鉄道模型工作記録帳

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http://blog.goo.ne.jp/modelicon

Y様所有の太古の昔のキット。東京理工103系

2014-05-11 23:29:00 | 模型工作雑ネタ日誌
考古学的な内容になります。

Y様から教えていただいたことそのまま受け売りの記事です。

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103系のキットのようです。

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ペーパー・・・・?

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なんと、ベークライトのキットだというものです。

電気絶縁材のベークライトをカットしたキットがあったらしいのです。

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接写で見ると、確かに「絶縁ワッシャーやシリンダパッキンで使う」ベークライトです。


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すさまじいマテリアルです・・・。


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メーカー名は軍用模型が多かったらしい、「東京理工」

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仕上げると、案外悪くないものになるシロモノらしいです。
ところが当時は殆ど売れず、処分アイテムに並ぶことも多かったとか・・・。

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プレスボードでもなく、一般ペーパーでもなく、プラでもブラスでもない「ベークライト製品」に、当時のファンは「作れるのか?」という疑問が先に立ったのかもしれません。


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平たい天井板を車体に固定して屋根を再接着。
床板もハメよ。という、なんとなくNのKATO103系とほぼ似た構造なのですが。「全て木とベークライト」というアグレッシブな素材と、ほとんど糊代がないというアバンギャルドな構成が、当時も(今も)相当な難易度を感じさせます。

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この半溝入れた木製部品をくりぬけって、結構・・・かなり厳しい注文です。

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更に、実に割れやすかったらしい・・・。

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紙の紐のようなもの。
これ・・・雨といだそうです・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・。


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窓ガラスは印刷・・・・。


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ドアは金属プレス品なんです。

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構造がアグレッシブというか「理論上はそうなりますよね『理論上は』」

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ちなみに、烏口を用いて色差しせよと。公式に記載した最初の製品だそうです。

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また、当時、HOのDT33はDT22やDT21を流用するとか、「正確に軸距離及び車輪が大きい103系の特徴を再現するパーツが乏しい時代。
「図面上はDT33が車輪デカくて軸距離が長いことを記載した図面を添付していました。
いまでもNゲージの103系はごく一部鉄コレで実現しましたが、9割型「妥協された軸距離と車輪の大きさ」であるくらい、結構な鬼門どころなのですが、

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図面だけとはいえ、妙にマヌケなDT33を書き起こしている図面になっています。

ちなみに103系はDT33が軸距離2300mm車輪910mm
T車のTR62や101系のDT21は軸距離2100mm車輪径860mm
ですね。
案外N世界でも知られていない「異なりポイント」ですが・・・
車輪がでかいから、ボルスタの厚みも異なりますよね。

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当時の記事です。
昭和51年です。


お客様の作品

2014-05-11 23:07:33 | 模型工作雑ネタ日誌
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A様の作品。
谷川製作所のキハ81です。
まだ谷川さんには在庫があるようです。

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烏口でラインが惹かれています。
それ以前に、このキットをここまで綺麗に形になったということ。
実は凄いんです・・・。

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ひかり模型のキハ82は先頭部のみ使用して、車体はフルスクラッチによる糸のこ抜きに依るキハ82-901に化けました。
これまた凄い労作です。

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下回りがKATOというのが今風ですね。


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Nサイズでコンビニで発売された食玩に富山ライトレール台車をハメたところ、ピッタリだった、K様の作品。


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スタイリングはそのままに・・・


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富山ライトレールの動力が勢いフィット。

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よく走る逸品となりました。

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一見、普通のMPギアを装備したようなY様の営団5000系。

よく見ると・・・・

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長谷川モデモ373系のギアボックスを利用していた奇作。
ですからピボット軸受なんです。
373系としては大変騒々しい動力でしたが、このように扱うと非常に静かなギアボックスだったのは驚きです。

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Nでは当たり前の「動力車ピボット」
HOでは結構レアな装備というのはHOユーザーだけの驚きかもしれません。

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K様のスロ52と

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マシ35
フジモデルのキットを床下プラ板新製などでディテールフルに装備し、内装も全自作した労作です。

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美しく内装が装備されています。

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床板はプラ板から新製。

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発電機も改造により分割再接合。枠の新製でエコーパーツが専用品に化かせることに成功しています。

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Y様は車体こそまゆ模型の特製品ですが、台車を日光の近似・近畿車輛KD38を装備して日本車両NA4らしさを再現。



