鉄道模型工作記録帳

モデルアイコン・札幌コムモデル情報は下記に移動しました
http://blog.goo.ne.jp/modelicon

鉄道コレクションの琴電を改装する8

2008-06-05 23:23:47 | 琴電完成箱
琴電81の乗務員ドアに重い腰を上げます。

ドアを設計し、0.14mmプラペーパーに直接、インクジェットプリンターで刷ってみました。
もちろん、定着していません。

うまくいくかなぁ・・・?

既に擦れています。

窓をノミで開けています。

正直雲行きが怪しい・・・。

何枚も何枚も失敗して、ましなものはコレだけ・・・。

うーーーーんんんん。

張り合わせても、

正直大して良くないのですが強行します。

切り込んじゃった・・・。

後戻りできません・・・。


開けちゃったよ・・・。

うーーーーんん。

ヤスッて上手くなるんだろうか・・・。
へろへろだし・・・。

0.3mmでは分厚すぎるんだよなぁ・・・。

やり直すかもしれないけど

一応はめ込みました。

遠目にはマシなんですけど・・・。

納得いってはいません。


   ↑もう戻れないんだよなぁ・・・。

鉄道コレクションの琴電を改装する7

2008-05-24 23:42:55 | 琴電完成箱

琴電82がどうも泥沼の様相を呈してきました。

ふとしたところで見てしまったこの本。



あ・・・資料じゃないですか・・・。

裾長感は

良いんですが・・・。

この3扉車の前の姿

乗務員扉が、はるか上まで伸びており・・・。

一方82になったとされる東濃時代のものは

なんか知りませんが、客ドアが裾に伸びています。ステップですか?

南武時代は

乗務員扉が低い。なおかつ客ドアと裾辺ツライチ。

肝心の81は

客ドア下がっており、乗務員扉は上辺ツライチですよ・・・。

しかも・・・写真見直すと

ヘッダーが琴電81に無い!

もうなんなの・・・。
コメントにちらと頂きまして見てみたら、そういうことですよ・・・。

いや・・・

ドア裾は、微々たる差なので(いや、実はこれが裾延長しないでも良かったかもしれないマジックかも・・・いや、寸法は延長しないとならないので、イカにこのモデルが雰囲気モデルということがわかります)


気を取り直して、ヘッダーを削ります。

ノミで荒粗を削り・・・。

割り箸を


こんなヤスリや


こんなヤスリに加工します。

瞬間接着剤で600番耐水ペーパーを貼り付けていきます。

削りきりましたよ。

もうこのモデルがいいモデルになるのかどうかわからなくなります。

貫通路側は

手すりを削って・・・。

ノミで削りすぎたところは

パテ盛り。


パテ盛り

もう、モデル原型の顔ではないですね~


次から次へと加工点が見つかるこのモデル・・・。
実は客扉寸法そのものも違うという噂も・・・。

乗務員扉。
どうしよう・・・。

上方向に延長しないとなりません。本来は。


   ↑さて、乗務員扉延長は、車体直接ケガキなんで、自分として綺麗にできるんでしょうか?


鉄道コレクションの琴電を改装する6

2008-05-24 00:14:12 | 琴電完成箱

思い切って、ドアを新製してしまおうかと・・・。

ドアが木製モールドなんで、どうしても気に入らず。

ドア新製なんてやったこと無いです。

真鍮製ドアもあったりするんですが、嵌めこみなんてやったことありません。

自分にしては大仕掛け改造ですよ。


イラストレーターで図面を引きます。

こんなの。

あ、ぼけてる。


こういう図面です。
窓内の十字は、1.0mmのドリルを打つ中心点です。

うちの犬も

興味ありそうです。


こっち見んなw

プリントアウトは

嫁のパソコン。

こんなの


ためしにカットして


はめ込む。

こんなイメージ。


これで


|・∀・)・∀・)
0.5mmプラ板にはり込みました。


ポンチうち

筋付けを強くするんです。

後でわかりましたけど、内径できるより外径で全部切ったほうが正確に出ました。
これは内径で切っています。


ケガいたら剥がして・・・。

長方形に

点が4個。

1.0mmドリルで

ドリドリ


穴あけ完了。

ノミでカットしていきます。

刃の太さがプラ板にストレスとして負担来ますんで切り方を工夫。


ストレスの応力が逃げるように切って見ました。

繋げて行きます。

とりあえず一番手に馴染んだノミです。

で、カットしていって、ヤスリで仕上げたら

隙間が目立つな・・・。
初めてだから出来が悪い。

分離しましたけど

気に食わない。

で、やり直し。

超大量。

失敗しても

どんどんケガいてきました。
左から2列目は筋付け失敗で放棄済み。


ガンガン量をこしらえます。

実か作成法変更しました。

ここまでは馴染んだノミ。


右が馴染みのノミ。
左が新品のノミ。

仕上げはこの新品のノミだけでヤスリを使わない工法です。

新品はまだ、片刃なんですわ。

片刃を生かして仕上げていきます。
刃の投入を垂直に。柄は垂直にしません。

ノミだけで

いい感じでしょ?


