ソメイヨシノがほぼ終わりになり、日常生活が落ち着いてきました。
しかし、遅咲きの桜は今が見ごろで、京都では仁和寺の御室桜や醍醐寺の桜などがまだ綺麗なようです。
京都手帖を見ると、今日は醍醐寺では「太閤花見行列」が行われ、常照寺では「吉野太夫の行列」が行われると書かれていました。
どちらも行きたいところですが、人が多そうなので、やめました。
人が少なそうなところと思って、思いついたのが、「妙心寺」の中にある「退蔵院」でした。
この場所には、今年の冬にも行きましたし、一昨年の秋にも行きました。
妙心寺自体が広くて、落ち着いた感じのお寺なので、あまり人が多くないだろうと思っていました。
ちょうど、近くに御室の仁和寺があるので、多くの方はそちらに行かれるのではないかとにらんでいました。
今日で三回目になりますが、春のこの時期は初めてでした。
この退蔵院は庭園の枝垂桜が大きくて、有名です。
以前に来た時には、桜が全く咲いていない時期でしたので、今日はぜひ桜を見たいと思っていました。
庭園の入り口付近ですが、大きな桜があります。
この桜が撮影したかったのですが・・・。
とても大きくて、全体を撮影するにはどうしたらよいかと考えて・・・。
家に眠っていた『広角レンズ』を持っていきました。
このレンズは、『望遠レンズ』と逆で、視野が広くなり、大きな画角で撮影することができます。
これは大きく写りますね。。。
後ろの方に下がるのは大変ですが、わりと近い位置からでも、広い範囲を撮影することができました。
大変綺麗でした。
やはり全体を一度に撮影できるのは、すごいと思いました。
『広角レンズ』のことは、すっかり忘れていたのですが、もっと早く思い出せばよかったです。
いつも、『望遠レンズ』ばかり使っていたのが、残念に思います。
桜の木の下に入って、写してみても、大きくて、面白い写真がとれました。
もっと、このレンズを使いたいともいましたが、何せ広い範囲が写ってしまうので、余計なものも写ってしまう可能性もあります。
余計なものは、入り込ませたくない場合には、やはり『望遠レンズ』の方が使い勝手が良いことでしょう。
何を撮影するかによって、使い分ければ良いのでしょうが、やや面倒なこともありますね。
面倒がっていては、良い写真がとれないのかもしれませんが・・・。