自宅近くで
はぁ。
何ですかこれは。
そう、近所に熊が下りてきたんですよ。
札幌市街。
どんな田舎の山奥よ。
お土産ブランドと成っている「熊出没注意」なんてもんじゃありません。
本物の熊が出てしまった模様でして。
うちの子は集団下校ですよ。
忙殺中のなかで
お師匠様(本人見て苦笑してそう)から図面のご指南を頂きまして。
曲線求める数式や、係数算って10数年ぶりにまともに見た。
最近の計算は全て見積もり算やら仕分け算ばっかりだもん。
学の無い私の脳みそは、シナプスが明らかにストライキを起こしており。
しばし硬直したままでございました。
デザイン畑を暫く歩んでいたんで、2次元構成はお手の物なのですが、
なんせ古いDTM第一世代。
3D関係はまだパソコンの性能が手軽に出来なかった言い訳を含んでも、大の苦手なのでございまして(;´∀`)
イラストレーター3、フォトショップ2.0からのオペレーションをしているものとしてはベジェ曲線バッチ来いなんですけど、
基本的にそれを数式に置き換えるってとても苦手でして。
はい。
しばし悲しいくらい悩みぬいていたのです。
様々な断面と比較して、最終的な3D立体切削図面にしてもらうため、「3面図」を起こさないとならんわけです。
嗚呼なんとクラシカル。
製図板とT字定規とロットリングで書いていたエッチング図面とまるで変わりません。
最近はそれら道具すら通じないことのなんと多いことやら。
15年前は先端の事やっていた筈ですが、すっかり化石ですね。
嗚呼悲しいわ。
3Dを職として手にしていたら生き方すら変わっていたかな?
各部修正を実施していきます。
ドアステップ周りがこの車両の最大のポイントですね。
色を乗せたりスケルトンにしたり。
いまでこそ、イラストレーターはカラーでの作業が当たり前ですが、5.0になる前はスケルトンワイヤーフレームで描画して、
プレビューするのが仕様でした。
ですから、そのころにみっちり遣った私としては、未だに気を使うときにはワイヤーフレームで全て作業してしまいます。
全て古い知識でカビが生えているようなもんです。
(だいたい、写植を使って版下制作していた最後の世代ですからね。馬鹿にされて当然かもしれません・・・・とはいいつつ、
今のデザイナーさんはある意味、やらななくてもよかった部分まで自分でセルフディレクションしなければならないのは、可哀想です。
今のパブリッシングのピンのピンは良くなっていますが、錐に近くなるだけ、昔より細かいクオリティは相当痛んだ状態になってしまいましたね。
雑誌デザインなど本当に「職人芸レベル」の「書体の選択作法」「字組みの作法」「写真の色だし作法」では正直酷い状態ですもん)
オッサンは愚痴をこぼしながら、チマチマと修正や足りない部分を書きあげていきます。
くおおおおおお。
↑こんなこちしている間にどこか出したりしてw
仕事がのっぴきならないので、ちょっとお休みが続いております。
JNMAであまぎモデリングイディアさんが
これ発売とのこと。
いやっほう!!!
これも良いですが、カテゴリーをご覧下さい。
「定山渓鉄道をモデるには?」
です。
そう、台車が定山渓1201と全く同じなのです!
やったね!
正面です。
でも、1001の文字の下にある補助ヘッドライトは朽ち落ちています。
反対側は残っております。
中は美しいニス塗りです。
てか木造内装と言うのは意外なことです。
運転席。
これも欲しいですなぁ。
(東川町保存館にある103)
これも簡単に作れますなぁ。
定山渓の車体を生かしたほうの大型電車も定山渓101として銘わーくすのものを確保済みです。
(下回り無しで着たので台車は1001と同じですよ)
昔の姿。
一時期はかなり放置状態だったんですよね。
今度取材して撮りなおしてきますが、ランボードは8枚仕立てです。
パンタは物凄く貧弱なものです。
↑さて仕事に戻ろう
地味な作業ばっかりになります。
ポンコツ車体をたたき出して傷を埋めて成型するっての。
傷が大きいアナはもういっその事
大き目のドリルで
開口して
埋めなおしたほうが綺麗に簡単に仕上がります。
埋め埋め
屋根にあった傷も同時に埋めまくり
キャストの大き目の気泡は、ラッカーパテで
動力時に気になったのは、今回のレストアに際して張った、0.8mm板がどうしても厚く、
0.2mmほど幅を広げないとならないこと。
これは前面レジンの収縮って関係あるかも。
いつの間にか断面が鉄コレ断面に近くなっていたんですね。
これはしっかり貼り付けたので、またえらい作業に。
やっと剥がれたけど、脱脂してから張った板がまぁ本当に頑固。
前面も削って・・・
隅々のゴミ取りをしています。
本当に地味です。
サフェーサー吹いたら気力も飛んでしまいそうなくらい。
ヘッドライトも金属の砲弾半埋め込みに取り替えなくてはなりません。
なんせライフワークにしたい定鉄。
何とかしたいのよ。
↑まだまだ手間は掛かりますが、
どこまで見えるようになるのやら
塗装ブースを片付けて再生するのがかなり時間掛かりそうで御座います。
会社敷地に良く遊びに来るデコイ。
瞬間接着剤をコッテリ塗って削ったんですが、
硬い硬い!