ある修理ED17

2014-04-29 23:20:00 | 模型工作雑ネタ日誌

ある修理品が持ち込まれました。


ED17です。

動作不能ということです。
動作不能といっても・・・既に慣れた感じがしますので「動くことは間違いないことであり」


外見はいじらないという前提があります。


よく持ち込まれる状態の典型です。


解体。
実は下回りはこの後、全て解体してもっとばらばらにしております。


で、あっという間に全てのねじや絶縁材を補充、組み付け。


配線を全てやりなおしてあげると、すんなり快走して終わってしまいます。

https://www.youtube.com/watch?v=1Nz89VTAqfI&feature=youtu.be

こちらにて既に動きました。

部品関連は全て分解清掃、脱脂、再注油。
組みつけに対してはねじすべて点検と適正なねじに置き換え。絶縁材の取替えを行っています。
ねじはともかくとして、段ねじや絶縁材、ギアなどがどうしても通常の市場にはないものばかり使うので、当店はその面で便利かもしれません。

交換部品代は300円で済みました。
施工技術料は別途お見積もりになりました。

このほかに、トミックスDD51の不動車もこの日は修理。
その前の日はKATO_DE10、トミックス_DE10各旧製品の不調車を
さらに同じ日に今回と同じED17の別固体を修理しております。
完全稼動に修理をしております。
こちらは部品交換をせず、修理のみで稼動にまで持ち込めたものですので修理技術料のみで終了しております。
おおよそ技術料は作業1時間当たり2000円程度を頂戴しております。


キハ183系の気になるところ。

2014-04-12 00:27:28 | 模型工作雑ネタ日誌
IMGP1347.JPG
屋根のランボードの色。
水色なんですよ。
北海道の特徴なんですけどね・・・
模型的に結構目立つシロモノです。
ドコモ無視されているんですが、この気色悪い水色がまた心地よいものです。

IMGP1348.JPG
機器類は屋根と同色です。
変に塗り分けると却っておかしいことになります。

ランボードは水色なんですが。

182-0のデッキ側床下なんてあまり見ませんが

2008苗穂工場001.JPG
こんな感じ。
なんとタンクがあるんですよ。
その横にある四角い無粋なものはどうも排煙管の底部のようで、煤落とし箱でしょうか。


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キロの妻面。


検査時のエンジン下回りの塗り分けですが
2008苗穂工場020.JPG
現在は基本が黒。


2008苗穂工場022.JPG
エンジン灰色。
太鼓が銀。
エアインテークっぽいものが黒。
レッツ塗り分け。


IMGP1339.JPG
型式番号は、思ったより上方に有ります。

IMGP1337.JPG
トミックスで完璧に再現されていますが、元々左右同じ加工窓があった車掌室は、このようなバージョンや。

IMGP1353.JPG
このように原型だったり。
煙突長くて細い!

IMGP1346.JPG
反対側は完全に潰されているもの。

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カクカク窓のもの。

03040023.JPG
原型のもの。
なんて違いが有ります。

煙突が見えるくらい長いですね。
183-0は概して細く長いです

ここの窓の違いで原型・カクカク・埋められたもの。の3種類ありますよ。
方向幕の場所違いが、一部あります。
実に後天的で面倒ですね。

でもトミックスは一部を除き再現済みなのがすんごいです。
方向幕の違いは再現しきれなかったようで。


03170015.JPG
奥が原型。
手前がカクカク。

列車無線の有無も見逃せません。
原型は最期は1.2.3.4.5.6.16でした。
現在は3.4が動物園号に残ってますね。


DSCN5019.JPG
白坊主さんこと104の妻面と屋根上。
通気口は板で埋めたタイプですね。
完全埋め込みとこの板埋め込みでほとんどが廃車になっています。
通風口が残ったのは183-1551~1554だけで、あとは全部何らかの形で埋められています。

FH020022.JPG
182-100番代は全て板埋め込み。
そうそう、床下が灰色のまま廃車になったのは182-100では107だけでしたね。
角床下の筒は消火器入れでしょうね。

IM850019.jpg
183-220は完全埋め込みですね。

IM850035.jpg
183-506(406)も完全埋め込み。

IM850034.jpg
排気管が角パイプですね。
あんまり例が無いです。

IM850036.jpg
182-39も完全埋め込み。


RIMG0113.JPG
キロ9も完全埋め込み


P1010102.JPG
183-103は183-100で唯一完全埋め込み。

キハ183-102後面.jpg
183-102は板埋め込み。



IM910004.jpg
182-22も完全埋め込み。

キハ182-901A.JPG
182-901は板埋め込み。

キハ183-2.JPG
183-2も板埋め込み。
ちなみ183-1は完全埋め込み。
182-2は板埋め込み。
182-1は完全埋め込み。

煙突チョット太くてテーパーが付いていてやや短い?
1.2に見られた特徴です。
3からは細くて長くて寸胴の物がついてます。

183系国鉄色4連余市.jpg
最後の国鉄色は妻面バラッバラだったのです。

キハ183-217後端.jpg
183-217は完全埋め込み。

キハ183-1504V.jpg
183-504は完全埋め込み。
500番代だけ排気管角パイプの様子。

キハ183-1552屋根.jpg
右が182-501なんですが完全埋め込みです。
煙突にご注目。
183-1500と1550はこのように細くて短いものが付いています。
1.2と同じもののようです。

