師匠の田圃だが、何時の間にか稲刈りが終わっていた。10月の初旬かと思っていたのだが、熱波の故か早まった模様だ。近くの田圃数枚が綺麗な空き空間となっていた。黄金色の稲穂が全て刈り取られていたのだ。偶然にも、出動を控えた昨日、たった一日で作業が完了したみたいだ。師匠の田圃は恵まれており、コンバインの使用が可能、息子氏の運転で昨日走り回ったのだろう。コンバインは優れた機械で、刈り取り・稲穂の処理・脱穀・袋詰め、の作業を自動で行ってくれる。乗用車1台分の価格はするようだが、省力化の恩恵は計り知れない。稲作農家であれば、備えて置きたいマシーンだ。
綺麗になった田圃を眺めていると息子氏のご登場。語りかけてこられて、1枚の田圃は稲穂を残しているので稲藁として使ってもよろしいよ、との申し出。有り難い言葉であった。毎年のことだが、コンバインを操作して稲藁を処分せず残してくれてる模様。仲間達にメールして収納に来てもらおうと思う。稲藁は貴重な農業用資材、用途は多いのだ。
偶然、出動していた「大御所」にも伝達。彼は早々と稲藁の収納を始めた。スイカやカボチャの栽培に利用する予定だとか。植え付けは来年4月だから、雨天に耐えうる保管場所が必要だ。野小屋の隅に積み上げる予定だろうか。今回、新規入会した「某女史」も稲藁が必要だとの事、一緒に稲藁を集め出した。コンバインから飛び出した状態なので散乱しているのだ。夫婦船よろしく、仲の良い作業は何とも好ましい。
帰宅時に覗いて見たら、大御所の稲藁が積み上がっていた。乾燥させて天候に慣らし、保管場所の準備を行うようだ。こうして積み上げた稲藁だが、不届きにも一部を持ち去る輩の存在もあるようだ。乾燥させていると、何時しか数本が無くなっているとか。現場が農道で多くの人々が通行される由、中には不謹慎な者も存在するようだ。
明日には子狸も少量を頂戴しようかと思う。どちらかというと稲藁よりも籾殻中心だが、あればあったで重宝する資材なのだ。難点は保管場所、雨に濡れない場所が入用なんだがこれが難しい。野積みとならざるを得ないので、大量には頂戴しかねるのだ。
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