削り中の場面は必死で撮り切れませんでした。
使う耐水ペーパーが並みの番数ではありません。
殆ど金やすり同然。
正直申しますとね。
正しい寸法というより、形を整えるほうが優先で、もうそれはそれは荒い番数で面出ししたんです。
昨日の状況から考えると面は出ています。
接着剤カスが見えます。
それ以上に、エッチングディテール断面が度重なる研磨でかなり薄くなっているのが気になります。
でもしょうがないもん。
薄く塗装してなんとか活かさねば。
痛みはしょうがないですね。
なんせ3回目の組立ですもの。
つるっと。
いやいや、元の本物車体もかなりシルヘッダーは目立ちませんでしたが・・・。
辛うじて立体で浮いている状況。
盛って削った部分でも凹みはありますね。
これは流石にパテで良いや。
光に当ててみた。
透明な部分は瞬間接着剤のみ。
屋根自体も大変薄くなっています。
センター出しがまるで狂っていますがそれは現物合わせだったから。
屋根を割るときに打ったポンチが浮いてくるくらい屋根が薄くなってしまった。
どれだけ削ったんやら。
雑な作りか・・・
何とかしようという意気込みか・・・
↑さて、
どーなることやら
この作りかけ。
色々調べていくと、一体ルーフだったキットを裁断し、組立、解体、レストアしているので、地味に平行がなかなか狂っており、
寸法上でカチッと組ませるにはかなり荒業が必要ということが段々と解ってきまして。
厚み測ってもあちこちで0.1mm程度は狂いがあります。
屋根の側面を受けるところに板を張って行きますが、これも元型が狂っているので、片サイドは0.4mm厚みを、
もう一方は0.25mmを張ることで左右の近似値が出ました。
80系の屋根ですが、片はずれている事が多いですね。
0.4mm厚みのプラ材を適当にカットして
正面の接着補強材とします。
余分は後ほどカット。
接着。
レジンって、脱脂処理するとえらい強力に瞬間で接着されるんですね。
何時まで持つかはわかりませんが・・・。
裏側こんな感じ。
元板が再生ヘロヘロやレジンですので、歪みは各部に微妙にあります。
それを何とか平行に戻しながら接着。
いろんな角度で寸法が出るように努力だけはします。
屋根あて。
うーん。
合いきりませんな。
先回もかなり強引に接着してパテ盛した記憶再現。
短くカットしたミスを起こすし・・・
0.4mmプラ材で埋めます。
埋めた。
車体にはなりましたけどね。
各部の隙間は結構多いので、瞬間接着剤攻撃でガンガン埋めていきます。
特に張り上げ屋根なんで、屋根継ぎ目は前回も苦労しましたが、今回も瞬間接着剤で埋めまくってあとで削り倒しの面出しです。
部位的にも弱いのでパテではひび割れますから、裏に表にこってりと。
あちこち盛りまくって後で面出し準備。
ヘッドライトも金属製に置き換えることにすると思います。
車体を砥いで面出しがポイントになりそう。
十和田電車と大して変わらない車体なのに、こっちはえらい苦労と、その反面の寸法精度は落ちますね。
どっか、キットをもう一度出して貰えんでしょうか。
↑世の中マイナーな電車はキットでも売れないしねぇ・・・。
明日は阪神戦ー!
