするのでチシャが必須アイテムなので例年この時期に併せて育てていたのですが今年は残念ながら育っていない。時期を間違ったこともあるがとにかく暑さで苗がしおれてしまったことやレタス類がうまく発芽してくれなかったことなどが原因ですがこの時期は葉ものについてはうまく育たずややいらついています。夏場は室内での水耕栽培は止めて屋上のみとしましたがこれがやはり裏目というか再考の余地ありです。
レタスは難しいので「味美菜」と「チンゲン菜」を播種する。種袋のまき時を見る限り「大阪しろ菜」や「小松菜」も大丈夫なようです。レタス類はこの猛暑時期は避け屋上では8月下旬からの秋播きということになりそうです。

<サツマイモが大きく育ち始めています>
8月3日 サツマイモの葉を大きく茂らせるようになって来ました。


8月16日 本日の様子です。


<番外 第23回なにわ淀川花火大会>
8月6日 本日は第23回目の「ないわ淀川花火大会」です。夕方7時50分から8時40分まで50分の間に2万発が打ち上げられる壮大な花火大会で観覧者も60万人を超すのでないかと言われています。弊社の屋上は花火を真正面に眺めることが出来る最高の立地で今のなにわ淀川花火大会が始まる前の昭和時代の十三どんとこまつりの時代から25年以上も屋上で花火を楽しんできました。今年のプログラムを見ると100分の1秒の連射とか、日本屈指の花火芸術の披露とかもあり何よりもフィナーレの4分間に4000発は圧巻です。今年は水耕栽培スペースを増やしたので場所確保が問題でしたがスイカ・かぼちゃなどを片付けておりましたので何とかテーブル10客・椅子40脚分は確保できました。花火の様子は友人の阿智胡地亭さんがブロクに投稿されていますのでこちらからご覧ください。
当日の屋上の様子です。焼肉に使用したピーマン・なすは勿論自家製ですが来年はトウモロコシも作って欲しいとの要望がありましたので挑戦して見たいと思います。




<ナスも夏ばてか>
8月10日 7月25日に定植したなすの苗に元気がない。あまりにも暑すぎるので葉が日焼けしてしまい大きく成長できないのかもしれません。秋茄子をきたいしましたがどうも駄目なようです。また切り戻しをしたナスも葉を落としすぎたためか3,4本を除いてやはり葉に元気がない。なすがいずれも夏ばて状態です。元気のないナス6本を撤去する。
 

<チンゲン菜・味美菜も夏ばてへたり気味>
8月12日 先日定植したチンゲン菜と味美菜も遮光ネットをしているのですが何しろ液温がかなり上昇しているためか若葉に元気がない。すでに黄色くなっているのもかなり有る。今年はどうも昨年より暑いようだ。元気よい成長がこれでは望めない。9月までは新規に苗を植えても育つのが難しそうだ。

若葉が黄色くなっているチンゲン菜

8月31日 結局チンゲン菜も味美菜も廃棄しましたがこれも暑さだけではなくウレタン培地の吸水性にも原因があったかも知れません。吸水力が弱いので根に水分が回らず根が成長できずに枯れたしまったとも考えられる。

<ミニトマト・ナスなどを整理>
8月16日 心配していた後から植えたなすもようやく元気になってくれています。しかし切り戻しに失敗したやすや元気のないミニトマトなどを撤去整理しました。保冷箱を日干し殺菌しています。
 


<つるなしインゲンを収穫>
8月16日 つるありと間違って播種した「つるなしインゲン」も順調に育っていて本日インゲンを初収穫。
 

<ピーマン・しし唐も終わりかけ>
8月16日 育ちすぎるほど育ってくれたピーマン・しし唐ですが多すぎて収穫しないものですから熟れて赤くなった実が増えてきました。そろそろ終わりに近づいています。


<白菜・大根を播種>
8月17日 まだ少し早いのですが昨年購入した種が残っていたので白菜の「きらぼし65」を播種する。昨年のブログに記載があったように今年は計画的に3回に分けて播種育苗していきたいと思います。8月20日(11月初旬収穫)・9月10日(11月下旬収穫)・10月10日(12月下旬収穫)の3回で1回に30株定植・20株収穫の予定。
また大根についても昨年のブログ(大根の水耕栽培1 H22.9.7 ~10.29)で反省として次のように記載していますので昨年育てた「三太郎」の残り種を播いておきました。

▼注意! 大根の播種時期
まず何よりも今年は播種時期が遅れました。葉の生長を考えると8月中旬には種蒔きをしておく必要があります。また今年のように一気に種をまくのではなく来年は盆明けから10日ごとに20粒ずつ10月10日頃まで5回に分けて播くことです。そうすることで収穫も分散でき長い期間収穫できますしいろいろと試行錯誤も可能です。


<まだまだ元気なオクラときゅうり>
8月19日 オクラの花が毎日咲いて当分収穫できそうです。きゅうりの「フリーダム」もよく茂って緑のカーテンになっています。毎日5,6本は収穫できています。
 

