あらかじめ言っておきます。
これは仲間への 嫌 が ら せ で す !(`・ω・´)
DD16-48は1989年に入換機になったあと、1996年くらいにお役御免になりましたけど、その特徴たる空気式の自連開放装置はそのままDE10-1741に引き継がれていきました。
仲間内の話を総合すると、このシリンダーがSL部品ではないかと言う流れ。
って、嫌がらせの意味は
同じものを
後 追 っ か け で 作 ら れ た こ と !
しかも彼の方が技術が遥かに上(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)ジェットストリームショボーン
ということで、この部品の資料を開陳です。
未公開角度1(係員さんの顔隠し加工済)
未公開角度2
公開済み角度1
私はチョボチョボやってきますよ(´・ω・`)
遥かに上手な彼のブログをどうぞ。
http://km-motors.cocolog-nifty.com/blog/dd16/index.html
【追伸】地味にネタのつもりで、作りはじめたのを見てブログで資料を渡したつもりが、彼は既にすごいスピードで完成していました(´・ω・`)
早いよ・・・。
緊 急 事 態 !
仲間内で飯を食うことになり、
連絡網でつい・・・
「ネタ持ち寄って、それを肴に飯を食おうぜ~」
なんて言っちまったが じ ぶ ん !
馬 鹿 じ ゃ な い か と 。
ということでこのDD16を持ち込むために形にしなくてはなりません。
アイズプロジェクトの0.4mmマスキングテープをまた使用して・・・
きちんと囲めたら、内側は大きなテープで一発。
再び登場。
フィニッシャーズのフォーミュラフレンチブルー
中がめっちゃ怪しい模様です。
攪拌するとまるで違う色どころか、しょっちゅう混ぜないと色が沈殿と分離をすぐ引き起こします。
( ゜Д゜)ノ占~<巛巛巛
あのですね・・・
ちょっと柚子ってしまいました・・・。(;><)
この塗料・・・やっぱりグンゼの感覚ではダメなのだろうか?
気にせず突進します。
マスキング剥がすと、とてもシャープです。
柚子ったのが勿体無い。
でもそろそろ車体、塗料剥がしてばっかりでやばいんではないかと。
遠目には大丈夫だからコレでいきます(TдT)
あ・・・・ちょっと擦っちゃった。
黄緑の細い帯は、デカールを使いました。
キッチン製JR北海道一般色デカールの、黄緑色部分を切り出します。
ノリ付けを強くするために・・・
グンゼ産業のマークセッターをデカールの場所に幅を広く
塗ります。
ノリを塗る感じ。
デカールを張って・・・
不要部分のカット。
グンゼ産業マークソフターを上から塗ります。
半乾き状態で綿棒で押して密着させます。
前面ヘッドライトにタミヤX-11のペンタイプから筆に取り、銀を注しますが、はみ出た部分を
ペトローネをたっぷり染み込ませた
フィニッシャーで
拭いて
銀の形を出来る限り整えます。(=゜ω゜)ノ
タミヤの小瓶や、ペンタイプは溶剤の種類が異なるので、このようなふき取りによる整えができます。
ペトローネは元々油絵の具用で、アクリル系プラカラーを溶かしません。
世の中でプラモデル界でラッカー系とか書かれているものは大概、油性のアクリル系・グンゼなど薄め液使うものですね。
その代わり、このペトローネ。
スチロールは~特に窓ガラスなどのクリア部品は容赦なく「 浸透して 」強力に白濁させる力を持っています。
注意が必要です。
ラッカー系塗料マトモにプラNゲージに吹いたらABSもプラ溶かしまんがな(´・ω・`)。
なんでこういう風に紛らわしいことになっているんだろう・・・。
ペトローネはタミヤの小瓶・ペンタイプ(エナメル系)にのみ有効です。
アクリル系には殆ど干渉しません。
一方・・・
グンゼ産業の薄め液は上位互換と見てよく、グンゼ産業などアクリル系ものやこれらエナメル系どっちも溶きます。
この特性を使って、色部分の拭き取り成形をします(*゜ー゜)
ですから、エナメル系はABSには固着が弱いと言われますが、ポイントに使うには充分かと思います。
エナメル系は溶剤乾燥が固化するタイプではなく、空気との化合で固化するので、完全に固まるまで数日、放って置かないと剥がれ易いですね!
(その剥がれ易さがこの拭き取りなんですけど)
で、何故わざわざ小瓶ではなくペンタイプを搾り出して筆で塗っているかというと、同じ色番号で同じ溶剤ですが、銀の粒子が根本的に異なっており、ペンタイプが圧倒的に細かい!!
まるでメッキ系の質感を出すからです。
結構盲点でしょ?