2戦連続若旦那と観戦です。
さて、移転以降の暦4年半の私がぶー垂れているか、暗黒期をいき抜いてきた虎党若旦那が微妙な気分になるか。
さてどっちでしょう。
自分は小学生のころ、「阪神ファン」でした。
というのはもちろん電車に大変影響されており、シールドビームが新型の証だったもんですから、ずらっと新型を揃えた阪神が好きだったんです。
だから今交流戦ユニで着ている「白&ストライプ帽子」は持っていました。
黄色ツバから丁度、白&ストライプに変わったときで、それがとてもお洒落に見えたのですw
阪神といえばあれですよね。
球団と私鉄イメージは私に大変深刻な好みの影響をもたらしまして。
・南海・・・緑のユニが嫌い!=実は南海が嫌いでは無くなったのは20代後半です・・・(;´Д`)
・近鉄・・・野茂よりも佐野。阿波野よりも佐野。とにかく佐野。でも実は未だに鉄道は大好きになって居ないんですな
・阪急・・・パンチ佐藤しか知りませんでした。イチローは私と同い年ですから、活躍時は私も仕事に追われてよく覚えていません。
・西武・・・西武球場線の輸送には興味ありましたが・・・辻とか苫篠とか工藤、秋山・デストラーデのイメージでした。
・読売・・・当時から、大嫌いでした。すんませんねぇ。メジャーなもの嫌いなんですよ。
・日ハム・・・何それ美味しいの?という状態で・・・。黄色とオレンジのイメージしかなかったんですね。本当に誰も知りませんでしたね。
・ロッテ・・・弟がロッテ帽子でした。なんでだったんだろ。もちろんオリオンズ時代。
ほかのイメージ・・・大洋(ポンセ、高木豊、加藤・・・)、広島(大野、衣笠、山本)、中日(落合、郭)、ヤクルト(デシンセイ、
池山ブンブン、木田トナカイ)・・・
なんか時代がぐちゃぐちゃw
ということで
適当いやっちゃいけないんですが、今までの蓄積技法でこれを進めます。
屋根はサハ87の屋根を使います。
が、幅は全く合いません。
屋根肩のみ似ているから使うんですね。
1.3mmも幅を詰めます。
スコヤで中心線をケガいて行きます。
中心線作り
そこを中心にPカッターでガンガン彫っていく。
1.3mmを詰めるために彫っていく。
何時しか折れてしまい中を抜いて
真っ二つに。
接着して寸法を確認したら
瞬間接着剤で固めてパテ代わりにも。
ガンガン削ります。
400番で削って、屋根が概ね良くなったら1000番と1500番で仕上げ
ツルツルに
一応ここまで着ました。
さて、進めるかどうかです。
↑さて、綺麗になるのかねぇ・・・。
なんと1年ぶりに引き出してきたものです。
前回
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/03b69fa03e63d54e91301c918b6acecb
1年前、結局バラバラにしてしまった旧作のモハ1201.
溶剤で溶かしたら、金属部分に溶けたスチロールがビッシリ張り付いて偉いことに。
その後どうなったかというと。
このようになっています。
前面いつの間にか増殖。
友人MYに磨いた前面をコピーしてもらったのでした。
ドンドン、マテリアルが変わるこの車両。
果たして復旧し完成させることが出来るんでしょうか?
磨いた原型前面。
角はきっちり出してあります。
既にオールメタルだった「しもたか企画」キット時代とはかなり変わりそうです。
コピーしてもらった前面。
綺麗ですよ。
見て解りますか?
