昨夜、雨が強く降り、風もあったせいか、わが家の桜は散ってしまった。風に吹かれて散る桜は花吹雪となって散りぎわを愛でるけれど、雨に打たれて散る桜は哀しいものですね。誰にも看取られず散っていく…。でも、咲いて褒められたときもあったのだから、それを佳とするかどうかは桜しだいなのだと思います。数百年を生きてきた古木桜はそんなことどうだってよく、今を生ききり、来年はもっと見事に咲いてみせると気持ちを切替えているでしょう。家人と話しを久しぶりにして人生を振り返りました。家人は良いときも悪いときもありましが、悪いときが強〔あなが〕ち悪いばかりではないと言います。その経験が生きてくるときがきっとあり、The world is as kind as it is cruel.世の中は残酷であると同じくらい優しい(真面目に生きてればいつか何かしらの良いことがある)もののようです。だから、私達は生きていけるし、生きてきたと思います。





◆カツオのたたき ◆豆腐の味噌葛煮 ◆生あげと葉ねぎの炊き合わせ ◆蕗の青煮 ◆ご飯
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