窓ガラスも一発でシャキッと嵌って最高の感じ。

どんどん仕上げていきます。

0.1mmとかの薄さで削っていく感じ。

ヤスリ使わず

サクサク


ど真ん中のものは失敗です。

2個失敗。

穴を開けて使わないようにします。

ほかはうまくいった感じです。

7枚確保


びったり

感動するくらい嵌りました

が、上下で0.1mm程度足りませんでしたが目をつぶります。

ナイフでドアを切り出していきます。

何度も何度も薄く刃を入れて・・・。


切り抜きましたよ。


大体抜きました。

はめ込みます。

うん。こんなにうまくいくとは思わなかった。
ちょっと下が寸足らずだけど。

裏はツライチにしました。

0.7mm程度の厚みのプラ板だったら、もっと奥まらないでいけるんですが、0.5mmだとちょっと奥まった感じかも。
でも、基準が無いとドアごとに凹みが違う施工になると萎えるので、統一してみました。


ドア交換完成。


   ↑流石にストレート塗装だけとはいえない気がしてきた・・・。


鉄道コレクションの琴電を改装する5

2008-05-23 00:48:21 | 琴電完成箱

コメントをいただきまして・・・。
81の大変貴重な写真を紹介いただきました。
ttp://ys-11.kokuden.com/

うーん・・・。いままで悩んでいたのがうそのようです。
連結側妻面もしっかりくっきり写っている写真を見て・・・。

まーた手直しです。
おわんは、自分の好みの時代から断念します。

ランナー引き伸ばし線を、これでもかと挿しますが、まずタミヤ緑瓶さらさらタイプを一滴、穴に入れ、差し込んで溶着します。

深く強く差し込んで密着を図ります。

このあと、根元に溶きパテをぐるっと回します。
溶きパテが、少しでも隙間に入り込むようにします。

一昼夜♪


完全に乾いてから作業再開。
荒粗でカットします。

裏側をリューターで整えてしまいました。

スッキリ!

屋根も

カットカット!

パテとスチロールなんで硬さは瞬間接着剤を使用した場合と異なり、均しやすいです。


400番タイラーでおおまか均して、600番で荒研ぎ、カッターマットに引いた1000番で、車体を持ち動かしながら面だしで磨きましたよ。
今度はかなり平滑になりました。
ぺっかぺか。

そうすると

端部の中心に筋状の丘を発見。
これは手掛けで丸くしました。

今回から1000番以上はこれを採用。


3000番なんて、窓研ぎぐらいにしか使いそうに無いですけど。

非常にイイ感じです。

車体側面も2000番で研いでみましたよ。

ちょっと気になったのが・・・
ドア窓。
木製ドアがモールドされていますが、実物の多い写真では鋼製ドアです。

怪しげな車体登場。

窓カット。

クリアパーツは、割れやすいカッター厳禁にしてレザーソウでカットします。

嗚呼・・・

戸袋窓がいい感じすぎ。
どうしよう・・・。
やっちゃおうかなぁ・・・。


私を苦しめる?

資料たち。
私鉄全百科位のレベルで作るのが本当は一番健康的かもしれないww


テールライトも取り付けて、穴を開けなおした正面の印象・・・。

ぅまー・・・な顔です。
元のテールライト位置がまるで変わってしまいました。
でも・・・


悪くない気がしますが・・・
あ?微妙?

窓柱と中心にイメージが違いますが、これは手をつけられん気がします。

比率的にはほぼ合致してますが、サフェーサー吹いたらもっとマシに見えるんでしょうか?


   ↑絶対泥沼っていると思う。工作本命の琴電なんで、しょうがないけど・・・。


鉄道コレクションの琴電を改装する4

2008-05-22 01:07:27 | 琴電完成箱

全国1億2000万人の琴電ファンの皆さん作ってますか~

ということで続きです。

この電車は下手に資料がない分、楽ですが謎の多いところが一杯です。
車体高さについては、一葉の写真から推測しました。
http://rail.hobidas.com/blog/rmm/archives/cat1169/

の2006年3月21日からの写真で、おおよそ元京急の30型と同じ車体裾高さとしたいと思います。

在庫同型と30型を比較して


尺を当てます。

0.5mm程度の裾延長。
ホントかどうかわかりませんが、実写の写真で見る限り明らかに台枠厚みの不足が見られますので施工とします。
いや、本当はデフォルメでバランスされていて、おかしくなるかもしれませんが・・・。

0.5mm×0.75mmエバーグリーン材を張りますよ。

本当は1.0mm幅がよろしいのですが在庫の関係です。

少なくとも、引っ込まないように貼り付けていきます。

ビタッと平面出せることはあまり出来ないと踏みました。

側面はまっすぐ。

のつもりですが、どうせ寄れています。

前面はしごいて、曲げ癖を付けて張り込み。|・∀・)・∀・)…

正直、これは裾が波打つと予想されます。
スチロールの硬さが違うので、均等に削れる可能性は私の腕では低いです。

テールライトはあらかじめ削いでおきます。

穴あけてから削ぐことで点灯に希望を残します。

増幅分+αでマスキング。


接着を瞬間接着剤で付けると、厚みのムラが出やすくて裾のマッチョクが出にくく、溶剤系だと、接着ラインに引けが出やすいので、悩むところですが溶剤系で接着し、継ぎ目を埋める方法をとります。