前回のとき、トルエン入りシンナーに漬け込んで、スチロール成分を薬解させる荒業のお陰で、薄い膜がビッシリと。
斑になりながら張り付いています。
キサゲ刷毛で磨いていきますが・・・
裏もえらい事になっています。
磨いたって削ったって、えらい状態で復旧は困難を極めています。
数時間
様々な道具で磨いてそいでいく作業。
とりあえず磨くだけでここまで着ましたが、剥離した内張りの中に樹脂が入り込んでいたり
もうそれはそれは絶望的な状態です。
がんばっている様子。
だってこれしかないんだもん。
もうまず手にはいらないんだもん。
もう一枚も酷い状態。
ディテールを埋めるくらいの樹脂幕。
ゴシゴシ・・・
窓枠も一個一個、汚れ落として復元。
磨きこんでいきましたが樹脂が入り込んで浮いています。
剃刀を
内張りと外張りの離れているところに挿して削り取る作業。
コンロに火を掛けて
炒ってみた。
樹脂の最終除去手段。
内張りと外張りは剥がれてくれませんでした。
嫁には内緒よ。
フライパン。
取り出して、酸洗いと水洗い、カビキラーで洗って更に水洗い。
そうすると、樹脂がボロボロ最後の剥がれをしてくれるようになりました。
断面に浮いた樹脂の焦げだし
磨いたらやっと剥がれてくれました。
IPAと超音波洗浄機でカス取り。
かなり綺麗になってきた。
細かいところを除去したりして今日はオシマイ。
半田が浮いているところも次の工程で貼り付けなおしてみます。
さて、復帰できるかなぁ。
↑でもチョット光が見えた気もする
タイトルが大仰です。
地元のある町内商工会から
「定山渓鉄道の資料をたくさん持っている鉄道マニアのこむめさん、なんかそれで人の集まるイベントとか出来ないか?」
なんて話が舞い込んでいたのは数年前からでして。
そんなこつ言ってもですね。
結局、商工会さんと折衝すること一人でやる羽目になるとそれはしんどいってんで、いろいろ思案していましたが・・・。
模型運転会と、写真展なら出来るかもなぁ・・・
なんて妄想しておりました。
レイアウト?・・・・無いよ。
車両?・・・・キットちょぼちょぼ集めているだけだよ。
展示できる写真?・・・・それだけはそれなりにあるよ。
てなことで、流石に友人たちに誘っても無理がその時はあると思い。
スクラッチを協力してもらおうにも、そういう非定鉄でのイベントがほかでもあって、
ちょっと仲間たちそちらで疲れていたこともあり。
モンモンとはしていたんです。
人を率いるなんて、そう簡単じゃないし、それって仕事で中間管理職の自分には、
地味にパワフルにやるまでやると仕事が趣味かよくわかんなくなっちゃう。
そこで、更にモンモンとしていたところ
「地域の祭りのためなら、キットエッチング製作の取り計らいまでなら協力してやるよ」
なんて、とても有難いある方が現れて、設計さえ出来れば、キットまでは実費で何とかなる。
という淡い目算があった時点で、仲間に相談しました。
「まぁ、それならちょっと考えても・・・」
という返事を頂き、一切無理強いしないことをお約束で、とりあえず走り始めてみたんです。
まずはキットを作って、内輪で配布して、作って、駒が溜まったら街のお祭り時期などに合わせてやればいいかなということで。
スケジュールはあまり切らずに始めました。
なんせ地域祭りの一イベントになることが目標です。
で、どうやっても製作不可能なモデルから、キットつくりを始めようということで。
車種選定に際し、
ED501はマスターピースから
モハ2200型はキッチンから
モハ2300型はあまぎモデリングイディアから
モハ1200型はしもたか企画から
出ているだけです。
どれも組んだことがあるのですが、どれも今レベルではなく組みなおしている最中であり、
それも平行しなきゃならない上、
やっぱキハでしょ。
キハが無いと面白くないということで、
キット製作の第一段として キハ7000型が皆の話し合いで決まりました。
でも、資料が限られています。
おいらの持っている写真はこの2枚。
ほかのキット製作はとくに別として、何とかしてみようということで描き始めたのが夏。
但し、
キット設計なんて10年以上していませんので、今の設計基準はいろいろノウハウが発達していて、すぐに取り掛かっても、
板キットぐらいしかノウハウがありません。
昔、屋根カーブはどうやって算出したか?
