郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

美術セミナー

2015年04月21日 | 日記

 京都国立博物館で開催されている『狩野派 永徳の後継者たち』の予備知識セミナーに参加してきました。講師は博物館・学芸部 山本英男副部長です。狩野派始祖・正信は室町幕府御用絵師として活躍。二代目・元信は狩野派の基礎を確立した天才肌の人です。次は松栄で長兄が早死にしたためその養子に入る。その子永徳は桃山画壇の巨人で、17歳まで元信が孫を直接教えていた。永徳は金箔大画を描き、時の信長、秀吉の寵愛を受ける。が、48歳で急死する。ライバル長谷川等伯の台頭もあり、後継者・光信は棟梁として桃山時代後期の難しい舵取りを強いられる。豊臣家に対しては秀吉に見出された元武士である弟子筋の山楽と内膳を、徳川家には叔父(永徳の三男?)・長信を、朝廷には弟・孝信を当てた。このように狩野派一門がどのような状況になろうとも生き残れる三面作戦を実行したからこそ江戸時代末期まで、約四百年間も生き延びてこられたと言えるとのお話でした。また、それぞれの絵についても特徴、故事を教えて頂き、有意義な時間でした。(いろいろな色のフリージャーが咲き出しました)  

 今日の夕食は、
















 ◆鶏もも肉のオレンジ煮 ◆生ハムの玉ねぎサンドサラダ ◆筍のバター醤油 ◆鮪の木の芽竜田揚げ ◆ご飯
   ~ 清見オレンジ3個使って鶏肉を煮込みました。おしゃれな感じに出来上がり味もグッドです。 ~


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