まだ未加工部分もありますが
エンドビームをフレンチブルーに、キャブ屋根をねずみ色に、デッキサイドとボンネット手すりを黄色に、スカートは赤に煙突を黒に・・・それぞれ塗る作業はあと回しです・・・
雰囲気はまずまずかなぁ?
キャブの文字はデカールが食事会でやってきます。
こんな感じ。
とりあえず、このまま飾っても汚くは無いので、コレ以降はチマチマと後でやります。
なんどーーーーもーーー
なんどーもおおおおおお!!
( 」゜Д゜)」オーイ!
いい加減飽きてます( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!
地味に結構ここの部分、えぐれてんだろうなぁ・・・。
傷埋めって苦手です。
ここも・・・
仕上げなおしました。
結局サフェーサー吹いて修正もいいんですが、普通ならそれで旨くいく。
けど、ドツボっているんで、剥いて剥いて結局最小限サフェーサーの方法になっていますが・・・
ナンバープレート傷は正直、諦めかけています(´・ω:;.:...
ここにはデカール張るんで、それでごまかしてしまおうか・・・。
ボンネットはカス取りを進めます。
何度も再塗装をすると、水抜き剤どぼーんが増えるわけで・・・。
そーすっと塗料カスが細かく残るんですね。
シンナーと違い、塗料を溶かさず、密着を剥離・塗装膜を分解してはがすのが水抜き剤の特徴です。
車体は傷みませんが何度もやると、剥離して分解された塗料がが細かくカスとして半端にこびりつくのが欠点です。
それは結構くっついてしまうので、水砥ぎして平滑を作ることになります。
細かく細かくチョコチョコと動かして、ゴミを削り取っていきます。
こんなものを試してみます。
フィギア用の仕上げ道具のようです。
ナイロンスポンジみたいなものが棒についているだけです。
高い工具のひとつかもしてません。
フィニッシュマスターの使い方は自由。
細かい場所のコンパウンディングにも威力を発揮。
綿棒と違い狙ったところにピンスポット出来ることと
綿が出ないことがいいところです。
1000番耐水ペーパーで水砥ぎしたのち・・・
削りカスの除去に最適(*゜ー゜)
砥ぎ砥ぎ・・・
あらかた終わったら、洗面所にて、歯ブラシと石鹸で車体を洗った後・・・
乾燥君(以前の記事参照)で乾燥です。
平らに見えますが
うっすら歪んでいるし・・・
ちょっとキャブの完全平滑は諦めモード
じんわりマッタイラではないです。。。
( ´Д`)=3
もうしょうがないので塗装をまた再開。
タミヤ・インシグニアホワイトを瓶に取り出しました。
だって
缶しかないんですもの。
前に塗ったとき、つや消し具合が強すぎたので
まぁ、名鉄3800でちょっとやりすぎましたが、リターダーマイルドを入れて、滑らかな塗料に戻します。
サジで何回か入れておしまい。
グンゼの薄め液で更に希釈。
混ぜ混ぜ棒を入れて、ぽたぽた落ちる程度に希釈しなおします。
吹き付けます!
あ・・・今んところ一番いい出来だ( ・Д・)
塵は殆ど取れたかもしれません。
艶も適切です。
でも、キャブには全く自信喪失していますし。
ボンネットを塗ります。
タミヤの軍事系・缶スプレー塗料(瓶はありません、缶から取り出して使っています)のAS-20インシグニアホワイトを吹きます。
( ・∀・)r鹵~<
バックの何かと同じ色ですね。
コレでいいのです。
何かというと
苗穂工場で拾って、係員さんに断った上で貰った塗料切片です。
183系とかち用車体の剥がれたものだそうです。
コンパウンドで磨いて、インシグニアホワイトとなるライトグレーを磨きだして露出させた部分です。
赤2号っぽいものも見えます( ・∀・)
分厚いパテです。
0番代ものなんでしょうね。
マスキングには注意を払う意味で、
極細カット済みマスキングテープ・アイズプロジェクト製品のい0.4mmを使いました。
結構重宝です。このシリーズ。
張り張りヽ(´∀`ヽ)
ぶっといのでがっちりと
エッジ決めには結構使えます。
青を吹きます
( ゜Д゜)ノ占~<
青で注意すること。
このフィニッシャーズ塗料は扱いやすい塗料とはいきませんでした。
実はこの色については分離が大変早い。
吹いている間から、明るい色が現出します。
カップの中も混ぜながら吹きます。
ぺりぺり・・・
マスキングは成功しているんですが・・・・
正直、プラ肌がザラ付気味の固体だったみたいで、正直あまりいい仕上がりになりませんでした。
どうしようかな・・・。
一旦剥がして
サフェーサーもっと厚く吹いて、モールドより表面の平滑取ろうかな。
それともクリアでごまかそうかな。
一応進めます。
ヘッドライトに、タミヤのペイントマーカーX11を筆に取り、塗ってみました。
この銀部分のエッジがまるで甘いので、ちょっと苦しいです。
しかも大きすぎる気がします。
色とマスキングは大満足なんですがねぇ・・・
どーしたもんか・・・。
用意した色