8月26日 オクラのトロ舟の片付けたい所ですが毎日花が咲いていますのでしばらく様子を見ることに。


<プログ公開2周年>
8月21日 一昨年の5月から自分なりの菜園日誌としてプログの作成を開始し8月21日に公開して本日で丁度2年になります。その間ご訪問いただいた方は延95995名、ご閲覧いただいた回数は191998回(8月20日現在)になっております。この多くの方に見ていただいていることで根気の無い私もこのブログを書き続けることができました。有難うございました。この一年間が最初の年に比べいずれも倍増しております。水耕栽培をなされている方に少しでもお役に立っているのであれば幸いです。

8月25日 播種していた第1回目の大根・白菜が発芽したので育苗床に移す。1週間ほど育てた後屋上のトロ舟や保冷箱に定植しようと思います。
 

8月26日 大根・白菜の定植もあるのでそろそろ屋上の整理にかかることにしました。元気なきゅうり・なすを除いて夏物は撤去。白菜定植用のトロ舟です。


<元気に育っているキャベツ>
8月26日 今年初めての挑戦ですが種から育てているキャベツの「彩峰」は順調に育っています。定植板1枚に6株定植していますがこれではどうも多すぎるようなので4株にして2株は他へ移植する必要がありそうです。とりあえず4株を移植。うまく育ってくれるかどうか心配ですが。
 

<オクラ・ゴーヤを撤去>
8月28日 まだ収穫が望めますがオクラとゴーヤを撤去する。根はトロ舟や保冷箱の中一杯に育っていて見たところどちらも病気に犯されず順調に育っていたことが分かります。ただゴーヤの方には少し青藻が付いていました。
 


<サツマイモは元気そうです>
8月28日 サツマイモがもっと大きく育つように横のトロ舟を移設。


<白菜を定植>
8月28日 育苗棚で育てていた白菜の「きらぼし65」と大根の「三太郎」を屋上のトロ舟に移植する。まだ日差しがきついので暑さに負けず育ってくれるか少し心配です。
 

8月29日 26日に播種した「金町小かぶ」と「スワン」が発芽してきたので育苗棚に移す。

<秋モードへ すっかり片付いた屋上>
8月29日 屋上菜園ではきゅうりとナスを除いて夏物はすべて撤去しすっかり秋モードのなりました。栽培しているのはキュウリ・ナス・サツマイモ以外ではキャベツと白菜・大根です。トロ舟ではキャベツ・白菜・ネギ・春菊・ミズナを、発泡保冷箱ではかぶらと大根を育てる予定。
 

8月31日 スワンは保冷箱に、金町小かぶはトロ舟に定植すす。先日定植した白菜も強し日差しに負けず何とか育っているようです。

<台風対策>
8月31日 台風の前兆なのかかなり強い風が吹いているので保冷箱や空のトロ舟が飛ばされないように水を入れたりネットの留めを補強するなど台風襲来に備える。キュウリも飛ばされそうなので撤去しました。すっかり片付いた屋上です。
 



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室内人工培土栽培5 (H23.8.6~9.20)

2011年08月16日 | ヴェルデナイト

8月6日 人工培土ベルデナイトを使った栽培を再開することにしました。今回も光源としては蛍光灯を使用し、栽培床も前回と同じPP製の収納容器を使用。養液の給排水は行わず元肥をベルデナイトに混ぜ込んで後は水分補給のみとします。(参照:食品工業NEO 植物工場 人工土壌「ベルデナイト」を用いた完全閉鎖系植物工場)
給水は手動で状態を見ながら行うことにします。肥料として水耕栽培用の大塚の肥料以外持ち合わせがないのでサカタのカタログを見て「マイガーデン野菜用」と土壌改良剤「ハイテクバイオエース」を発注する。肥料がとどけばレタスと小かぶを植えてみたいと思います。


8月12日 この秋は人参・大根といった根菜類もこのベルデナイトを使って育ててみたいと思います。特に人参は屋上での水耕栽培ではうまくいかなかったので今年はこの人工培土を使っての栽培に取り組みたいと思います。大型工具箱4台を使って栽培床にし、光源としてはメタルハライドを使用。ベルデナイトも400㍑位手配の必要あり。


8月16日 栽培スペースを倉庫の一角に移したので端の部分をベルデナイト栽培スペースにしました。根菜類栽培スペースと葉野菜栽培スペースとして栽培棚を2台用意。手始めにレタスを播種しました。
 

今回使用した肥料は苦土石灰・住友マイガーデン・サカタのバイオエースです。


8月19日 芽が出てきました。


8月25日 ベルデナイトによる葉野菜の栽培は止めて人参・ゴボウ・大根など根菜類の栽培に今年は取り組んでみようと思います。PPの衣装ケースは循環式の栽培棚として使用することして折角芽が出てきましたがレタスは撤去。

9月20日 メタルハライドをレタス栽培に使用することになりベルデナイトを使っての根菜類の栽培は中断しました。
改めて検討することにします。
 


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