そんなことをチビチビ思い出しながら、またモンモンとしていました。
とりあえず、ネット上の写真も含め、友人たちからも雑誌や書籍を借り、
図面は簡単物しかない状態から、引かなくてはなりません。
ドアのステップもものすごく独特です。
昭和30年代前半、国鉄納品をしていないのに、私鉄DCを受注した日立製作所の製造です。
寸法関係がまったく国鉄サイズを流用していないんです。
ありとあらゆるものが違う。
国鉄DCを作っていたメーカーなら、
たとえばドアとか、たとえば窓配置とか、たとえば屋根アールとか、
結構寸法や規格を流用しているのでやりやすいのですが、
自分の知る限り、
留萌鉄道キハ1001.1002、定山渓鉄道キハ7001~7003.7501は、国鉄のどれにも似ていませんが、
この三形式にはある程度共通点があります。
結果的に、留萌鉄道1001も設計することを目しながら、定山渓鉄道7000を設計するように考えていきます。
竣工図で読み取ることが出来た部分、
・窓は1100mmの大窓であること
・車体幅はキハ10系とキハ20系の中間値であること
・排気管が屋根に無いこと
・・・・そんな程度しかわかりません。
まずは、真側面を捉えた写真がネット上にあったので
それをそのままトレースしてみました。
ボケたラインから推定しながら、左右対象の生かせる部分、ほかの角度から比率を移植して調整する部分を書き上げていきます。
レンズ越しなので、湾曲している部分を推定と考証を持って推測して纏め上げる作業です。
使用ソフトウェアは、職にしていたのと18年近い使用暦のある「アドビ・イラストレーター9.0」です。
まずはイラストを描くことが、自分の模型設計の第一歩なので
書いてみましたが、確かに結構大窓です。
前面も、さまざまな角度から寸法を考えて描きます。
隅Rがあるので、イメージの変化に注意しながら描きます。
車体幅をこのとき、仲間とも議論していた頃なので、実寸100mmの範囲で何度も書き換えました。
この間のクローズSNSでのやり取りの一例
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発信者 : こむめ
「窓配置の確認」
「窓のたて横寸法のイメージが良いか悪いか」
「実は前面の車体幅をいくつにしようか迷っている」
が皆さんに確認いただきたいことです。
お送りした図面は50分の一です。
メールのある方には、図面をお送りいたします。
PDFで送りますが、大きいためにそのままでは不十分な表示です。
CADソフトかイラストレーターにて読み込んでください。
PDFが駄目なら、.aiか.epsに変換して再送できます。
今のところの疑問点と発見箇所
・シルがある!(しらんかった)
・国鉄乗り入れの併結写真を見ると、キハ10系と車体幅が同じではないかと錯覚する
・留萌鉄道キハ1001との関係を見ると、非常に似ている。同じ幅か?それとも、ドアの特殊段差の分だけこちらが車体幅厚いのか?
・側面まどがもうチョット扁平でも良いのだろうか?(1000mmで考えました)
・キハ10系のシルと幅が同じなんだけど、キハ11とかのシルは実際何ミリだろう?
(150の一にしたら0.5mmになるように設計しています)
・キハ10系のシル高さと同じなんだけど、キハ11のシル高さはいくつの数値なんだろう?
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という問いかけとか
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発信者 : こむめ
窓幅を現在訂正中
窓は1100mm幅 窓間400と判明
窓幅を1100mm相当に
窓柱は偶然オッケーでした。
車体幅は2780mmのようなので調整
車体高さも近似値を入力
各種ディテールを準備含めて設置
ただこの作業はすべてやっていかないと、
後から追加は大変なのでこのレベルのディテールでよいか?
給油口は盛り上げ表現でつけるべきか?
排気管がどこにあるか全く解らなくて困っています。
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とか、いろいろわからない部分が出てきます。
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発信者 : 友人 KW
とりあえず
キハ7000
テールライト横のジャンパー線受は定山渓側が左、札幌川が右
らしい・・・
ジャンパー線は前後で同じ方向に寄ってること
屋根に排気管は無い
今のところこの2つ
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発信者 : 友人 MY
議論の余地ありだった車幅の件、ちょいと調べてみました。
定鉄キハ7000・7500
全幅2840/車体幅2700/全高3790/車体高3620
国鉄キハ10系
全幅2758/車体幅2600/全高3710/車体高3500
国鉄キハ20系
全幅2928/車体幅2803/全高2890(キハ20前期)/車体高3680
ちなみに55系もおおよそのディメンションは変わらず。
単純に車幅の数値から言えば、10系と20系の真ん中に位置するようです。
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発信者 : 友人HD
あ、あのぉ…
今頃気になったのですが
キハ20系の全高値って、なんか違いませんか?
全高2890(キハ20前期)
って、キハ10系よりも低いような。
3890の間違いですよね?
