郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

怒られた記憶から

2016年08月29日 | 日記

 怒ってみても怒られている本人はなにゆえ怒られているのかが分らない。少し、自分が悪いのだと気付いても逆にそれよりも先に自分を理解してくれないと不満に思っている。自分の何を理解してくれないのかを自身に問うても怒られている最中で頭の中が真っ白で自分にも分らない。だから親が子にどう思っているのかを尋ねてきても言えない。子は言えないのに何を言っても聞き入れてくれないと黙っている。そして怒られていることよりも漠然と親に対し何かしら深い不満の種を持っている。それがその子の闇である。その闇にその子はまだ光をよう当てないでいる。当てるための知識もなく知恵や智慧〔ちえ〕も得ていない。それだけ幼いと言うこと。年齢に比し成長していないと言うこと。無明の時を過ごしている。光が当たれば闇であったそこにはただ空間があるだけで不満の種も何もない。それらは消え失せてしまっている。親への不信を取り払うには親も成長し、子に係わるより親が誠実で身体を張って真摯〔しんし〕に取り組んでいる姿を見せる方が何倍か効果がある。昔、よく叱られたり怒られたりした経験からこんなことを思ったと家人は話してくれた。~先ずは姉妹、兄弟を比較しないことだ。けれどと家人は続けて言った。親がなくなって最近やっと少し成長出来たかなと思えるようになったがまだまだであると…。

 今日の夕食は、
















 ◆ちらし寿司 ◆天ぷら(太刀魚・さつま芋・パセリ) ◆モズク酢 ◆百合根きんとん ◆大和芋の擦り落とし汁 
     ~  ~


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