日本舞踊 西川鯉男 お稽古場

伝統芸能の日舞を楽しく学ぶお稽古場の雰囲気をお伝えしたいと思います。鯉絵の「独り言」も織り交ぜて、、、

目指す所は 「江戸の四季」

2008-05-17 00:04:23 | 日本舞踊
故鯉三郎家元は歌舞伎の出という事もあり、ストーリー性のある日本舞踊、意味の分かる日本舞踊、芝居心を大事にしているのが西川流、鯉三郎派の魅力です。ただきちんと踊るだけなら個性が無くて詰まらない、役になりきる、自分を表現するって面白く一生勉強できる奥行きです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春 「江戸の四季」

2008-05-16 23:52:07 | 日本舞踊
芸者じゃない、女郎でもない、娘でない、年増でない、茶汲み女の粋とかわいらしさを短い小唄の中でしかも素踊りで表現するのは至難の業!父鯉男の振付を壊さないで踊れたでしょうか?日本舞踊って奥が深いんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐れ多いのですが「江戸の四季」

2008-05-15 00:42:57 | 日本舞踊
お歴々の中に私が入れて頂きました。申し訳ない限りですが、芸暦なら半世紀となればまあお許しくださいませ。
鯉男振り付けの「笠森おせん」です。春の花ビラ散る中に春信描く姿絵のおせんは当時江戸の人気者でした。せり上がりで登場し、まるで姿絵を見るように静止してそれから動き出して日本舞踊が始まり、また最後に絵に戻る、、、家元の作品にも多く見られるパターンです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次の出番も、、「江戸の四季」

2008-05-14 09:54:39 | 日本舞踊
日本舞踊では男性が素踊りを踊る時、鬘を被らず、紋付袴というイデタチが正式です。女性は素踊りといっても白塗りで女形なら高島田にお引き摺り、立ち役なら前割れとなります。で、この後壽之先生は「貸浴衣汗雷」の小猿七之助で衣装着けとなるため、鬘を被ってからの整髪は時間が掛かるので、本来ならこういった演目の順番は初心者からベテランへと並べるのですが、これだけの大師匠たちの演目ながら、番組の真ん中になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪の大師匠「江戸の四季」

2008-05-13 11:32:09 | 日本舞踊
壽之助先生は大阪に拠点を置くこれまた父の後輩の大師匠です。鯉男会にはよくご出演頂いてました。素踊りの紋付袴は多くの場合が自前なんですが、和、洋服共におしゃれな先生ならではの衣装ですね。演目は「秋の七草」、女形の優雅な品の良い踊りを見せてくださいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかるさん、大当たり「江戸の四季」

2008-05-12 00:06:38 | 日本舞踊
現在、「おかる」という割烹のお店を赤坂から引っ越して、神宮前で経営している眞紗緒さんはおかるちゃんとも呼ばれています。お料理は美味しいし、話は楽しいし、あの女将さんがこんな踊りの名手とはビックリしたお客様もいたのではないでしょうか?
この踊りも父鯉男の振付で、夏の八幡祭りの頃、お神輿の喧嘩を止めるほろ酔い加減の鉄火肌の芸者が、ちょっと色っぽさも見せる振りが見せ場でしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「江戸の四季」夏は「辰巳の左褄」

2008-05-11 22:50:54 | 日本舞踊
江戸城から見て辰巳の方角、つまりは深川(門前仲町辺り)の芸者さんというタイトル。芸を売っても身は売らないという意味で、芸者さんは長い裾を左手で持って居ました。踊るは父鯉男の一番弟子ともいえる眞紗緒さんで、父に付いて通いの内弟子のように修行をしてご自身の会も主催していた師範のかたです。娘道成寺やかさね、落人、鷺娘ほんと色々のものを踊られました。小唄ぶりでは勿体ない実力者で、もっと長い踊りを拝見したかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年齢のことは「江戸の四季」

2008-05-10 01:22:40 | 日本舞踊
鯉之祐先生の年をばらすと、怒られそうですが、なんでこんなに青年ぽいの?って言いたくなるお年頃なんですよ。今回の追善では見えない所でもサブして頂いて、芸だけでなくお人柄の良さに母と二人で感謝、感謝でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中盤に「江戸の四季」

2008-05-10 01:07:54 | 日本舞踊
春夏秋冬の小唄を4つ並べて一つの演目とし、江戸の情緒を感じていただくベテラン勢の舞台です。まず一番手は鯉之祐先生(父鯉男の後輩で国立大劇場でご自身の会をする西川流の高弟)とは贅沢です。随分鯉男会にも賛助出演していただいてました。「門松」でお正月気分を素踊りでかっちりと、気持ちの良い踊りの大師匠です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変化に富んだ「松竹梅」

2008-05-08 01:08:56 | 日本舞踊
長絹を着て二人でせりで登場、長絹のまま一人が踊り、引っ込むと別の一人が長絹を脱いで着物で括弧をつけて踊り、次は長絹を脱いで家紋を染め抜いた手ぬぐいでしっとりと踊っているともう一人も手ぬぐいを持って参加して二人となり、次が肌脱ぎして梅の笠で華やかに踊り、最後は扇で舞い納めます。鯉男が振付の腕を発揮した一幕で、一人立ちで踊る事もある鯉男会の人気曲です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする