先日のブログで、もう8月も終わりで、今年も三分の二が終わりという話を書いたら、同感ですと言うコメントがありました。
年々時のたつがの早くなるのは、なぜでしょう・・・。
日中は暑い日が続いていますが、散歩で見かける光景は、少しずつ秋の景色に変わりつつあります。
ハグロトンボは、相変わらず川べりをあちこち飛び回っています。
もうすぐ赤蜻蛉が登場するのかもしれません。
川べりに吹く風は、少しずつ涼しくなってきて、散歩をするのが楽になってきました。
近所の小中学校では、そろそろ二学期が始まるみたいで、登校する小学生の姿が見られました。
私の時代は、8月いっぱいはお休みで、9月1日が始業式と決まっていたのですが、最近は早く始まるようです。
今日は職場の方とお話していたのですが、昔は8月の終わりにプールの進級テストがありました。
夏休みに頑張って、泳ぐ練習をした成果をテストして、10級・9級・8級と少しずつ進級していくのです。
たぶん高学年になってからだと思いますが、平泳ぎが上手になって、いくら泳いでも平気でずっと泳いでいられるくらいになっていました。
そこで、200mだったか、300mだったか忘れましたが、進級テストを受けました。
恐らく3級か2級のテストだったと思います。
私は、全く不安がなく、スイスイと泳いでいきました。
いつの頃だったか、息をたくさん吸い込んでいたら、体が浮くということがわかって、後は手と足を動かせば、進んでいくという感覚を知りました。
これなら簡単・・・。
何メートルでも泳げるぞ・・・。
自信満々に泳いでいました。
私自身は、気が付かなかったのですが、今から思うと唯一問題だったのは、スピードがゆっくりだっということです。
何せ、早く泳ごうというよりも、長い距離を泳ごうと思っていたものですから、のんびりのんびり、省エネで泳いでいたのだと思います。
不思議だったのは、テストをしていた先生が時計を見て、焦っておられた?ことです。
おそらく夏休みの学校のプールで、当番の先生が時間を決めて担当されていたと思うのですが、200mだか、300mだかの長い距離を一人の子どもがずーっと泳いでいたのですから、片づけることができずに、終わりの時間を気にしておられたのだと思います。
そんなことを知る由もない私は、後~メートルで終わりだと、マイペースで頑張っていたわけです。
泳いでいる途中で、先生がしびれを切らして、「まだまだ泳げそうか?」どうかを聞いてこられました。
私は、うんうんとうなずきました。
先生方が、何やら協議をされていたように思います。
するとそのあと・・・、「合格」という判定が・・・。
「えー、まだ泳いでいないのに???」と、小学生の私は疑問に思いましたが、先生がもう泳がなくても良いというので、やめることになりました。
今から思うと、おそらく時間が来たので、「認定トライ」(ラグビー用語ですが)ということなんでしょう。。。
合格とみなしてくださったわけですね。。。
先生方は、時間が来たので、早く終了しようと思っておられたのだと思います。
小学生の私としては、時間のことなど、全く頭になくて、ただただ長く泳ぐことだけを考えていたのでした。
先生方には、ちょっと迷惑だったことでしょうね。。。
ありがたいことに、私はその年に2級まで合格し、1級を残すのみとなりました。
6年生になって、1級に挑戦する機会がありましたが、何と1級は50メートルを「~秒以内」に泳ぐという規定があり、「ゆっくりとながーく泳ぐ」をもっとうにしていた私としては、全く歯が立ちませんでした。
そんなことも、ありましたね。。。
50年以上前の、少し秋風がただよう8月終わりの学校のプールの思い出でした・・・。
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