きっと…
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発信者 : 友人MY
ほ…ほんとだ…(汗) 仰る通り、3890mmが正解です。
敢えてチョップドルーフ仕様でやってみましょうかw
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などなど。
話したり、仲間と議論していくと
・どうやらこの車の車体は国鉄型とまるで違うらしい。
定鉄キハ7000 全幅2840/車体幅2700/全高3790/車体高3620
国鉄キハ10系 全幅2758/車体幅2600/全高3710/車体高3500
国鉄キハ20系 全幅2928/車体幅2803/全高3890/車体高3680 (キハ20前期)
・排気は床下から排煙していたらしい。(北海道炭鉱私鉄のSLに詳しい友人SD氏らの情報から)
・屋上は排煙無く、きれい
・シルは白帯と太さが一致してない
・台車もプレスアイゼンバーンの書籍から、DT22に似ているけど似ていない独自台車であると判明。(2軸駆動なので、ばね関係、
ボルスタの関係で台車内推進軸が通せず2軸に構造的に無理なDT22ではないという考証はしていた。)
その間、ぼちぼちと設計を進めるかと思えば、
自分の設計って、根詰めて長時間引き篭もらないと出来ないので、平日は無理。
休日はいろいろあって出来ず、
とりあえず
こんな感じ?
精度出して・・・・。
特にHゴムは、実物よりどうしても太くなるので、この取り方、ディフォルメが顔つきを大きく変えてしまいます。
このマークはエッチング無理なのでほかのこと考えましょう。
定鉄文字も、一部まだしっかり決まっていません。
で、
いろいろな記憶を呼び戻すために、
版の裏表の仮つくりをしました。
基本的に、「表から腐食させる、裏から腐食させる、残すところの妙でキットが出来る」
ってことですから、
残すところと腐食させるところを決めていくわけです。
最終的に、裏版反転させる何度のテクニックが必要ですが、
原設計。
(まだ屋根の渡る長さは未決定だから仮ですが、本設計時には完全決めなくてはなりません)
表版
ランナー部分はやっていませんが、シルやHゴム、サボ受け、側灯、靴摺、雨樋などの浮き出す部分を残して塗りつぶし。
裏版。
車体の大部分を残すために車体の大枠。
表版で一面腐食させているので、裏から白い部分で腐食させれば窓などが抜けていきます。
内張りに入る、ドア、サッシなどが無いため、窓などは案外大きくなり、表からHゴム表現がされる固定窓は逆に小さく見えます。
こうしてみると戸袋窓がまだ不自然に思うことも。
図面が無いだけに、時間を置いて、冷静になって眺めることが結構重要です。
図面が無くても「間違いなくこの車両だ!破綻無い!」と言わせたいですし。
↑これはあくまで長期プロジェクトですが来年の中ごろには・・・・。
図書館で、日本車両図面集の戦前編を借りてきました。
ぐふふふふふwww
【2100型】
スタイルは端正なんですけど、定鉄の最も古い電車を組み合わせた足回りのため、低性能は免れず、新製の1200型に比較して地味な存在です。
細めのジャンパ栓が並びます。
台車も古めかしいものです。
社紋と「定山渓鉄道」プレートが素敵です。
妻面にステップらしきものが見えます。
この車には、ラッパタイフォンがヘッドライトの後ろに隠れて見えません。その代わりかまぼこのようなものが載っています。
サヨナラ装飾もこの電車2103でした。
パンタ手前の箱が避雷器のようです。
奥の箱がタイフォンらしいです。
地味に強敵はこのゆるい窓R
パンタはWアームですね。
抵抗器らしきものが見えます。
ここには見事に2103しか写っていませんが、2101-2102と2103-2104ではベンチレーターが異なり、2101はガラベン、2103は片側押し込み式です。
【2200型】
殆どまともな写真がありません。
2202のようです。
3本の配管が右隅柱に降りています。
ジャンパ栓はこんな感じ。
【2300型】
さまざまな論のあるこの電車。
ローレル賞取ってんですよねw
非常にシンプルです。
横碍子パンタは難しいですねぇ。
タイフォンは杯を取り付けたような感じ。
パンタ側のベンチレーターは、奥の半分が薄いものです。
【ED500】
青に白帯との事。
これはやってみたいラッセル列車。
【キハ7000型】
ドアが難敵・・・。
なんですかこれ?
7500は普通のドアなんですけどね。
ほぼ国鉄DCと同じ。
先頭を切るときは赤色円盤を閉じています。
こっちの方が良く見えるかな?
常に赤色円盤が映っていることが多いですが、これは定鉄線内はトレーラだったから全て後打ちと言う事ですね。
鼻筋は薄っすらあります。
花。
そろそろ資料も熟してきたか?
