もともと、忠臣蔵の歌舞伎芝居の合間に挟まれた物。
祇園町茶屋の座敷。
賑わいの最中、幇間が酒宴の座興にと鳥刺しの風を踊るご趣向。
長い枝の先に鳥もちを付けて小鳥を捕る様子を見せながら、朝帰りのお大尽や頬被りで忍んでくる客など、色街の風俗を洒脱に踊り尽くして宴席を沸かせます。
西川鯉好
何度目かの再演、十八番といってよい演目です。
が、何と言っても米寿目前、しかも久し振りの大舞台とあって、観客の年齢を感じさせない舞台だとのお褒めの言葉にも、「イヤイヤ、思ったように踊れてない、次こそは!」と申してました。
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