ちょっと延長部分が出っ張っています。
これはワザとなんです。

この継ぎ目ラインに

溶きパテを


塗りこんでいくというやり方。

こんな感じ。

サフェを吹けば、塗りムラも無くいいんでしょうけど、ちょっと手を抜きました。

元テールライト穴に瞬間接着剤を浸して

ランナー引き伸ばし線をブスっと。
でも、溶剤系で接着差しして、完全乾燥したほうが加工しやすく、削りやすいですが工程短縮のために削る手間をちょっと掛けてしまう方法です。

おわんベンチレーター大好きなんで取り替えてしまいます。

取り替えるのは細密化というより、塗りの簡便さのためです。

おわんを選びますが・・・

たぶんこれはキッチン製のロスト部品。
現状入手しやすく?形まーまー。

でこれが

現在のペアハンズおわんだったかと。
モリタだったかな?
どっちにしても鋳形はモリタですが、ホワイトメタル製。
形が明らかに違いますけど、形は若干劣ります。

一番のお気に入り

ペアハンズの初代おわん部品。
真鍮挽きモノで、一番素敵な部品です。
が、他の大切な車両につけたいのでこの部品は温存します。
この部品が高価でも一番良かった・・・。

削り最中ですが

元のおわんを取り去り、均して穴を開けました。

が、コメント欄にもありますが、実は81号。
平成にはおわん撤去してぬっぺら坊になっていたそうです。
Σ(゜Д゜)ガーン

そっちのほうの時代のほうが良いです(´・ω・`)

あとで埋めます・・・。

おわん大好きだけど、廃車直前すら見たこと無い。
かといって他は全部平成時代設定なんで、おわんは取り付けません。

乾いたことを見計らって、車体裾を削りましたけど・・・。

めちゃくちゃしんどかった(;´Д`)
ルーペで段差を見つけては削り、また光に当てては眺め、やたら時間掛りました。

この作業嫌い(´・ω・`)

若干凹んだし。
それは少し盛って修復しますけど。

30型ではやりたくないので、この形式ぐらいにして置きましょう。

平滑になった図。


平滑は出ていますよ。

ライン出しに苦労しますけど・・・。
側面一部、光に当てるとちょっと凹んだ・・・。

テールライトはこのあと付けます。
独特な、超低い位置のテールがつけば、気分も盛り上がるはず。


   ↑連結面の手すりも、どーやら全く違う模様(;´Д`)


鉄道コレクションの琴電を改装する3

2008-05-21 01:19:21 | 琴電完成箱

鉄コレを改造しようじゃなくって、改装というのがミソです。

元南武鉄道の琴電81を進めます。

タヴァサのヘッドライトをえーっとPX-なんだったかな?
KATOのC57用のヘッドライトをスチロール樹脂で鋳形したOEM品ですね。

元の穴です。

このままでは入らないので、ミネシマの精密三角ヤスリと角ヤスリで角穴に広げます。

裏側も

このようなモールドがあり、ガラスを支えるようになっていますが・・・。

ノミで粗方取り去った後

リューターで削ってしまいました。

角穴を開けますが・・・。

さてこれが入るかというと

どうかな

国鉄用として作られているため、立派過ぎるんで、ちょっとどうかという感じ。

なんとも

雄雄しいなぁ・・・。

やっぱり

立派過ぎるんです。

でも、点灯化準備工事のため、このヘッドライトを使いたい。

ちょっと油断すると

お辞儀してしまうんで

内側の当たる部分などを徹底的に削り

表の穴は大きくならないようにしますが、ウラを削ります。

少しでも小さく見せるために

高さを保つ一連のリブを全部カットしてしまい、位置を下げていきます。


まだ不完全ですが、ちょっと低めることで印象が大きく変わりました。

斜めに向いてますね・・・。
あとで全部修正していきいますよ。

さて、一時62に加工を移します。
屋根にある、ランナーの千切り跡に瞬間接着剤をチョン落としして埋めます。

ベンチレーター、こんなの見たことないんで、そのまま生かします。


手すりを削って植え直しです。

元の長さを目安に、デバイダーで

測って4箇所に軽くポンチを打ちますが、このデバイダー古く使い込んでいるんで、削ったことがあり、使いやすく正確な位置が打てません。

ニードル、どこで買いなおししましょうか・・・?

0.3mmドリル刃で、慎重に穴あけしていきます。

太さが2段階で違うものが好みです


こんな感じ。

81も運転台がない側は「あるそうなんで」

穴あけ。

さて、問題発生。
JTBブックスの「ローカル私鉄の20年西日本編」の写真を見ていたら・・・。
81のプロポーションに大きな問題があることがわかりました。


いや・・・
どうみても琴電30型ばりの車高短ですわな。


ほれほれ。
後ろの71か72よりはるかに車高短で、台枠の厚みが・・・。


モデルでは相当ディフォルメされている。
これは、裾延長して見なきゃいけないかな?
どうせ、まだ同車の在庫があるから失敗してもいいから。。。。

あと、テールライトも、もっと下ですよね。
これは顔の印象にかかわる部分です。
これも、一緒に、位置をガッツリ下げて穴を開け直してみましょう。

点灯化できる部分の限界に近い位置になりますけど・・・。

と、だんだんだんだん泥沼に自分を落としている気がします。


   ↑おーちて行きましょ♪奈落の底へ~♪ 幸せ求め奈落の底~へ♪


鉄道コレクションの琴電を改装する2

2008-05-20 04:03:10 | 琴電完成箱
ヘッドライト開口作業をちょっとだけ手がけました。

写真の右ライトはポンチ打った様子。

左はポンチに0.5mmドリルを掘った状態。
名鉄3800ではポンチズレに苦労しましたが、いつも決まったポンチを使うことで随分作業が安定してきました。
ちなみに、コンパスの針を使っています。

