今日は、二回目の「史跡ウオーク」に参加しました。
前回は、源氏物語のモデルとなったと言われる源融邸宅跡から、蘆山寺・土御門邸跡まで歩きました。
今回は、宇治が舞台で、「宇治十帖」と呼ばれる源氏物語の最後の部分を歩くことになっていました。
集合場所は、京阪電車の宇治駅ですが、つい先日もこの場所へ来ていました。
ただ、今回は源氏物語のゆかりの場所ということで、今までとは違った発見があるかもしれないと期待していました。
いくつかの班に分かれて、それぞれにガイドの方が説明をしながら、歩いてくださいます。
私も「宇治十帖」という言葉は知っていましたが、詳しい内容はあまり知らなかったので、大変勉強になりました。
源氏物語の45帖から54帖までの10帖のことで、光源氏がなくなったあとのお話ということは、知っていました。
しかし、その中の登場人物と言えば、有名な「浮舟」さんの名前しか知りません。
今日は、十帖のお話に出てくるそれぞれにゆかりの場所を順番にめぐって歩きました。
場所が離れているので、物語の順番通りに行かないところが、問題でしたが、それはそれで面白いウオークでした。
上の写真は、浮舟さんが身を投げようとして救われて、手習いをしたといういわれがあるそうで、「手習い」という石碑がありました。
この場所は、「総角(あげまき)」というそうです。
人と人とを結びつけようとすることから、その名前が付いたとか・・・。
このあたりは、物語を詳しく読んでいないので、よくわかりませんでしたが・・・。
ここは「蜻蛉」・・・。
物語の内容がわからないままに、お話を聞いたのですが、主な登場人物として、浮舟さんという女性がいて、薫君と匂宮という二人の男性との間で揺れ動く三角関係のようなお話だということだけがわかりました。
そして、最後は浮舟さんが身を投げたとか、投げようとしたとかいうことですね。。。
結局は、えらいお坊さんに助けられて、出家するみたいなことであっているのかな???
ここは「早蕨(さわらび)」。。。
ここは、「夢浮橋」・・・。
最終のお話だったと思います。。。
宇治橋のすぐ横にありました。
せっかく、源氏物語の解説の本を買ったので、読めばいいのですが、なかなか源氏物語自体を読む気になれません。
ちょっと、私の興味とは違っているみたいです。
大河ドラマを見ているのは、楽しいのですが、かなり現代風にアレンジしてあるからでしょうか・・・。
大河ドラマ展が開催されていました。
こちらの方が、入ってみたいくらいです。
大河ドラマ展のすぐ横にあるのは・・・。
太閤堤を再現したモニュメントでした。
豊臣秀吉が、宇治川の水を伏見城へ引き込もうとしたそうですね。
堤防みたいなものを作って、水の流れを変えたことで、水運も発達したそうです。
そういった話の方が、私の興味が向きやすいみたいです。
せっかく宇治まで来たので、通り道にある宇治上神社にも立ち寄りました。
お隣の宇治神社にも立ち寄りました。
宇治十帖プラス宇治の歴史的遺産を見学して、午前中に終了しました。
今日もいい運動になりました。
一人では、なかなか行けない場所であったり、全く知らない話であったり、他の方と一緒だと、行動範囲が広がりますね。
来月は、京都市内の琵琶湖疎水・鴨東運河周辺だとか・・・。
月に一度ですが、ぼちぼちと続けていきたいと思っています。