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グンゼ産業のガンダム用ブルーと、
いきなり謎のメーカーですが、(有)フィニッシャーズというメーカーとオートモデリGTなる会社で作ったらしい「フォーミュラフレンチブルー」
これ、店頭で見かけてなんとなくピーンと来たんで買っておいたものです。
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グンゼ産業のインディーブルーとキャラクターブルー。
キャラクターブルーは今迄で一番近いと思っていた色です。
補色用に
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ガイアカラーのラベンダーとグンゼ産業のスカイブルーを用意しました。
目指す色は
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ホームで怪しい作業をして獲得した色チップです。
色合わせにお皿に垂らしました・・・
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実はこの瞬間結果が出ましたww
上から
フォーミュラフレンチブルー
ガンダムブルー
インディブルー
キャラクターブルーです。
横にマイクロエースのキハ261系を並べながら・・・
もうね・・・
比べるまでもないことになってしまいました。
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フォーミュラフレンチブルー・・・
もうビンゴです。(・∀・)
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仮に調色をこれからも考えなきゃ行けないと思ったら、この色で十五分な色合いでした。
勢い余ってキャブを塗っちゃいましたよ。
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ちょっと濃い気もしますが、ほんと、下手に調色ぶれるよりその差は小さいです。
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クリア吹いたらコレくらい変わっちまいそうな位微々たる違いです。
すいません。
ごっつう簡単なことになってしまいました。
とことん拘る人は白を数滴落とせば良いんじゃないでしょうか?( ´∀`)
ちなみに、183系とかち色、HET色、781系、キハ141系やキハ40系学園都市線用に使われるホワイトは、
タミヤカラーの缶スプレー専用色のAS20・インシグニアホワイトが実際の部品と比較して見たところ、ほぼそっくりなのでそれを使えばいいと思います。(=゜ω゜)ノ
これ、ネタ日誌のカテゴリーの気がします。
「調色~JR北海道緑」と言うコラムを過去に書きましたけど、これをタイトル変更の上追加しておきます。
http://blog.goo.ne.jp/komume1973/e/2b3b6e7bd02c63a61485d3fdf94c7774

DD16-48.
後期塗装に決定します。
この車、キャブが加工されており、タブレット防護板や側面ナンバーが撤去されていました。
ぶっちゃけ繊細すぎるディテール部分なんで加工は爆弾か(;^ω^)
でも、まぁ、やってみないと面白さも無いし。
塗装変更だけもつまらないし。
・・・・・・・・・・。
やらなきゃ良かったかしら(;゜Д゜)
ヤスリスジは入るわ・・・
さーて、面 白 く な っ て き ま し た !
結構削ることが多いなぁ・・・。
ヤスリスジをこうやって修正するのは後々面倒くさいのはわかっています。
一回サフェーサーを吹いただけでは全然馬犬 目 ぽ..(゜∀゜ )
粗が出る出るwww
サフを重ねるために・・・
マスキングして吹きます。
うん。修正可能な厚みまで吹けました。
あとはシコシコ削りますけど、サフェーサーを削るには完全乾燥が必要なので、2日くらい放置しておきます。
ツライチにする達人は、多分やり方が根本的に違う気がします。
今まで大体そーゆー事が多かったですから。
分解至難と一部でいわれるマイクロエースDD16を分解します。
小さくカッチリしていることと、組み込みが結構キツキツで分解にはコツが必要です。
写真は、一部いい方法を見つけるまでに撮ったものが多いので矛盾がありますけど、何とか妄想してください。
ダイキャストのモーターカバーもディテールになっているくらい小さな機関車ですが走りは良いですね。
まず、この機関車。
構成として
1 キャブ
2 ボンネット
3 デッキ
4 ダイキャスト動力
の4部品に大別され、この順番でバラすと一番ばらしやすいです。
矢印で示したところを指でよいので押して、キャブ妻面を内側にちょっと押し込みながら引き上げると・・・