キハ184-2.JPG
184-2は完全埋め込みに見せかけて、実は薄っすら板埋め込みです。


函館周辺027.JPG
184-7は板埋め込み

キハ183-1553D.JPG
唯一通風器が原型で残っている183-1553(1551-1554も)


キハ182保留車3両.JPG
182-18は板埋め込み。

2008苗穂工場003.JPG
182-15も完全埋め込み
煙突は182ですから太くてテーパーの付いたものが付いていますね。


キハ183-9衝突-002.jpg
非業の最期を迎えた182-9は完全埋め込み。

非業って、何がと言うと
キハ183-9衝突-003.jpg
謎の事故によりひっそり廃車。

IMGP3324.JPG
右は182-227なんですが、完全埋め込み。
183ですから煙突は細くて長くて寸胴ものが付いていますね。

2008苗穂工場019.JPG
182-16は完全埋め込み


IMG_3528.JPG
183-1502も完全埋め込み


で、182-500番代の屋上機器配置簡易図面。
キッチン製パーツを取り付けるガイドになれば・・・。
って、実にわかりにくいですね。

キハ182-500屋根上配置図-[更.jpg


キハ182-6001の片側面。

2014-04-11 23:09:50 | 模型工作雑ネタ日誌
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例のトラブル未だ緒がなく、事実上休車状態のキハ182-6001が苗穂に居ました。

RIMG0043.JPG
折角だから撮影してみます。
テールライトが特徴ですね。
一体どういう時に点灯するのか謎ですが・・・・。

RIMG0051.JPG
両エンドに有ります。
また屋根は思った以上に深いことが解ります。

RIMG0045.JPG
パーツの関係はこんなかんじです。

RIMG0047.JPG
こんな感じ・・・。

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床下機器は183-500番代とほぼ同じですが、130キロ化(・・・と言っても例の件でもうソコまで出さないでありましょうが・・・)されているものです。
エンジンが2550番代と同じでしょうか。
だから、休車なのですが。

RIMG0052.JPG

RIMG0057.JPG

RIMG0059.JPG
車端ダンパはありませんね。

ザキハの過去写真はこちら。
FH010036.jpg
北斗に試験的に定期運用されていたことも有りました。

キハ183サロベツ豊幌2.jpg
同じく、サロベツにも定期的に入っていた時期がありました。




キハ182-6001.JPG
決して模型的には宜しくないカットですが、逆サイドです。

IM910011.jpg


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ドア側の窓は小さくされているんですよね。


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原型と比較すると、ホラって感じで。

トイレ側の窓も埋まっています。
あと、ザキハになるときに更にトイレ側の大窓も100mm小さくなっているとか何とか・・・。

キハ182-6001.JPG

IM850016.jpg
判断つきませんけれども・・・。




FH040004.JPGFH040005.JPGFH040006.JPGFH040007.JPGFH040008.JPGFH040009.JPG
あんまりいいカットがありません。

真剣に撮ることをしなかったので、ろくな写真がありません。


お客さんが迷えるジャンクを救いに来た。1

2013-09-16 17:14:57 | 模型工作雑ネタ日誌
結果わたくしの機体にはなりませんで。
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/744af7aa7b9dc62cc840b704ebabb5ee

こちらの記事のウチ、
ハチロクとC50は友人の元に旅立ち
D51は店を開いてから最近、
というか一昨日まで店頭で「Nユーザーさんがいじって握れるHO見本」としてお触り用になっていたものを
お客さんのレストア希望ということでお譲りしお客さんのもとに旅立って行きました。

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この状態の今日が

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剥き身になってました。
早い。
でも、

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カツミシュバーブライン初代と思われていたこのD51
実は軽い整備をして自走可能にまでなっていたこのD51は
お客さんのレポートによると
「ダイキャストフレームのはずが、足回りがアダチの割と最近のフレームになっていた」
「第二動輪のロッド取り付け部のネジが馬鹿になっていたからか「埋めて数ミリずらして開け直していた(えええ???)」
「結構雑な自作部品や自作板がメトメトに貼り付けていたから全部取った」
「ボディで使えそうなのはこれだけだった」
「あちこち芋付けだった」
「ロッドが曲がりまくっていてよく走ったね・・・」
「凄く走りこんでいて、なんとかしようというのは伝わる」
と、この前オーナーのシリーズ通り?の凄まじい状態だったようです。

「レストアしてみるよ!」ということで、これからが期待できます。

わたくしはC58とD50のレストアに特化します・・・。
これもナンカ凄まじいんですけど。

その前にお客さんの委託生作品の工作をしないと・・・。
1年もおまたせしています(;´Д`)


岩見沢のC57-144 そのディテール。

2013-09-13 01:52:22 | 模型工作雑ネタ日誌


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岩見沢市内に保存されているC57-144
塗装は別として、ディテールをご紹介。


