ホトトギスの花が咲き始めました。夏頃には茶色い害虫に葉を食べられて枯れてしまうのかと思いましたが、葉が復活して少し元気を取り戻し、花までも咲かせてくれました。生き物は犬とか鳥とか一般に動く物を想像しますが草も生き物で、生き物を生きながらえさすことはなかなか難しいです。茶色い害虫はルリタテハ(蝶々)の幼虫で葉をバリバり食べ葉がなくなっていました。この毛虫にしても生きていくためにはホトトギスの葉が必要だったのでしょう。両方を生かすことは出来ず、どちらか一方を私たちは選択を迫られます。難しい判断です。考えれば考えるほど難しくなります。だから、単純に何も考えずに判断します。多分、私の感覚ですね。翻って、私が判断される側であった場合どうでしょう。判断する側に対し、もし同様に判断される相手方よりマイナス評価なら自分の実績を省みず、判断する側に対し良い思いを持たず心の中で反発するでしょう。そういうときに判断した側が何も考えずに判断したんだと思えば少しは気持ちが楽になります。私は私の精一杯のことをしたし、これからもそうすると思うことで次への展開へとつながる気がします。次がなくても自分に満足してクロージングする(closing:幕引きを図る)方が良いように思えるようになってきました。反省すべき点があれば反省することは必要ですが…。不如帰〔ほとぎす〕は「帰るに如かず(帰るのが一番)」ですが私は「行くしかない」と叫び続けます。
◆ビーフシチュー ◆温野菜、ヨーグルトソースで ◆アボガドとサーモンのわさび醤油 ◆ご飯
~ ~
追記:
行く=元の場所へ戻ることを前提として目的地に向かうこと以外に、目的地に向かってそのまま帰らないという意味合いも含みます。
また、通知が行く、納得が行く、うまく行くのように人の移動だけではなく、ものの様子を表す場合にも使います。
往く=往復と使うように元の場所へ戻ることを前提として目的地へ向かうことを意味します。