先般、梨の実についてレポートしたが、その後の状況は・・・・と気になっておられるだろう。実は、地主の婆様には無断拝借とはなるが、1個を頂戴してきた。果たして梨なのか食べられる代物なのか、気になってきたのだ。刑法第235条、他人の財物を窃取した者は・・・・・とかの対象となるかも知れないが、お許しを。梨は全部で十数個なっている。樹高が3~4メートル程度の若木だから、満載と表現しても良いのでは無かろうか。外観上は立派な梨の実に見えてくる。
持ち帰った1個が下記の画像、推測で10センチ程度と表現したが、実測してみたら10センチも無かった。目測の不十分さ、視力も低下しているようだ。メジャ-で測ってみると直径6センチ、熟成状態では無い。サイズから言えば成長期途上と言った案配かな。植え込まれた梨の木は品種がどうなのかは不明だが、一般論では今時分が収穫期、目前の梨も最大限のサイズだろう。つまり最初の実りでもあり、樹木としては此処までの成長が限界かなと思える。水も肥料も投入しない「ほったらかし栽培」なので、無理も無いだろう。
半分に割ってみた。内容はどう見ても梨の実だ。梨に間違いない模様。小粒で不十分とは思えるが、少しだけ囓ってみた。水気があって梨の実の雰囲気満載、但し、瑞々しい梨の実の特徴は無い。味は酸っぱいような苦いような・・・・・・・とてもじゃないが食べれるような食味では無い。サイズからいっても成長期なので無理も無いのだが。以後の賞味は当然ながら諦めた、残念だが処分の対象だ。
かくして、無断拝借した梨の実だが、無残な検証結果に終わってしまった。但し、可能性は十分存在するので、今後の育成次第だろう。果樹木は手入れや施肥が必要なのは言うまでも無い。存在場所が農園の法面なので参画は容易だ。日々観察できるのもありがたいところ、長期戦で育てていきますか。とりあえず、今回最初の実りを祝して「お礼肥」として化成肥料を散布しておいた。
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