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ちょっと配管を中心に撮影しているので「光を飛ばした」模型鉄らしい撮影ですので「格好良い」写真ではありませんことをご承知ください。


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リア。

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配管だけをご覧いただくカット。

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変な色分けが却ってわかりやすくなっているという皮肉。

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普通に撮ると案外わかりません。

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キャブが普通形であることが解ります。
手すりやデフなどはすっかり北海道タイプなのにね。



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オリジナルかどうかわかりませんが、天井が白緑色ですね。

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キャブの後面慕って案外わかりにくいものです。

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配管だけでクラクラする量の多さですね。
でもモデルとしては凄い省略することも多い場面です。

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スノープラウの溶接浮き出し。
パーツの前歴がありそうです。
C 5 65
と読み取れるのですが
皆様はどう読み取れますか?
C58-165は千葉のカマなので違うでしょう。
C58-265は豊岡奈良新宮のカマ。
C58-365は今も仙台の新幹線基地に保存。



C57-65は九州の機関車。
C57-165は米子の機関車。
この仮の読み取りではどれも異なるようです。



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末尾35に見えるような見えないような。




迷えるモデラーさんお助けシリーズ1

2013-08-03 00:15:45 | 模型工作雑ネタ日誌
うちのお店には、
結構多くの「ヤフオクで買ったけど、どーしたらいいんだろー」という
販売店としては『おーい、そんなのうちのせいじゃないよー』
となりそうなものでも持ち込まれるのであります。

ええ、半分「今度はうちで買ってくださいね」オーラは出しますが
「で、どうしたんです?」というスタンスもあります。

で、今日の「迷える子羊」さんが入って来ました。

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これ。

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いにしえのカワイモデル「サハ100」でございます。
状態はさほど悪くありません。


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木の床ー。

あとはドンガラです。
500円だったそうです。


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何やら怪しげな床下機器「KTM5000」と書いてある物も掴んできたそうです。
200円だって。
ダイカストのM車のもののようです。
何かよくわかりません。

「そんなのご勝手に買われても、わたしゃどーでもいいんですが」(猛毒)

まぁ、しょうがありません。
「なんとかしたい」らしいので

こちらも時間のある時は「おまかせ調理コース」をほぼ強制選択いただき、
ほぼ勝手に加工を始めます。


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フライスに設置。

「え?T車に見えりゃいんでしょ?」
ということで。


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ガッガッガッガッガ ○三(・∀・ )"
フライスで削っていきます。
結構適当です。
ええ、「お任せいただいているんで」

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ガッガッガッガ

何度も薄く削っていきます。

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片面終わり。
ええ、結構ザックリ。

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両面終わり。
部品が部品ですから精度なんて出さないで時間経費低減優先でやってしまいます。
「金ヤスリで削るより楽」という程度。
精度を高めると、それなりの工賃をいただかないとやれませんので、「精度なし」でやりました。

「T車ならこんな感じだべ?」

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でも、木床板ではどうにもなりませんので

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店在庫の床板素材を

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長さをカットして、
ほれ。

まーサハ103っぽいでしょ。
詳しくはわからないけど、グーグルで適当に見たサハの床下機器っぽくなったなと。

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穴あけ加工して、
ネジを止めて、

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勝手にカツミのエースカプラーを取り付けて、フジモデルのボルスターをチョイスして

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元のネジを活かしてネジ止めして

台車を中古のふるーい日光DT22があったので「ちょいと違うけどいいかい?」ということで活用して
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新しくネジを買ってもらって完全組み付け。

できた。

どーだ。一人前のモデルに成ったぞよ。
「代用部品だらけだけど、ぱっと見、立派にサハ103になったでしょ?」



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作業は全て「立ちながらレジ台」でやっております。
(昼間ご来店のお客さんにはあまりお見せしていない光景です)

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工作時間1時間半程度。

お客様にはにこやかにお持ち帰り頂きました。
「まさか今日、形になると思わなかった」
そ~でしょ~そーでしょ。
あとのグレードアップはお客様がんばってくださいね!


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作業工賃です。
・金属カット 1ヶ所 50円
・穴あけ 12ヶ所 50円×12
・フライス作業 一切の精度なしのザックリ加工サービス価格500円
・他雑費 一式


えーっと、こういったことはほぼ毎日やっております。
お時間的には夜7時以降なら何とか出来ると思いますが、昼間のお時間であれば厳しいかもしれません。
また、ずっと見ていただいくことが必須のお約束をお願いしています。
(その場で部品や工作法などご決断いただくため)

「古い模型を何とかしたいなぁ・・・」という事が多い内容です。
「HOはどーやって加工するのかな?」というお手本的なものもあります。
(キットの雨樋をハンダするとか、失敗した部分の修正とか)

