ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

地獄の会社 安月給

2021-03-26 15:12:28 | 三流カメラマン

写真関係の零細企業も様々な形態があるが共通するのは給料が極めて安い事だろう。

従業員数は勿論一桁でまあ4~5人いれば良い方だ。

ある会社の社長の口癖は

「給料は年齢引く10が基本ですからねえ」

だった。

つまり大卒22歳の月給は手取りで12万円、高卒18歳なら手取り8万円。

今から35年前の話だが恐らく今もあまり変わらないと思う。

安月給で人をこき使わないと会社が成り立たないのだから仕方が無い。

ここで頑張って明るい将来が開ける可能性でもあれば兎も角、何の展望も無い絶望列車の様な会社。

当然従業員の回転は異常に速かった。

現在もその会社は存続しているから大したものである。

聞いた事も無い音響機器メーカーを辞めた息子が跡を継いでいるらしい。

 


血統書に意味はあるのか?

2021-03-26 14:40:58 | 

昔、犬は貰うか拾うかで手に入れる存在だった。

ペットショップなどはかなりの都会じゃ無いと成立しない商売である。

今は地方のホームセンターでも犬を売っている時代だ。

血統書付きの犬を飼う事は金持ちの証でステータスシンボル。

「たくのワンちゃんは血統書付きざーますのよ、おほほほほほ」

とざーます言葉とセットのイメージが出来上がっていた位だ。

そんな時代があって血統書は価値のある証明書だと思う人が未だに多い。

タダの紙切れだ。

血統書なんてタダの紙切れ、普通に犬を飼う人には無意味な代物であるぞ。

ありがたがる必要はノミの糞ほども無い。

繁殖屋には大事なビジネスツールではあるが素人には不要、直ぐ捨てて構わない。

勿論、自分で繁殖をしたい、子犬を売りたいと思うならば大切に保管だけどね。

血統書を公的機関のお墨付きだと勘違いしている人も多いだろうが全く違うから。

専門の団体が発行しているが何も個体の保証書ではない。

そこも勘違いしている人が居る。

日本には血統書発行団体が複数あって勿論お互い仲は極めて悪い。

最大の団体は泣く子も黙らせるJKCである。

ケンタッキー・フライド・チキンじゃないよ、JKCジャパンケネルクラブ。

立派なビルを持った組織だ。

あのビルは血統書発行で出来たと言っても過言ではあるまいなあ。