かんりにんのひとりごと

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からくりで動く蟷螂山

2023-07-16 | 観光・旅行・京都検定

 

今日の京都は大変暑くなりました。

 

京都は地形が盆地で、空気があまり移動しないので「夏は暑い」と昔から聞いていました。

 

海に近い地域では、海からの風があると思いますが、内陸部はそういうものが無くて、こもってしまうのかもしれませんね。

 

さて、その暑い夏にふさわしいのが、祇園祭です。

 

祇園祭は、平安時代に疫病が流行した際に、簡単な矛(ほこ)を六十六本たてて、祇園御霊会というものを行ったのが始まりだそうです。

 

その頃は、今ほどの暑さではなかったでしょうね。

 

きっと、平安の貴族たちも、この暑さを味わったら腰を抜かすことでしょう。

 

 

 

先日、山鉾を見学に行った際に、以前から見たかった「蟷螂山(とうろうやま)」に立ち寄りました。

 

蟷螂とはカマリキのことらしいです。

 

数ある山鉾の中で、唯一からくりがほどこされている鉾です。

 

 

 

野鳥撮影用の望遠カメラで撮影しました。

 

このカメラは意外に役立ちます。

 

 

 

巡行の際には、このカマキリが動くので、人気があります。

 

何度か火災にあって、巡行が途絶えていたそうですが、昭和の時代に復活したそうです。

 

 

かわいいかな?

 

ちょっと、気持ち悪い気もしますが・・・。

 

 

 

もうひとつ、懐かしい鉾がありました。

 

 

この鉾は、傘のようになっていて、「綾傘鉾(あやがさぼこ)」と言います。

 

傘の鉾は二つありますが、四条通にあるものを「四条傘鉾」と言い、綾小路通りにあるものを「綾傘鉾」と言うようです。

 

何が懐かしいかと言えば、大学の時にアルバイトの募集で、綾傘鉾の町内で荷物運びのアルバイトをしたことがあります。

 

 

確か呉服屋さんだったと思いますが、重たい段ボール箱を3階建ての建物の上の階に何回も往復をして、運んだ覚えがあります。

 

ちょうど、祇園祭の時期だったので、綾傘鉾のお店のお手伝いもして、粽の販売もしていました。

 

お土産に、綾傘鉾の粽をもらって帰りました。

 

 

あすの巡行の日は、気温が37度という予想も出ています。

 

明日は、人混みは避けて、別の場所に行こうかと思っています。。。

 

涼しいところが良いのですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 



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