ご相談は前向きにお聞きいたします。



全日本模型ホビーショー

2012-10-12 21:09:00 | 模型工作雑ネタ日誌


さまざまなことがありここに来ました。


一般公開ではありません。
明日からだそうです。

どうせ既にランキングも落ちているし、もっと詳しいレポートは一杯出ていると思うので、ここは実に適当にレポートします。

全体図です。


KATOブース。


こんな感じでした。


C56が目を引きました。


精密ですね。
凄いですよね。


色の違うユニトラックが出ていました。
試作かと思ったら


わざと木色にしていたようです。
あらびっくり。


クリーニング麺棒も売る時代なんですね。


へぇ・・・。
包装資材と手間だけですっ飛んでいそうです。


割とあっさり目の展示でした。


対面のマイクロエースです。


ユニークなレイアウトでしたよ。
8の字でクロスしている山の風景。
なんとなくマイクロらしいですね。


古のプラモデル展示もありました。


30年ほど前の製品ですが、割といいですよね。


でもEF65はかなり厳しいですねぇw


有井のプラモ~


21世紀の鉄道模型!
なんとかなんとか


GMブース

京成3150が走りまわっていましたよ。
それくらいかな・・・。


トミテック。


琴線に引っ掛かるようなものがありまして(笑


旧型国電鉄コレがありました。


無塗装で欲しいですよね(苦笑

凄くいいモールドです。

ドアの選択が出来て011と012に作り分けられるのかな?


クモハ51
整形力は凄いなぁと思います。
なぜ塗装するとスポイルされて他の面で勝負になるんだろう。


旭川電気軌道1001
ああ、凄まじい時代。
こんなの出るんだ。


NA5台車がプラで出るなんて!!!!!!
すげー時代すぎる。
定鉄1200の台車だもん。


富山地鉄。


あかいし。

なんか過去に作ったことのあるモノやニアピンばかり並んでいました。


コンテナをカレンダーにしちゃった。
いいアイディアかも?




工作レイアウト机までも参考出品。
すごいねぇ。

エプロンほしい(笑


工具セット。
いつかはキットも作ってよと(笑


連結器加工するだけには惜しい道具の数々。


値段も凄い。


簡単だけど凄く迫力のあるレールセットが出てきましたよね。


このレールいいですねぇ・・・。


簡単な周回なのに凄く楽しそうです。




キハ23
素晴らしいですね。
キハ24と46も発表されていました。
いやぁ凄いですね。


モデモです


格好良い出来のびわこ号。


一流品のクオリティになってきましたよね。


テールライトもイイ感じです。


継ぎ目も綺麗に整形されています。


参考出品されていた特急色。
反応見て発売でしょうか。


個人的にこっちが好きですね。


良く見るとポールが作り分けられていますから、反応待ちで即GOなんじゃないかな?


ナカセイのキット引き継ぎ品は今だ組み替えて発売していますね。


個人的には、ナカセイが本当はやりたかったという食堂車・寝台車一連が欲しいですねぇ・・・。


ボークスです。
良く見ると


戦災で鉄板ベッコベコを表現しているのです。


ね?

積層造形試作なので、年輪・層状の縞が見えますがこれは無くなり、実にベッコベコの造形がされるということです。

「ああ、解っていただけました?」とボークス担当者さんは喜んでおりました。
目のつけどころが自分、良かったかな?(笑)

お聞きしたんですが、素直にこれは「鉄道模型と言うより、ミリタリーモデルが走行する」という位置づけで、私ら鉄オタの視点とは全く違うモノのようです。
それでもいいんですよね。
鉄オタの視点だけでは、広がりようもないし、息苦しいモデルばかりの価格の叩き合いになってしまっています。
私は賛成です。


ここも積層筋が見えますが、ベコベコ度合いもちゃんとあります。
それでいて、動力はかなり良いモノのようです。


ミリタリーはあまり分からないのですが
札幌の真駒内駐屯地の近くに住んでいるので、見慣れ過ぎた車のモデルに目が行きました。


凄く、目の馴染みのある自衛隊輸送トラック。
個人的にはこれを見て育ったようなもんです。


1/72
うう、欲しいかもw

青島の製品だったと思います。


Zゲージのキハ40積層造形試作。


握らせてもらいました。
役得役得。
小ささ、すさまじい!


