堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

新宮晋・風の彫刻家

2011年10月19日 | 彫刻・アート

 先日、NHKの日曜美術館で新宮晋を取り上げていた。
 新宮晋は風や水といった自然エネルギ-で動き続ける彫刻を創作している。
 東日本大震災では、自然の驚異、自然と人間との関係を改めて考えさせられた。また、福島原発の事故で自然エネルギーの活用と言う事が今後の課題となった。

 新宮晋は人間と自然との関係を問い続け、人間も自然の一部であることを主張し、作品を創り出している。

 ヨコハマトリエンナーレに行った時。横浜美術館からランドマークタワーの下を通り、日本丸の係留してある海を見に行った折、新宮晋の作品「白い花」に出合った。
 この作品は、1986年のヨコハマビエンナーレで野外彫刻展大賞を受賞した作品。
 この日は風が強かったので、複雑な動きをしていた。
 港にふさわしい作品である。

        

 途中、ランドマークタワーとクイーンズスクエアに挟まれた広場(公園)にある最上壽之1994年の作品「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」を撮った。