ポンチは真円の針モノがよろしく、しばらく使っていた自己研ぎのものは正確に打てないかったです。
画鋲も真円のものと、そうでないものがあり、結局コンパスが手に馴染みました。

ドリルを打つときは、修正前提でなければ

よーくヒト回転ヒト回転、まっすぐに打てているか慎重に穴を開口します。

もしずれて穴が開き始めたと思えば、少し傾けたり、力を寄せるなどします。
でも、修正しながら開けると、折ったり、想像通り行かないことも多いので、とことん真ん中に開ける作業には慎重を期します。

0.5mmドリルで、真ん中明けが確認できたら。。。

この穴に、光学繊維「エスカ」0.75mmを通すために、0.75mmのドリルで穴を開けます。0.8でも構わないんですが、ずれないようにしたいものですね。

で・・・・。


そのままの0.75mm~0.8mmでは、先っちょを熱丸めした光学繊維が飛び出しますので・・・。

1.0mmのドリルで、ヒト回し半くらい、中途半端に穴をさらいます。

判りますかね?
ほんの0.5mmちょっと位の深さまでを、1.0mmドリルで掘るんです。

左が掘る前。

右が掘ったあとで繊維を入れた感じ。
歴然でしょ?
膨らんだ繊維の先が、収まるようにするんです。

裏側から。

ヘッドライト点灯するのかどうかわかりませんけど、準備だけはしっかりした感じ。

点灯シミュレーションヽ(´ー`)ノ

車体が薄い色なんで、光透けまくり。


この形式、ヘッドライトリムが車体同色なんで、これが出来るんですね。
阪神時代はどうか良くわかりませんが、琴電では車体色なんです。


このように。

こっち(築港側)も

今、気がついたんですが仏生山側の顔に琴電築港方向板、築港側の顔に仏生山方向板が挿してありますね。

ということは、この写真を見る限りの運用では増結車は常に編成の尻に連結されていたことになり、連結位置は築港側でもでも仏生山側でも固定されておらず、決して同一連結位置ではなかったようです。

ちなみにこの写真は上が一回目、下が2回目であり時期が丸1年異なるものの取材時は既に元阪神同型の1061は解体されておりまして。

ほかの単行増結車は1回目がまだ1063(元三岐)が存命で、2回目は1063解体後。

琴平線単行増結車がどんどん減っていた頃なんで、なんとも断言しようがありませんが、連結位置が固定ではなかったことは理解できます。

1016は写真のきちんと取れる場所に居なかった事が悔やまれます。
工場を見せてもらいましたが、引きが取れなかったんで撮ることを断念していました。
なんと痛恨の至り。

なお、この車はこの直後にサヨナラ運転を実施し、解体されてしまったそうです。

さて、同様の半堀作業で、先の62のヘッドライトリムを薄くします。

この状態を

出っ張りすぎで気持ちが悪いですね。

1.5mmドリルで半掘りして

半分埋めてみました。

まぁまぁ鑑賞範囲。



レンズは仮に、部品製品のものを嵌めましたが、とんがってんですね。
これなら繊維の先を丸めたものの方がいいですね。


   ↑1062のテールライトをどうすんだということをまだ考えていません。

鉄道コレクションの琴電を改装する1

2008-05-19 00:50:13 | 琴電完成箱
琴電30型を製作する並行に、どうせなら他も塗装してみたいと思い、まずは手持ちの鉄コレ@琴電を改装していくことにしました。

完成品なので、元姿はどっかのサイトでいいでしょ。
ってことで

ちょっと色がついていますけど、水抜き剤のプールです。

今回は、琴電1062、琴電62、琴電81を漬け込みました。

まだ元名鉄の1020型とかまだ在庫している1062は後にします。
1020って、車体延長するだけじゃ元三岐の1012にならないかなぁ・・・。

で、いつものことですが、

ジュースウォーマーの中で、漬け込んだタッパーを暖めます。
約40分。

あっという間に

塗装が溶け出し、白濁しました。
暖めるので、アルコールである水抜き剤は蒸発していきますので、タッパが蓋開いてます。
ここに火をつけちゃいけません。

引き上げてみました。

暖かなアルコールお風呂からほかほかの車体。
既にべろべろに剥離しています。

塗装と車体の合間にアルコールが入り込み、浮いているようです。

触るとベロッとはがれます。


はがれまくり。
歯ブラシで軽く擦っただけです。

素っ裸です。


こんな感じ。


トイ感は否めませんが、こだわるときりが無いので・・・。

さて、

62から手をつけます。


ヘッドライト、テールライト、手すりを交換しましょう。

ポンチをなるべく正確に打った後

まず、0.5mmドリルで下穴を開けまして。

センターかどうか確認します。

まぁ、いいでしょう。

1.3mmドリルを咥え

貫通。

テールライトは、レンズモールドをナイフで削いだ後

ポンチ→0.6mmドリルで一発開けです。

こんな感じ。

全部うまく開いたので、テールライトも枠を元モールドを生かしていきます。


タヴァサ製のテールライトレンズのうち、PN-012用のレンズを埋め込みます。
もちろん、本取り付けは塗装後です。

さて、

点等化できるかな?