格好いいですね。


指くらいしかありません。



  ↑久々に楽しい気分の日でした。


大阪の機械技術展示会で見たすごいもの。

2012-10-09 23:31:25 | 模型工作雑ネタ日誌
ユーチューブアップですが
http://www.youtube.com/watch?v=QEg-AGn8i7M

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これがすごいんです。
オリエンタルモーター社の電動アクチュエーターのデモンストレーションなんですが。
すごいなぁすごいなぁ・・・。

欲しいなぁ・・・。

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    ↑先週大阪に行っておりました。 明日から東京に行きますけど。



北海道モデラーズエキシビジョン

2012-08-19 19:03:01 | 模型工作雑ネタ日誌
仕事の絡みで時間が取れなく行く予定はなかったのですが、娘が行きたいと珍しく強く言うものですから1時間ほど時間を取っていってきました。

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場所は札幌市内の商業施設「サッポロファクトリー」です

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内容はこのようなものです。
で、カメラの画像サイズを間違えて偉い小さな写真ばかりになります。

なんせ、会場はもうどんどん増える参加にに間に合わなくなっており、通路の狭さは凄いもので

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こんな感じです。
「理解者だけではない一般見学可能な見学者無料イベント」として奇跡の状態です。
力作が、裸展示で、通路幅は1mあるかないか。
そこそこの集客で子供も普通の方もいっぱい。
すごいよね!

会場はこのメイン以外には
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鉄道会場。


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モデラー教室の会場(今回ボツった殆どの写真はこのサイズで撮ってしまった)


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ドールなどの手芸会場。
ただ、このドールの関係は「モデラーの力作」を展示して自慢してくれるのではなく「要はホビーフリマ」で個人的には内容ともかくとして「何でこんなの入れたの?」と正直思うところです。
(ドールを否定しているんじゃなくって、ドールならドールの「趣味心全開の非売品自慢展示」が見たい。即売会ならなんか違わなくないか?)



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一番複雑な感想持ったのがこれ。
唐橋ユミのフィギア(;´Д`)


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縦で撮ったものだけやたらデカくなりますので・・・(;´Д`)
別にフィギアに興味ないんですが、フィギアだけ縦になるとでかい写真。


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これが娘の目的だった?
東方とか何とか言うらしいです。


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  ↑仕事が修羅場っているのでこの辺りでご勘弁を。


北海道型旧型客車の床下機器。

2012-08-18 22:00:16 | 模型工作雑ネタ日誌


えーっと、
実は嫁様が娘とサロマの方に行ってきておりまして。
「計呂地通ったら、客車の床下を撮ってきてくれるといいなあ」
と適当に放言してしまったら。

予想以上の写真が帰ってきたので、お見せします。

計呂地の客車とは
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C58-139を先頭に

廃車体ツアー2009-677.JPG
手前にスハ45、奥にオハ62が並びがあるライダーハウスです。
オハ62は遂にここだけのものとなってしまった貴重な保存車両です。

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妻板は恐らく途端だと思うものが貼ってあるものの、状態の全体は非常に好ましいものがあります。


廃車体ツアー2009-667.JPG
片方はホームであって床下は見難いことは確かなのですが

廃車体ツアー2009-668.JPG
オハ62の室内も状態がよく

スハ45 17説とスハ45 6説がありますが、断言はいまはしません。内装はご覧のように原型ではないというのもあるでしょう。

廃車体ツアー2009-669.JPG
と、ここまで私の写真です。
嫁様のカメラのメディアにはイキナリ。
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この野草の写真のあとに
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これと来たもんだ(笑



tIMG_3160.jpg
TR47Aと読める。
資料性充分です。
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鮮明なギア式車軸発電機。
実に鮮明すぎて半笑いの私。
しかも旧型タイプのギア式発電機だ。
知らなかった。

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セレン箱と思われる横に機器箱。

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電池箱。ディテールしっかり伝わる電池箱。奥に水タンクの端部。

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給水口、検水コック。
SG管立ち上がり。

今までモデルやってきてぼんやりしていたものがすっきりするくらい、明快な写真。
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管繋ぎ箱・・・ではなく
コメントいただきました。
++++++++++++++++++++++++++
繋ぎ箱は繋ぎ箱ではなくて、水揚弁箱ですね。 

水タンクに加圧するエアの圧力を加減する弁が収まっていて、凍結防止のため、SG管からの保温管が来ており、端にスチームトラップが付きます。 

43系と61系で、SGの暖房方式(大気圧式か加圧式)が異なるので、SG配管には大変違いがあります。 

客車の床下も、奥深いですね。 

お邪魔しました。
++++++++++++++++++++++++++
実に明快です。
あるがとうございます。

tIMG_3173.jpg

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流し管。
マニア的には機器単位ではないのが新鮮ですが、実に明快な写真です。
オーバービュー。
tIMG_3193.jpg
正直、「床下機器撮ってきて」と期待余りしないで撮ってもらったとは思えないです。
IMG_3193.jpg
色飛ばすとくっきり見える床下機器。

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判らなかったこと全て解決。
これが水揚げ箱のドレンコックなんですね?