ぞっくりと抜けます。
分解後の写真で解説しますが、
このような爪で止まっているだけなのです。
煙突も別部品が嵌っているだけなので
説明写真用に煙突を外してみて、再現すると
こういうふうに止まっていて、キャブ内側を押すと爪が外れて抜けていきます。
これも説明写真用の姿ですが
2本の不気味な列車アンテナのうち一本はヘッドライトスイッチというのはメーカー説明済ですが、その基盤が・・・
ダイキャストの幅より、更に言うとボディの内寸より広いために、障害するのです。
よく
「DD16はいいところまで分解しても、最後外れない!!!」
という悲鳴が聞こえますが、この基盤が車体を抜けないように邪魔しているのです。
ですから、分解は、このスイッチも外して、それからダイキャストを抜くのがいいのです。
と・・・偉そうに書いていますけど。
実は3回分解した結果、それがわかった愚か者とは私のことです。
ここからの写真は、キャブとスイッチを抜かないでやっている写真で説明するしかないという
(´・ω・`)
分解後の写真で説明すると
目立った留め部品はありません。
台車直上にポッチがあり、それだけで止まっています。
このポッチです。
車体とデッキは4つの爪で接続されており
コレを外すのがちょっとだけ面倒です。
デッキと車体を分解しないで抜くことも可能ですが、分解後にこの爪を外してばらしてもまぁ良いんです。
まず、ポッチから車体を抜きます。
専用工具ではないのですが、バニーシャを入れたら傷つかずに外れました。
ちょっとグリグリってやったら抜けました。
バニーシャを爪に押し当てて外しました。
バニーシャの跡が見えます。
自分の場合、ボンネットのエンジン側から外しました。
非エンジン側も外しますが、この写真まで引き上げてから
ちょうどダイキャストに凹みが見えたときにバニーシャで爪を押して外します。
作業中~
繰り返しますが、キャブは外した方が良いです!
このようにキャブを取り付けたままやって、ここで止まる人が多いそうです。
つまり、キャブ内の車体が、ヘッドライトスイッチ基盤に引っかかって「抜けない」となるわけです。
車体をちょっと強引に幅を広げると抜けますが
右のポッチ抜き跡とは違う、なにやら怪しげな緑色が付着します。
ヘッドライトスイッチ基盤に
車体色ってことで、これが干渉していることが解った次第。
ここまで解れば、バラバラに出来るはず。
ということで
水抜き剤で色も茹でて落としてこの通り♪
ヘッドライトスイッチとしている2個もの無線アンテナはDD16の概ねには無いので
どうせラッセル車つけて消すこと無いので、ランナー引き伸ばし線で埋めてしまいます。
カットしますが、もう一個の無線アンテナもえらいい加減な表現です(´・ω・`)
交換決定。
裏から瞬間接着剤を垂らして
どっちの凹みも埋めておきます。
飾りの無線アンテナの突起も削っておいてから
ホワイトサーフェーサー1000を吹きました。
さて
ここからいじり始めます。
どれにしようかな~
超拡大で荒いのですが
1988年に標津線廃止・廃車になって苗穂工場入換機4世代を襲名していたDD16-48にするか?
1984年頃から1989年まで動いていた3世代目入換機DD16-26にするか?
同じく3世代目の
DD16-44にするか・・・?
今から迷います。
初代はC12が2台、2世代目はDD13-50とDD13-90(国鉄色から水性塗料試験で緑色になった直後、火災で焼失したそうです)、
DD16の後は第5世代はDE10-1741
これも一昨年くらいに引退して、今は元フラノノロッコ用DE15が除籍されて任についています。
おおよそ4年後と交換っぽいです。
苗穂工場入換機は国鉄色や現役最終塗装で暫く働いた後、時代の旬の専用塗装に身を纏い、暫く働いて役目を終えていきます。
水性塗装、JRアピールした時代や、振り子特急に始まったHEAT色、今はDMV色ですね。
実はDE10-1741はかなり昔に塗ったんですが、相当出来が悪く
缶スプレーと一番模型熱が谷底の頃なんで酷い出来です・・・。
いわゆる火災車両です(/ω\)
ただ、色試験にはちょうど良く、青はグンゼのアニメ用塗料・キャラクターブルーを使いましたが、鮮やか過ぎていまいち色が良くありませんでした。
赤みが強すぎでした。
ライトグレーも灰色9号でしたがこれはまずまずかな?
DE10-1741は再塗装しようとこの直前に水抜き剤に入れたところ、車体にひびが入っており、前回塗装したとき2回ほど薄め液プールに入れたことが劣化を招いたようです。
さて、コレは放っときましょう。
ちなみに苗穂工場は夕張鉄道の9600でも使われていたエアシリンダ式の連結器開放装置が付けられており、この機械を代々引き継いで今に至ります。
DD16-48時代
DE10-1741時代
もっと接近した写真もあるんで、実加工時にまた出します。
これを自作しないと面白くありません。