ヘッドライトの準備をします。

光学繊維を使います。
三菱レイヨンの「エスカ」と言う製品の、0.75mmを使います。
30kmとかの規模で平気で売られてはいますが、事実上無理です。
秋葉原のラジオ会館2階で前に一箇所で見ましたが、殆ど小売は殆どされていないので、オークションで小売している方から買いました。

ヘッドライトは1.0mmが良いのですが、今回はあえて0.75mm使用です。

端部はこんな感じ。

このままでは模型的に良くありません。

そこで

慎重にライターで炙ります。
炙り方で、端部は丸く縮み、レンズのようになりますが、その加減はお好みです。

私は一瞬だけ1cmくらいに近づけておしまいです。

何回かやればいい具合が出来るでしょう

あんまり端部が球形になることは嫌いました。

これがいいんです。


このように、裏に通していきます。
点灯化にプレッシャーが掛ります。

こんな感じにとりあえずなりました。

レンズとしては完璧。
フレームは、PN-011を使いました。

実物

白熱灯のケースに、シールドビームが収められています。
かなり薄いリムで。

本当は前に教えていただいた、ボナやトレジャータウンの薄型リムのシールドビームを待つべきでしょうが、待ちませんww

でも、分厚いですね。

レンズ(光学繊維)が飛び出してますが、ちゃんと収まりますからね。
で、このヘッドライトPN-011は少し寸胴部分があるんで、ここを半埋めしてリムを薄く見せることにしますよ。
それでも、どんな部品でも実物のようなリム厳しく、寸胴の洋白ヘッドライトが望まれます。
真鍮挽きモノなら、113系用シールドビームとしてあるんですけどね。
洋白にしたいんです。

外形に合わせたドリルで半堀するといいんです。

勢いで

81号もテールライト穴を開けました。
ほんとギリギリなんで、穴あけ時に割れたら、パーツか精密真鍮パイプで生成して使うつもりでしたが、これまたうまく開きました。


ちょっとオーバーかなと思いましたけど、まぁ、いいでしょう。
点灯させたいなぁ!


   ↑さて、どうなることやら・・・。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる11

2008-05-17 21:31:46 | 琴電完成箱

床下を取り付けます。

琴電30型は琴電転入時に片方を電装解除したようで(Mc-Mcのものもあったとか無かったとか)、割と最小限の機器撤去が特徴のようです。

京急で解除したものは徹底的に機器が無いのですけど


琴電のものは

エアタンクと汎用コンプレッサーが見えますが・・・。

地味に

この面では制御器が取り払われた跡に一個四角い箱がついているだけのようです。

ということで

制御器をカット。

抵抗器をカット。


このような感じ

このあと、MGらしきものも間違って撤去してます(/ω\)
(下から二番目に左端の機器)

ほかはそのままにして、接着。

4段置きって凄まじいですねw
この電車、実物も複電圧車両で、車体長も短いことからこの模型のように多段重ねの機器釣りだったそうですので、そこに注目したのでしょう。

お飾りで

ただの見た目のために両サイドにプラ棒を配置してみました。

長いところはこの直後カットしています。

床下の足りない機器は

ここから奪いました。

このように、右側の機器箱が新規に取り付けたものです。

もともとここには制御器がありました。

床下はこのような感じです。

これでオッケーにします。


ウェイトを

配置して


エンドを決めるプラ棒を接着。

10mm空けて、へッドライトユニット準備機器が設置できるようにです。

長手方向にも

はめ込んで接着して

ウェイト溝を生成。

集電準備ですが、実際集電するときには、バネになる燐銅板が必要ですね。

前面機器を

取り付けます。

このような状態ですが


当ててケガキます。

カットしないとなりません。

ケガきまーす



カットして・・・。


はめ込み完了。

へこんでいる部分も

埋めて


何事も無かったように・・・。

前面から見ると

むむむ・・・。


すっかすかが気に喰わない・・・。
まるでEF58の旧車体からの更新車のような、車軸丸見え。

ぼけぼけですが

このようなイメージです。

車高短の印象をきちんとできた気がします。


で、こんなときにどうかと思うんですが、
実物の車体裾のほうが長いという指摘がありまして・・・。



確かに微妙。
テールライト周辺部分の寸法が怪しい。

というか連結器のカキトリは随分違いますね。
比べてみると


実はこういうことでして。
腰板寸法もそうですが、「幕板も窓の高さも実物はもっと大きい」ように見えます。
側面は腰板延長すればいいかもしれませんが、正面はどうがんばっても、デッサンが狂います。

正面ドア窓は随分違いますねぇ。
さて、加工すべきかどうか非常に悩むところです。
どっちにしても、完全にはなりません。

見なきゃ良かったって?
(´Д`;)

ちなみに腰板だけ基準にするとこんな感じ

腰板延長すると、実は全体バランバランになります。

もっと見方を変えますと

高さ基準で縮尺変えるとほぼ合致。

つまりですね・・・。

このキット、幅が広いんです。(断言)
約0.7mm。

0.7mmといえば・・・。
リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる6
このときに、動力ユニットスカスカで、内寸詰めたじゃないですか。
その寸法。
0.5mm。

ほぼジャースト!!!
つまりそういうこと。

だと結論します。
正確に(近く)するなら、実は正面側柱も削るんです。
で、屋根も若干削り込む!

