かんりにんのひとりごと

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『北野』を歩く・・・

2025-03-06 | 観光・旅行・京都検定

昨日、北野天満宮から地蔵院まで北野といわれる地域を歩きました。

今日は職場でその話をしていて、さて『北野』というのは、どこからどこまでを指すのかということが話題になりました。

『北野』と聞いて、一番に浮かぶのは「北野天満宮」です。

その次に浮かぶのは「北野白梅町」です。。。

そんなことを考えながら、スマホで調べてみました。

もともとは、平安京の内裏の北の方にある野という意味だったらしいです。

現在では、やはり北野天満宮周辺や北野白梅町周辺のことをいわゆる『北野』と呼ぶようです。

付け加えて、京都には七野といわれる地域があって、「内野」「北野」「平野」「上野」「紫野」「蓮台野」「点野」と言われていることもわかりました。

そうなんですね。。。

内野は内裏があった場所ですね。

平野は平野神社があるあたりでしょう。

紫野は大徳寺があるあたり・・・、紫式部のお墓もありますね。

歩いているだけでも、面白いことが発見できるものですね。。。

北野天満宮の向かいに粟餅のお店がありました。

門前菓子で有名ですね。

少し離れたところに、同じく長五郎餅のお店もありました。

秀吉がおいしいとほめたという話が有名ですね。

歌舞伎の発祥の地といえば、四条河原の南座前と思っていましたが、北野天満宮でも秀吉の前で歌舞伎を披露したらしいですね。

この話も、宮本武蔵の決闘の地といえば、一乗寺下り松ではないのか???ちょっとわからなくなってきました。

いろんな説があって、ややこしいです。

そんな北野の商店街をうろうろし、白梅町の方へ向かいました。

白梅町へ行く途中に大将軍八神社がありました。

平安京が作られたときに、都を守る神社として、いくつもの大将軍社が作られたそうです。

都の北西に作られたのが、この大将軍八神社でした。

方除・厄除けの神様として、知られていて、陰陽道ともかかわりがあるそうです。

その関係で、天体や天文にかかわる神社ともされて、江戸時代の天球儀なども寺宝として残されているそうです。

「天地明察」という映画で、知られる渋川春海(安井算哲)とのゆかりもあるそうです。

『北野』を歩くだけで、そんなことにも思いを寄せることができて、なかなか楽しい京都散歩となりました。

この後、先日、「帰れマンデー」というテレビで紹介された「椿寺」(地蔵院)へと向かいました。

その話は、また次回に書くことにします。

大将軍八神社|【京都市公式】京都観光Navi

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