木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

サルスベリ満開

2024年08月23日 05時13分22秒 | 耕作放棄地

人様によって好き嫌いはあるかと思うが、この暑い時期農園周辺でも咲き誇る花々が多少は存在する。その一つがサルスベリの花、ご承知のように今時分に白い花と赤い花を咲かせる。幹には特徴があって、金色に光り輝く独特な色彩だ。ツルツルして滑りやすそうなのも同じく特徴なのかも。名称のサルスベリだが、この特徴から来ているようだ。木登り名人の猿でも滑り落ちるから、サルスベリと名付けられたとか何とか。実際には難なく登れるようで、イメージから来る俗な印象なんだろう。

ムラの農園への街路沿いでは、子狸の知る範囲で5ヶ所程サルスベリが存在する。内4本が赤で1本が白だ。これまでサルスベリを撮影しようと思えば、奈良・葛城市の石光寺まで出向いていた。しかしながらこの暑さでは遠出する気力も失せ、近場で間に合わそうかと。

対象に選んだのは消防署の近くにある民家の庭先、府道沿いの田圃端にある。難儀なのは結構通行量が見込まれ路肩も狭い。無理を承知でハザートを点滅させ、しばらく我慢して貰うことに。制限時間は5分から7分程度、ご通行の皆様申し訳ございません。

真夏の暑い時期に真っ赤なサルスベリの花、何をそんなもの暑苦しいのに・・・・・と思われるのが一般的だろう。子狸も同意するが、灼熱の空気感とサルスベリの花とは不思議とマッチするのだ。夏場は咲き誇る花々が少ないという事情もあるだろうが、個人的な好みが大きいかな。白は白で清楚な雰囲気を持ったサルスベリ、赤は赤で情熱を秘めたサルスベリ・・・・・そんな雰囲気だろうか。沖縄地方に咲き誇るというハイピスカスのもたらすイメージに近いだろうかと思う。

上述した石光寺のサルスベリだが、地元のブロガー氏の情報によると、今年は多分だが暑さの故か不作だそうな。山門脇の真っ赤なサルスベリ、到って元気が無いようで、今年は見学を見送った方が望ましいとか何とか。

 

 

 

 

 

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