モ-ムリ!o(゜Д゜)っ

ということで、私は無視!!!
このキットは結局、四隅にすべての負担が掛っているんですね。
切り詰めときゃよかった。

「車体裾が短い論」と、「側面で見ると比率は合っているよ論」の両方聞こえていたんで、このように結論します。



   ↑でも、全体を見るとそれなりに見えるモデルなんです。


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる10

2008-05-16 23:55:27 | 琴電完成箱
華金って言葉があった気がしますが、地味に工作継続。

自作床の内部。( ・∀・)

飛び出したボスは

とりあえずカットじゃ。


KATOの集電板付き台車を擦って、金属板の跡を付けました。

うっすらと。

簡易ケガキのつもり


以前にちゃんとケガイても大して格好良くできなかったんで

ぶっつけでドリます。

こんな感じ


ノミで繋いでいきます。


あまり格好良くありませんが、

集電板穴完成。

台車に0.5mmで斜めドリル。

だって、穴掘ろうとしたら、斜めなんですもの。

貫通はさせませんよ

これ、ポンチ代わりなんです。

1.6mmドリルを

斜めから掘り出して、だんだん垂直にネジリ開けます。

このとおりヽ(ヽ・∀・)


ここから金属集電板を出させる考え


2台車ともに

穴あけ

これで集電準備は大丈夫。

KATO用台車ネジで止めて見ます。

セルフタッピングでGOO.
ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ

今日も毎度様で軽作業でした

集電して点等化するとは限りませんけど、
準備だけ済ませておけば後悔( ´ゝ`) 無しですね。


   ↑このきっとのまだちょっとディフォルメされているところもあるようです。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる9

2008-05-13 23:59:42 | 琴電完成箱
明日は会議なんで出来ないだろうなといいつつ・・・。

床下の工作です。
太いほうのパイプです。

これをカットするんですよ。

1.5mmくらいで適当に。

片方は斬切りなんですが片方はそのまま床に接着するんで、綺麗な断面にしているんです。

接着。

ちゃんと穴は真ん中になるように。

細いほうのパイプも適当な長さに切って、嵌めてみます。

イメージはこのような感じ。

これを以下に精度良く削って、正しいボルスターにするかが問題なんです。
傾いて削ったら、車体も傾きますし。

で、


このような適当なステージを用意しました。

1mmのエバーグリーン材を適当に張ります。

本当に適当。

レールじゃないよ。

おおよその間隔は10mm程度で、床板幅より狭いこと。

雑なんですが・・・。

600番耐水ペーパーを瞬間接着剤で張り込みます。

で、この上を床板を滑らせて、ボルスターを所要寸法に、なおかつ平行に削って面が出せるように削るわけです。
1mm角の下駄が削れ過ぎ防止と、平行を創ります。

あったまいい!(≧∇≦)b

ハイ(-Д-)ウソ~ です。

要は精度のある削りができない人なんで、治具を作ったわけです。

耐水ペーパーと接着剤は経験値で0.2mm程度なんで、1mm角の下駄を履かせると0.8mm程度のボスルターが出来るという考えです。

ボルスター吹かしが0.5mmではまだ低すぎる気がしたので、これは見当で0.8mmにしたかったのです。


キラリン。.:*・゜(n´`)η゜・*:.。.ミ ☆

ほぼいい感じなんですよ

写真では湾曲しているように見えますが、結果大丈夫です。
ノギスで何回も計測しましたから。

細いパイプを・・・

だいたい5mmくらいでカット。

ボルスターから2.2mm飛び出させて接着。

ね、KATOのボルスターのようになったでしょ?

