小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

スリランカ事情

2014年02月12日 | 社会
 長年の積み立てが一定金額になったこと、それと、もう一つの事情からスリランカ国を(2月8日から)訪問する事となりました。

 もう一つの事情とは、APUに在学していたスリランカの前留学生(現在、日本国内で就職)が、スリランカ(人口約2033万人)で野球(野球人口約2000人程度)を振興できればという思いを我々の同僚に伝えていました。

 これを聞きつけた同僚が、であるならば余っている野球道具等があれば集めて送ってあげたらどうだろうと思い立ち、県庁内を中心に募集したところ、何と段ボール箱約30箱にも及ぶ野球道具類が集まりました。

 これを送付するにはお金も大量に必要ですが、それにしても、スリランカという国がどのような国情にあるのか、一度訪ねてみようとなり、所属する県民クラブの有志で、これまでの積み立て金を活用し訪問する事となったものです。

 当初の日程では、スリランカのチームと親善交流試合や交流を計画しようとしましたが、旅行日程の都合と相手方の都合が折り合わずそれは叶いませんでした。しかし、今回の訪問でスリランカの国がどのような国であるか、改めて知る事ができました。

 ご承知の通り、以前は「セイロン」と呼ばれていた国で、首都は「スリジャヤワルダナプラコッテ」です。我々が社会科で習った頃の「コロンボ」から30年くらい前に遷都しており、通貨は、スリランカ・ルピー。日本円の0.8程度の通貨。

 ギリシヤやダンラップ黄金寺院、ピンナワラの象の孤児院など、世界遺産にその数多く(12地域)が指定されており、国際的に観光客の多さではびっくりする程です。

 中でも「キャンディ」は、キャンディ市街そのものが世界遺産になっており、その賑わいも相当なものがありました。街そのものに活気があって、発展途上国特有の雰囲気がありましたが、日本の昭和50年代初頭(日本のバブル経済前)の頃を思わせる感じがしました。    つづく