脳に悪い7つの習慣
林 成之著 幻冬舎新書 P50より引用
ISBN978-4-344-98144-7 740円+税
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表情も暗いと脳も雲る
私が救命救急センターに在籍し
ていたころ、スタッフに課して
いた習慣があります。それは
「出勤前に必ず、鏡の前で最高
の笑顔をつくってくること」です。
一人で鏡の前に立って笑うとい
うのは、一見、奇妙に見えるか
もしれません。しかしこれは、
脳医学に基づいた脳の働きを高
める方法なのです。(略)
実は私も、昔は表情が硬いタイ
プでした。家にいるときは、い
つも着物を着て角帯を締め、難
しい顔をしていたのです。とこ
ろが、単身アメリカに渡ってみ
ると、証明写真ですらにっこり
と笑って撮影するお国柄。同僚
たちは、いつも笑顔でユーモア
溢れる会話を楽しんでいます。(略)
皆さんも、まずは朝、鏡に向か
ったとき顔をマッサージし、最
高の笑顔をつくる練習をするこ
とから初めてみてください。(略)
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▼脳というのは意外に単純に出
来ていて、笑顔をすることで脳
がhappyになるのかもしれません。
相棒に聞いてみたら、「私は客
商売だからいつもチェックは怠
らない」ということでした。習
慣になっているようでう。そう
なればしめたものです。私も昔、
在職中にクレームのお客さんに
電話で呼び出されて私の顔も多
分引きつっていたようです。で
もたまたま笑顔を見せることが
あってそれからいいお付き合い
が始まりました。やはり笑顔が
なによりですね。またある人は
ほんとにいつも笑顔の方が見え
ました。真似をしようとしても
なかなかできるものではありま
せんでした。でも心がけたいも
のでう。早速毎朝鏡で練習して
みよう。
こめぞう