立川市長のタウンミーティングが市民会館の地下のサブホールで行われた。
昨日の立川断層の講演会に引き続き、防災がテーマ。
立川市の政策形成において、公式の審議会や委員会は当然必要である。
一方、市民の生の声を聞くことも大事である。
現場には知恵があると言われる。
市民の生の声、率直な意見、専門的な知識や技術を持つ市民の見解などが行政を動かすこともある。
余談だが議員の行っている市民相談。
市民から相談を受け、市職員に取り次ぎ、その問題を解決するだけでは議員失格。
市民が、自ら問題を解決できなかった真の理由を分析、解明し、その原因をつきとめる。
市民相談を縁として、制度の創設や条例の制定、運用の改善などを実現することである。
病気に例えれば、熱が出ている人に解熱剤だけ与えれば、熱は下がるが、病気そのものは治らない。
真の議員は市民相談という手段を用いて、深刻な問題を抱える市民と対話し行政を変えていく。
タウンミーティングも同じだと思う。
市長や幹部職員は何が飛び出すか分からないこの種の会合は神経を使うと思う。
今回の会合がそうであるという訳ではないが、公式的な見解や言質を取られないような、いわゆる官僚的な発言になりがちである。
この事は、参加する市民の側にも責任がある、この種の会合は、市長が市民の生の声や意見、見解を聞き、政策に反映させると言うところに意味がある。
市長を問い詰め、糾す場ではないことを理解すべきである。
現時点での市長の考えを率直に話せばよいと思う。
市民の声を聞く仕掛けは色々あり、各市の市長も努力している。
一種の市民参加である。
この事については稿を改めて書こう
私も、自主防災組織を中心に若干発言。
市民の声を聞けるチャンスである、この種の会合には議員は出席すべきである。