間もなく二百十日、台風の到来時期でありダイコン等の種蒔き時期でもある。台風はご承知のように10号が発生し迷走中、予報によれば二百十日前後に直撃予定だ。ダイコン等の種蒔きだが、なんぼ何でも台風時に種蒔きともいくまい。しばらく見合わせが必要だろう。しかも今年の夏は酷暑だった。未だ夏の熱気は取れてはいない。もう少し気温が下がらないと、発芽困難であろう。いずれにしても、当面は待機を図るべきだろうかと。
待機は待機としても下準備は必要だ。何せ予定地は雑草の山、まずもって雑草の処分から始めねばならない。気温は30数度、未だ真夏の状態だ。草刈りをするにしても、刈払機を振り回すだけでくたびれ果てる。1時間も作業すれば汗だくとなり、呼吸困難に。休みの頻度が激しく効率の悪いこと、春秋の作業とは格段の相違だ。
予定地はタマネギの跡地、収穫後放置してたので雑草が蔓延り、四方に根を張りまくっている。平面はまだしも局面は刈り取れない。畝の上部は刈り取れるが溝(通路部分)はカーブしており、刈払機での処理は難しい。結局、座り込んでの手鎌作戦とならざるを得ないのだ。太陽光線は直撃、汗はダラダラ、風はサッパリ、喉はからから・・・・・・・条件的に非常に厳しい。タオルで汗をふきつつ徐々に作業を進める。全く以て熱中症で倒れないのが不思議なぐらいだ。
タマネギの収穫から2ヶ月半余り、放置状態だった跡地は雑草の天国だった。雑草も2ヶ月を超えるとヤマンバ状態となってくる。何処かの会社のお局さんと同様だ。うかうか手を出そうものなら、強烈なしっぺ返しが待っている。気を引き締めて刈払機を装着する。やはり雑草の根が固い。一度や二度チップソーで切り込んでも切れてはくれない。力技での刈り取りとなってくる。
表面的には刈り取れた模様だ。だがしぶとい根っこは未だ残っている。溝部分と同様で、最終的には手鎌処理とならざるを得ないだろう。耕地の予定は、ダイコン、カブ、ニンニク、の3種類だ。無事に収穫へと到るには、まだまだ準備作業が不可欠なようだ。