#夕されば……★☆ 夕されば ひぐらし来鳴く 生駒山 越えてぞ我が来る 妹が目を欲り: 秦 間満 : 歌意:夕暮れになるとひぐらしがやって来て鳴く生駒山を越えて私はやって来た。いとしい妻の顔が見たさに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十五巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
ゆふされば ひぐらしきなく いこまやま こえてぞあがくる いもがめをほり
妹が目を欲り(いもがめをほり)=は恋人(妻)に逢いたくてやでぇ。
あっ、こんな夕暮れに人が・・・
ちょっと聞いてみましょか!
もしもし、お急ぎのようですが、もう、夕暮れですよ。
秦 間満:あっ、そうなんです。だから急いでるんでる。
私は、新羅使節団のメンバーなんですが、まだ出航しないんで休暇になったんです。
それで、ちょっとでも恋しい妻の所に帰ろうと・・・
難波の港には出航する時に間に合うように、急いで帰ります。
では、急いでいるので!
はい!それはお急ぎの所ありがとうございました。
もうすぐ日も暮れて暗くなりますね。
どうぞ、お気をつけて。
以上、生駒山麓からインタビューをマナ女がお送りしました。