↑とあるい極秘プロジェクト進行開始。
お誘い掛ける人が居るかもしれません。
定山渓鉄道を模型再現するのが私の目標でありこの制作一連の目標なんですが、
手持ち写真の車両部分だけでも色々意地って資料にまとめてみます。
【100型】
北海道初の高速電車車両で、図面は日本車両図面集にも収載されている電車です。
昭和4年製造で、除籍が昭和38年くらい。
でも車体はその後、旭川電気軌道に譲渡されて、廃線まで稼働していたそうです。
制御装置はHL機器を積んでおり、定山渓鉄道は結局自動進段は採用になりませんでした。
モノクロですが、フェザントグリーンという色で、タミヤのブリリアントグリーンが良く似ている模様です。
ボディは鉄道コレクションの銚子301の前面に似ている気がします。
台車はTR14系でしょうか?
拡大なので画質は悪いですが、Wルーフの木造客車を牽引している姿がいくつか見られます。
パンタグラフが非常に大きいですね。
これらは更新後の形式であるモハ2101にそのまま引き継がれているようです。
皇族も乗車されています。
ヘッドライトは細いステーで飛び出し気味が大きな特徴ですね。
100wサイズのようです。
水切りは弧を描いています。
リベットも相当ありますね。
表記類は集中して書かれています。
名鉄とは違うローマン書体の模様。
ランボードは日本車両製造の電車に良く見られる2重式のようです。
ワイパーがありません。
どうしていたのでしょう?
後期には右運転台窓柱にシンプルなものが取り付けられていました。
テールライトは片側1灯のようです。
台車は・・・?
日本車両D型のようですね。
おわん型ベンチレーターが4個確認できます。201型が6個らしいので、車体に差がみられるということになります。
【600型】
北海道鉄道の気動車を電車にしたもので、日本車両標準設計が生きているため、同系が日本全国にありました。
写真は廃止数年前と見られます。
昭和40年に、前面Hゴム化、最後のツートーン化を成したそうです。
この姿は4年程度ということになります。
602と読めます。
ドアは木造で終わったようですね。
3枚窓は、元の縦柱を生かしてHゴム化されており、運転台の窓のみ奥まって小さなものが嵌められています。
妻側は元の原型前面のままです。
丁寧にテールライトやヘッドライトの後のようなものが残っており非貫通です。
【モ800型】
運輸省規格形電車B’2型といわれる規格の電車のようです。
といっても、全国に似た車両はあまりないもので、北陸鉄道クハ1601(遠州鉄道クハ51など4両)が同種らしいのですが、かなり違います。
やはりランボードは2重式です。
パンタ左にある避雷器のようなものはタイフォンの箱です。
ラッパが見えますね。
定鉄の特徴といえばコレでしょう。
ワイパーはシンプルなカタチですね。
名鉄各旧型の部品が生かせそうな・・・。
定鉄としては幅の狭い車体に属します。
おわん型ベンチレータが好きな定鉄・・・。
こちら側のタイフォンはランボード上にありますね。
おわん型ベンチレーターは10個確認できます。
社紋などは奥の方に見えますね。
かわいい感じ。
拡大しても資料性はありませんでした。
ほっそりとした正面が特徴です。
ロマンスカーなどより遥かに細いです。
【1100型1110型】
例のロマンスカーです。
ロマンスカーはMc-Tcで運用されることは殆どなく、ロングシート車と混成がもっぱら立った模様です。
ランボードはやはり二重式。
なんとテールライトに赤色円板が収納されているとはいえ、設置が確認できます。
この一枚のみ確認されています。
保護棒とドア知らせ灯の良く見えるカット。
本当にDC牽引している姿が目立ちます。
福島鉄道1200型に被る端正な車体。
このMcに赤色円盤は確認できません。
車体高さは、他の形式に比較して随分低いように見えます。
【1200型】
パンタグラフが細身のモノになっています。
十和田観光電鉄に譲渡されたとき、雨漏りから屋上のものが一切撤去されましたけど、定鉄ではやっぱりおわんを載せています。
2重ランボードのようです。
このあと、更に写真が見つかったりしましたら
加筆の可能性はあります。
http://sakikawa.michikusa.jp/jyouzannkei1.html
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かっちり組んではいますが、今の目で見るとちょっと物足りません。
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肌も荒れ放題です。
数週間前、実はサフェーサーホワイトを吹いていますが
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ひびが見つかったり・・・。
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窓に結構いろんなカスが付着していたり。
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納得とは程遠いものでしたので、
本日より気長に更新工事を開始します。
瞬間接着剤で、プラとホワイトメタルと真鍮がガッチリ組まれていますので・・・。
トルエンの入った、強いシンナーに浸してみました。
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あっという間に、塗装幕はブクブクと剥がれ始めます。
キショいです
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剥離剥離♪
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べろっべろ
そして
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既にランボードは溶解しています。
