かんりにんのひとりごと

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震災から三十年

2025-01-17 | 私・家族・ご近所話

今日は阪神淡路大震災の日でした。 

朝から、テレビのニュースでそのことが何度も放送されていました。

私は京都なので、大きな被害はありませんでしたが、あの朝、突然の大きな揺れに飛び起きました。

下から突き上げられると言いますが、まさにそんな感じでした。

どーんという音がしたような気がしました。

末の娘が生まれたばかりで、子どもを守らないといけないと必死でした。

一ヶ月ほどして、ボランティアとして、神戸に行きました。

道路が渋滞しているとのことで、大阪港から、船で行くように言われました。

ようやくたどり着いた神戸の町は、大変なことになっていました。 

三ノ宮のビルが崩れていました。

市民病院がぺしゃんこになっているのも目の当たりにしました。

まるで、映画か夢を見ているかのようでした。

ボランティアセンターへ言って、何をしたらよいかを聞きました。 

1日限りのボランティアに大きな仕事はないみたいで、決められた地区を回って、ティッシュを配り、困っていることがないかを聞きました。

何かできることはないかと、いろいろ考えましたが、できることはあまりないみたいでした。

ただ、1軒ずつ家を回っていると、皆さん出てきて、お礼を言ってくださいました。

みなさん、つらい思いをして、必死に頑張っておられたのでしょうね。

「大丈夫ですか?何か、困っていることはないですか?」そのやりとりだけで充分だったようです。

そのことを京都に帰ってきて、多くの人に伝えないといけないと思いました。

三十年たって、今日もその事を思い出していました。

朝から「しあわせ運べるように」という歌が何度も流れています。

震災後に神戸の小学校の音楽の先生が作った歌だそうです。

地震にも負けない〜♫

しみじみとしていい歌です。

神戸の方はずっとこの歌を歌い継いでおられるんですね。

私も歌を聴きながら、三十年前を思い起こしていました。



川嶋あい しあわせ運べるように 歌詞&動画視聴 - 歌ネット

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