回り止めを創ります。

ポンチ打ちしまして。

とりあえず手持ちで一番太い1.6mmドリルで掘ります。


直径2mmの丸プラ棒を5mm程度にカットして

まぁ予備含めて2本

リューターに・・・


咥えさせて

回して金ヤスリを当てながら、一部を細く挽きます。
熱持って溶けやすいので、ゆっくり注意しながら挽きます。

1.6mmの細さに挽いて


割って


割った部分も軽く丸く挽いて

植えました。
まぁ、なんて適当なんでしょう。

台車周りはこれで完了。


車体を載せて寸法確認。

レール下に1mm尺が沈んでいますが、

6.25mmくらいに収まりました。

実物では937mmの高さ程度。
実物換算80mmのジャッキアップデフォルメとなります。

実際の高さにすると、血行障害が多いので、止む得ません。

でも、

こんなに車高短に出来ましたよ。
かなりイメージが変わります。
約1mm強の車体サゲです。

元の車体高さ

かなり高い。

で、今回のもの

かなりイメージがいいです。

これ以上車高を下げるのは、動作的に結構きつい気がしますが、この辺はお好みでしょう。

どうだろうなぁ・・・。

まとめ
元の床板厚み  2.7mm(前回3.7mmとか言って間違っているし・訂正済)
元のボルスター 1.3mm
計4mmを

新床板   2.2mm
新ボルスター 0.8mm
計3mm

にしたことになります。
1.0mm下げたことになるな。

ほぼ予定通りといっていいですね? (え?
1.5mmも下げたら台車回らないし。

なんという結果主義ww

床板をもっと浅くしたら?と言われそうだ。
これ以上薄くしたら、床強度なさすぎなんだもん。

言い訳がましいですが、実際本当は設計ミスです。
ただ、1.5mm下げたら、昨日の62との比較から見ても、ほかとのバランスも怪しいので、これでいい事にします。

連結器高さすら怪しいし・・・。

でも、本当にこの車、シャコタンなんですねぇ・・・。


   ↑採寸ミスもしているし、実はちょっと冷却期間が必要ですね。

リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる8

2008-05-12 23:57:10 | 琴電完成箱

床下の新製に入ります。
1台だけの予定なので、気軽といえば気軽ですね。
この床板は使いませんが、面積寸法んどでは活用します。

まず、ボルスターの準備から。

友人から頂いたプラパイプ。
たぶん田宮製。
細いほうが3mmで、太いほうが4.8mmの外形です。
ほぼすっぽり、太いほうに細いほうが入ります(ちょっと0.2mm以下で余裕はありますね)

これを組み合わせると、ボルスターが出来ると思います。

台車を直径3mmのリューターで軽く当たっておくことが必要です。
鉄コレ台車は斜めにテーパーが付いており、下は3mm強ですが上からは2.9mmで軽く当たる必要があります。

ガタがない程度に慎重に広げてみると

ぴったりなんです。

台車のボルスター部の厚みは

挟んで測ると2mmでしたんで、ボススターはちょっとガタ分も入れて2.2mm程度飛び出せられれば、スマートに軸に沿って回転と、多少の軌道狂いによる車体ネジれに対応できるんじゃないかな。

次に、床板の厚さを採寸。

3.7mmですね。
【追伸 どうみても2.7mmです】

これから1.5mm下げるんですから、出来上がる床板を2.2mmにすることで、良いんじゃないかな。
本当はもっと上手いサイズ出しがあると思うんですけど、まぁ、気楽に気楽に。

床板を切り出します。

1.2mmプラ板を幅16mmで切り出します。
これは床板の実寸からです。

長さも「とりあえず」既存床の長さで切り出しますが、乗務員室側に、床板にはめ込まれる形の前面床下ディテールパーツがあるため、その干渉をさせないために、原寸でケガいています。
それが左の内側にあるライン。

ボルスター穴を開けてから、このラインでカットしなおします。

このラインで後で切り出します。


1mm角棒エバーグリーン材を使って、この板に厚みを持たせ、2.2mmに仕上げます。


接着。タミヤ緑瓶さらさらタイプで接着。

端っこは残しておきます。

ズームアップ。

あとでウェイトやら、座席を組み込みます。

端っこをカット。


床板のセンター出しをします。
両サイドから8mmのところにケガキポッチを印し。

必ず、両サイドからも当てて、本当に中心に打たれたか、確認します。

点を2箇所打ち、その点同士を結んで

カッターナイフの刃で薄っすら中心線を引いて行きます。
鉛筆ケガキは太さが気になるので、私は概ねカッターの刃です。

床板を車体に嵌めて、その車端から19.5mmでポンチをうち、台車ボルスターの場所をつけます。


1.7mm程度のドリルで4回転位ザクりまして・・・


半分以下程度に掘った穴に、

確認のため、台車間距離に正したノギスを当てて、寸法の確認。

って。地味にずれていましたんでww

片側0.4mm程度、全部で0.8mm程度ずれていたので、0.3mmドリルで穴を開けます。

太い穴には細いドリルで修正していくのが基本かと。

裏っ側に貫通させ

これもきちんとセンターに貫通したかどうか、両サイドから8mmであるか確認してから

裏側から改めて

太いドリルで貫通させます。

修正痕がちょっと見えますが、

どうせもっと太く広げるので関係ありません。

リューターで


3mmちょうどに広げました。

3mmドリル使えばいいだけなんですがww

仮にボルスターパイプになる、さっきの細いプラパイプを仮差しして、様子見です。

台車位置良し!

とんでもないくらいのシャコタン

まぁ、ボルスター軸は通っているものの、ボスルターになる台座はまだ製作していない車体が台車に直置きなんで。

でも一応採寸。

およそ5.5mmです。
うーん?
850mmの実車寸法なら5.66mm(自分が前回出したサイズは5.73mmとかほざいていましたけど)ですから、ほぼジャスト?
地下置きでコレ?
あれれー?

ところが
僚機となる65と並べてもシャコタンすぎ。

え、実車はこんなに車高低いの!?


もう一回。

低すぎる印象は拭えません。

てことで、ちょっと模型的に考え、とりあえず0.5mmの板を挟んで見ました。

ちょうど、フランジが車体裾に少し噛む印象。
Nゲージは極端にオーバーフランジですから、これでだいたいリアルでは一致ラインかな?

実物

よく見ると台車は似ている風味だけだということはさておき、高さは案外これで良い様子。

でも、0.5mmしかボルスタないのは不安だし・・・。

これから0.5mm上がっただけかぁ・・・(上げたときの写真は撮り損ね)

アンチクライマで半分くらい上がるわけなんだけど・・・

ちょっと実物固執と模型ディフォルメを考えてからボルスタ厚みを考えようっと。
でもね、これに近いんだね。
きっと。


   ↑次に続く!