スチロールは溶剤に解けていきます。
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で、一晩置きました~♪
でろーーーーん。
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屋根が抜け落ちました。
ガラス製の大きな灰皿で溶かしました。
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更に一晩置きました♪
でろでろでろでろ
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もう焼け電状態。
辛うじて残っているのは
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実は全部瞬間接着剤なんです。
スチロールはすべて溶け落ちました。
壮絶な図。
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とんでもない量の瞬間接着剤ですね。
パリパリと接着剤も割れていきます。
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ばらばらになりました。
しかし、側板はかなり状態が悪いです。
まだもう一度溶かしきらねばなりません。
一度解けたスチロールは、再付着してガッチリとした幕を形成しています。
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クモの巣もそうですが、本当に艶やかにスチロールが幕になっています。
すべて後ほど磨き落とします。
裏板も
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状態は劣悪です。
これを美しく更新できるかどうかは誰もまだわかりません。
前面も
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再整形していきます。
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窓枠が写真で見ると良いんですが、歪んでいるんですよね。
磨きこみました。
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ヘッドライトとテールライトは撤去済みです。
プラ棒でブッさしています。
鼻筋くっきりさせるために
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1000番耐水ペーパーと800番タイラーで磨きこみました。
まずまずです。
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最初と写真上あまり変わりませんけど、かなり平面が出ました。
でも、きっともっと細かく磨くことが必要なんでしょうね。
復活させるぞ1201!
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誰かこのきっとまだ持っていませんか~?
まだほしいっすよ。
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↑野球の間ずっと磨いてましたから、3時間くらい磨いていたことになります。
今日はすごい雪でしたね。
会社の除雪に掛かりっきりでヘトヘト&週末またちょぼちょぼ仕事で全部潰れそうなので馬力が出ません。(´・ω・`)
なんかやらないといけないと思い、
定鉄モハ1200の惨状整えようと思いました。
一旦完成したものの、マッハシールプライマーの吹きつけが悪かったらしく、ひび割れがごっそり出来てしまい、剥離してはや5年。
今見るとあまりに苦しいのでヘッドライトを植え替えたり、継ぎ目消したり、経年による瞬間接着剤剥離を防ぐべく予防工事をしたりしました。
お茶の間で。
元キットは「しもたか企画」のキットです。
個人的にお付き合いもありましたが既に活動はしていません。
元々は屋根一体折り曲げでホワイトメタルを取り付けるものですが、初期エッチングガレージキットなので、どうしても形にならない部分もあり、側面だけを切り取り、グリーンマックス80系屋根を唐竹割りして組み付け、前面は荒れが凄かったのでのっぺらぼうにした上で研いだものです。
見て解るかと思いますが、プラ板を挟んだり、瞬間接着剤で強引に埋めたり補強したりしています。
ヘッドライトは好適なパーツが無く、1.9mmパイプを埋め込んでいます。
靴擦りディテールもかなり削れており、もう何とか箱にするだけに必死になっていた記憶があります。
どれだけ施しても表面の荒れは消えません。かなり痘痕が深いです。
前面窓もディテールがないので、京急800系窓を嵌め込めるようにしています。
実はここまで来るまでで並々ならの苦労があったんですが、正直塗装を厚く吹かないと見られたものではないと思います。
なんせバラッバラにしました。
どこまでマシな出来になるか・・・?
剥離も、まだ水抜き剤が流行する前で、正直あまり綺麗に剥離できていません。
室内は戦場跡地のように凄まじいばかり量の瞬間接着剤で固められています。
技法も単純に済ませていたときです。
ただ、張り上げ屋根の合わせ目傷は綺麗に磨き研いであり、なんとか形に戻したいのです。
地元を走っていた電車で、なおかつもう入手不能なキットですから。
現代っぽく、動力は鉄コレ動力ユニットに置き換えようと思います。
台車もズバリのものは無く、似ているものすらありません。
日本車両の台車でこの車両と旭川電気軌道モハ1001用にしか製造されませんでした。
私の家の近くを走行するモハ1201
色は様々な資料でまるで違うのですが、キャラクターフレッシュは決めてあります。
問題はスカーレットで、オレンジに近いものもあれば、シャインレッドに近いものまで色々発掘されて困ります。