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明快な写真・・・。

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おまけに幌まで・・・。
内装も了解できます。
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次にオハ62
便所流し管に違いも解りました。
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ウェバスト燃料タンク。
ブレーキロッド。

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繋ぎ箱はつなぐ管がスハ45と違いますね。
ウェバストもよく解ります。

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検水コックと電池箱。

tIMG_3186.jpg
この並びはスハ45と若干違って、機器箱はなくセレン箱がやや大きいです。
また、軸の周辺の保護枠があるのも2両共通で見えます。

tIMG_3187.jpg
うーん。
よく分かる・・・・。



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見えすぎちゃって怖い。

tIMG_3191.jpg
ギア式の根元も解決写真あり。

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位置関係バッチリです。

廃車体ツアー2009-664.jpg
色を飛ばすとブレーキロッドの高さが解りました。
すんごい低いんだ・・・。


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うーん・・・。素人か・・・?

tIMG_3202.jpg
そして唐突に丘の写真に。
つまり、「本当に詳細な床下機器のみ」撮影してきてくれました。




  ↑ありがたやありがたや・・・・







PDCが移動していました。

2012-08-15 01:25:54 | 模型工作雑ネタ日誌
今日、仕事のついでに10分だけサボりました。

RIMG0009.JPG
PDCが4台、「いつもここに来たら再起の見込みのない運転所預かり」の車が並ぶ場所です。

過去には
FH030015.JPG
チップ貨車のトラ90000がJR北海道に無車籍で取り込まれ、留置の後何だかんだで解体。


FH030001.JPG
急行運用を解かれた直後のキハ48-304やキハ182一般組み込み改造車
(考えてみればこのときこれしか角度を撮っていない自分を責め続けたい)


PDC1043.JPG
一足早く廃車解体されたPCDトップナンバー キハ141-1&142-1

写真がみつからないのですが
http://motor.geocities.jp/hrpg_net/_src/sc508/nega0092.jpg
と同じ角度も持っており、711系901編成も居ました。

昭和末期にまで遡ると

28170203.jpg
例の581系も留置されていた場所です。


FH000010.JPG
毎秋にはたしかに冬用意のDE15は置いてますが、ほかは帰ることのない車ばかりです。

まぁ、要するに「工場に入る一歩手前の霊安室」のようなものに思えます。

RIMG0033.JPG
ほぼ最後の機会だと思って撮ってみたキサハ144のこっち面床下。
まだ一台稼働とはいえ、1日一本の運転時間を聞くと仕事行けません・・・。
そらそうだ、他の方が他の地域で仕事に逝くための列車だもん・・・。

それにしても結構賑やかですね。
サハなのにねぇ・・・。

追ってなんとか資料にまとめたい車の一つです。


RIMG0012.JPG
RIMG0013.JPG
先頭はキハ142-201です。
本来レア番台なんですが、この車は随分撮影しました。

RIMG0017.JPG
再現には申し分ないくらい、床下も屋根上も撮れたことになります。

RIMG0015.JPG
キサハの屋根も撮れました。
ダクトが他と違うし、ベンチレーター埋め跡もよく解りますね。

RIMG0023.JPG
エバポレーターは他の角度もあるのでこの辺りでどうにかなりそうです。

いずれまとめた記事が必要です。

でもこれらPDC、
今、まだ動いている141-142の2編成とどちらかわかりませんが
「国内のどっかで再起する」噂も。


  ↑仕事が修羅場っているのでこの辺りでご勘弁を。


キハ183-500番台のこと

2012-08-12 16:08:13 | 模型工作雑ネタ日誌



RIMG0173.JPG

キハ183-500番台の各部がほぼ撮影し終わったようなのでまとめてみます。

国鉄の置き土産として製造された500番台も既に25年を経過して、廃車が2台、転用が1台ですね。



もともと500番代のものでも「短編成化で余剰となるサービス電源ユニットキハ184-0を活用しやすいように」作られた車なので、どちらかというと「継子」的な使いにくさは最後まで解消されずにいるようです。

183系は基本的に「先頭車にはサービス電源」がセオリーですが、この車だけ相棒が必要となり、相棒が全滅した今では本当に「あまり使いようがない」車と言えます。

一般中間車より定員も少ないですしね。

現在は廃車の501を中心に写真説明です。



t2010苗穂工場061.jpg

いつまでも新型だと思ったら・・・という感想がぴったりなんですよ。



t2010苗穂工場060.jpg



2010苗穂工場063.jpg

いろいろな角度で見ておくとデッサンが解ります。



tRIMG0141.jpg

ほぼ原型のまま廃車を迎えました。





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窓のみ、ポリカーボネード窓が取り付けられたため、窓が曇りやすくなってしまいました。

要は気密性があまりない外張り窓になってしまい、水分が抜けないのです。





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現役の同僚の殆どはパワーダウン改造されて400番台となって函館運転所に転属しています。

波動用としてですが、それだけ「あんまり使い勝手が良くない」ということになります。

結果、500番台は120kmアッパーの最鈍足の特急北斗一往復用にあるものも含めて、殆どが函館運転所に集結しました。

(北斗は振り子含めて3速度区分のある珍しい特急ですね)