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる7

2008-05-10 22:31:24 | 琴電完成箱

今日は実は工作してません。
疲れこけてネットで資料探しなどです。

この「サイズ」の部品を探しており、


洋白挽きモノで

この薄さ♪
がほしいのだ。

某巨大掲示板で伺ったら、2種類お教えていただいた。

トレジャータウン
■TTP601 京急用シールドビーム 480 504 フチの丸い私鉄用2組入

ボナファイデプロダクト
■P-207 私鉄用ヘッドライト(薄型タイプ) 税込546

どちらも見てみてから購入をしたいなと。
情報ありがトウでした。

そういえば。
リトルジャパン鶴見店に以前行ったとき。
(撮影地・リトルジャパン鶴見店ガラスケースの上)

京急230型キットのエラーのことを教えてもらっていたことを忘れていた。
(この写真、まともなブログ画面では写真の大きさ間違ってアップしているので、切れていますが、クリックすると全体が見えます。)

改めて書きます。
リトルジャパン京急230型キットは台車間距離が
約70mmのものと64mmのものがあるのだ。

(下に敷いているのが64mm版、上に被せているのが70mm版)

実物の台車間距離が9500mmであるので、63.3mmが正解である。
つまり64mmの中心間の床板が付いているほうが修正後キット!
手元のキットを見ると・・・
70mmだよ(;´Д`)

あれ、
ちなみに、車体端からは2970mmなんで19.5mm程度であればいいのだ。
そして、手元の琴電30型の床板の端部からボルスタ中心の設定は・・・
17.5mm。

なんか中途半端。
中心間を64mm版のものを想定すると、20.5mmじゃないか。

「車体は1mm四隅で縮めてね♪」
リトルジャパンの店主の声がテイクバック・・・。

あーーーー。
車体隅柱の延長分、正解バージョンの中心間64mm版床板でも、
そのまま組めば結果両端1mmオーバーハングが長いんだね。

あ、おいらのキット、間違っているバージョンなんだ(;´Д`)

間違っている床板の上、更に約2mm車体を縮め、そのシワ寄せを運転台側に全部おっつけた取り付け方の図。
どこをどうやってもダメポ版。

やることは決まった・・・。

床板新製で

車高短&台車間距離修正だ!


だよなーーーー。


くどいくらい改めて書きます。

・リトルジャパン京急230型キットは台車間距離が
約70mmのものと64mmのものがあるのだ。

・64mmの中心間の床板が付いているほうが修正後キット!

・「車体は1mm四隅で縮めて(&床板も端部から1mm縮めて)ね♪」
 ※私は貫通側で1.4mm、運転台側で0.7mm縮めているので、更に設定は異なります

・ついでに車体高さを1.5mm縮めるといいかも!


   ↑床板新製なんか前回の食堂車ぐらいしかやったことないんだけどなぁ・・・。


リトルジャパン琴電30型(京急230型)を制作してみる6

2008-05-09 23:56:58 | 琴電完成箱
屋根の加工です。

溶きパテは完全に乾いているので・・・。

磨きこみます。

600番~1000番で、テカっとさせます。
ピカ!

随分荒れていますが・・・。

実は昨日、寝ぼけて溶きパテ前に、油分を取ろうとシリコンオフを吹こうとしたんです。

が、

なんとシュッとチョイ吹きしたのは・・・

ソフト99 クリアー (金属用ラッカー)

アッ( *゜д゜) トケタ・・・

そう、荒れまくり。
で、溶きパテを塗って塗って、磨いたわけです。


かなりオッケーです。
結果よければすべてよし。

このキット動力は事実上「モデラー御勝手」でして

一応

こいつを指定した上で、「延長してね♪」

ということなんですが。

嵌めると隙間がありまくり。

かといって、GM幅でもないんです。

計測すると


その差は0.45mm。

ですが、実は鉄コレ12m級と15m級動力はフレームが若干台形であり、裾を舐めると0.5mmの差になるというものです。

ですから

0.25mm×4mmのエバーグリーン材を車体内側に 「またも」 張り足します。


これでぴったりです。

取り敢えず眺めます
(・д・)ジドー


あ、モハ車に台車嵌めなかったから判りづらい。

クハ車

台車間隔はともかく、車高が高すぎます。

モハ車

やっぱり高すぎる。

だって実車は

こんなに車高短。

で、モデル的には鉄コレ第一弾・琴電62と車体裾高さが同じなんですが・・・
肝心の62は

同じようなD型台車で、こんなにビッグフットです。

僚機の65(当時・足回り書類だけ日本最古の電車)は

こうでしたが、

拡大すると

元近鉄23より車体裾が高く、床面は低いことがわかり、
結局雑多な電車なんで、高さは気にしなくていいことが判り?

図面をにらめっこすると

850mmらしいので、改寸すると
5.73mmなんですね。

モデルを計測すると



7.25mmもありますたんですよ旦那様。

その差、1.48mm。
つまり1.5mmも、キット指定の車体高さは高いじゃない( ´▽`)σ)´Д`)

ということで、車高を低める加工ポイント発生。
1.5mm下げって、かなり尋常じゃないです。

台車間距離も大幅修正ですし・・・。
クハ車の床下新製かしら?

ちなみに、車体長は、隅柱を加工しているので、スケールとは言いがたいと思うので、

印象を決める、車短からの距離を基本に、すべてやり直すことにしました(;´Д`)

2970mmってことで19.8mmの場所にボルスタを作ります。

それではまた明日。

   ↑またも、目立たないところで苦労を買う私です。