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妻面です。

四角い排気筒がこの車番台の特徴と言えます。



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現役晩年の501

相棒はキハ184-2を従える時期が晩年のスタイルでした。





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特急サロベツの増結によく用いられた500番台。

これは504

501以外は21世紀に入り、サロベツ増結がほぼ専属といえるものでした。



tキハ183-505.jpg

それ以外は札幌運転所で



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寝て



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寝てばかりでしたね。

これは唯一とかち色を最後まで纏った500番台系先頭車506

といってもサロベツにほぼ専属でした。

2002年以降は相棒のキハ184にもとかち色が消滅し、中途半端な存在ではあったのですが、このカラーをずっと纏っており、函館転属400番台化後も纏っておりました。



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エンジンです。

キハ182やキロ182と同一のパワーユニットを持ちます。



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切り抜き文字ではありません。



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500番台の現実。

183系の中で唯一外板が薄いものを使用したせいか、波打ちが激しいものとなっています。

特にこの501は釧路区の所属であり、釧路区の車両は外板の平滑が保てるものが少なかった傾向があります。

薄い500番台ではご覧のような可愛そうな状態です。



0番台や550番台は一般的な厚み2.3mmであったに対し500番台は1.6mmであったようです。



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更にこんなことにも。

正直、塗装の仕上げはJR北海道。あまり良くはないのですが、釧路は特に仕上げが続かないような感想を持ちます。

まぁ、強度には問題はにとは言え、見た目は良くないものであり、あんまり考えていないファンからは口汚く罵られることも。

パテの仕上げ方ではどうにでもなる部分ですからね。



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意外と見過ごされている部分に方向幕周辺の立ち上げ膨らみがあります。

方向幕途中から屋根カーブが始まっているということになります。



ここ、結構なポイントです。



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昭和の車です。



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これが最後の検査表記。



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強制換気装置は中心からオフセットされていることが解ります。




  ↑仕事が修羅場っているのでこの辺りでご勘弁を。


キハ40-700ほぼ原型。

2012-08-08 23:40:00 | 模型工作雑ネタ日誌

変な話ですが、いま通夜中だったりします。
すごい時代で、線香守りをしている間にクラウドに繋げてモバイルでブログ書いているというほぼミラクルです。


キハ40-700は100番台のワンマン改造車ですが、それ以外の車体や走り装置は原型のままでした。
現在の1700番台はトイレ、エンジン、室内の換気方法、外見では水タンクの有無など結構変わっていまして、地味に相当な性能が向上しています。


どうってことの無い画像ですが、記録としてのアップロードです。

こちら面に見える、窓三つ部分窓下にあるグリルも1700番台に際して消えています。


反対面ですね。
たまたま701という700番台のトップナンバーですが、100番台としてのトップナンバーではないので、趣味的には製造一番目ではないので記号でしかないかもしれません。


あくまでもこれは二次型であるタイプです。
101~の10数両は窓配置が左右対称のタイプになり、椅子配置が換わってきます。
その当初の100番台は700番台時に末尾グループにまとめられているため、初期車両から廃車になっても、末番から消えていくことになりそうです。

側面は現在と異なるのは水タンクや、エンジン、グリルなどが上げられます。
エンジンなど、かえって小型になっているのに出力は40%程アップしているということから、エンジンの国鉄設計から民生エンジンになるとかなり変わってくるものなのでしょうか。
国鉄エンジンが重量が大きく、頑強過ぎると言うこともあるのでしょうが・・・


頑強エンジン。
見慣れたこのエンジンも少しづつ減ってきておりますね。


これも見慣れた床下です。
JR北海道は2003年前後に、気動車の床下色を灰色から黒色に切り替えたものです。


実に原型そのものです。
ただJRオプションの列車無線アンテナは中心ではないと言うことが判りますね。

おまけ。

ぽっぽ屋号と言うものがありました。
キハ40-700を映画にあわせて「レトロチック」に改造したと言うものです。
パノラマ窓を平面化し、おでこヘッドライトにして、ただでさえ小さい二重窓を「元の窓のままへ表面ツラにうっすい鉄板(にHゴム窓を組んだもの)を貼り付けた一物」です。

結果この車はこのグループにしては早期に廃車・切断保存となりました。
一説によると、早期に復元するはずが営業武器として延長走行したときに、車体腐食が早まってしまった。
という話があったとか無かったとか。

でもあんまり腐食がして困るところが改造されているわけでもないのですが・・・?


模型の資料になるかなぁー・・・?

屋根カーブが結構よくわかります。
・・・・というか正確なRに見えないのが不思議なカットです。

原型の正面カットでは種別幕がある部分がこれでは無いので、印象が大きく異なります。
というか種別幕撤去部分がやや乱れたRになっているのが今見ると判ります。



  ↑クラウドに貯めた写真が中途半端で中途パンパな記事に・・・。