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<甘利大臣辞任>元特捜部・郷原弁護士「検察が積極的に捜査すべき」「辞任は当然」(弁護士ドットコム)

2016-01-29 16:40:20 | 政治 選挙 
甘利大臣 現金受け取り認め閣僚辞任を表明  NHK - 

甘利経済再生担当大臣は、事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられた ことを受けて記者会見し、建設会社の関係者からの政治献金を受け取っていたことを 認めました。そのうえで・・・
甘利大臣 現金受け取り認め閣僚辞任を表明

弁護士ドットコムhttps://www.bengo4.com/c_1009/c_22/c_21/n_4222/ より転載

2016年01月28日 20時54分

<甘利大臣辞任>元特捜部・郷原弁護士「検察が積極的に捜査すべき」「辞任は当然」

<甘利大臣辞任>元特捜部・郷原弁護士「検察が積極的に捜査すべき」「辞任は当然」
                                                        郷原信郎弁護士

甘利明経済再生担当相は1月28日午後、週刊文春が報じた金銭授受疑惑について内閣府で記者会見を開き、閣僚を辞任することを表明した。甘利大臣は、秘書の1人が建設会社から受け取った300万円をすでに使っていたことなどの調査結果を示した。会見を受けて、元東京地検特捜部の郷原信郎弁護士はメディアの取材に応じ、「辞任は当然」「告発がなくても検察は捜査すべき」と見解を示した。

 

●「当事者である甘利大臣が委嘱した弁護士で、事実が明らかになるのか」

 

甘利大臣が辞任という決断をしたことについて、郷原弁護士は「大臣自身が合計100万円の受領を認め、現金を渡した人物から、少なくとも相談を受けたことを認めている。秘書が受領した500万円の使い道に重大な問題があることも考えると、甘利大臣の責任は重大だ」として、「辞任以外の選択肢はなかった」と述べた。

 

秘書や甘利大臣の刑事責任を考える上で、「事実関係を今後どのように明らかにしていくのか問題が残っている」と指摘した。

 

甘利大臣が会見で、東京地検特捜部に在籍経験のある弁護士に事実関係の調査を依頼したと明らかにしたことについて、「そうした方法で事実が明らかになるのか」と疑問を呈した。

 

「とりわけ重要なことは、甘利大臣の事務所だけでなく、(甘利事務所が働きかけたとされる)UR(都市再生機構)の側から客観的な立場で、公正に事実関係を聴取、証拠収集することだ。当事者である甘利大臣が委嘱した、名前すら明らかでない弁護士でいいのか。そういう立場の弁護士が聞き取ることは適切ではないし、到底できない」


事実関係を明らかする役割は捜査機関にあるとして、「現時点では告発が起きていないが、告発があろうとなかろうと、検察当局が積極的な捜査を行うべきだ」と訴えた。

(弁護士ドットコムニュース)

 

 


【写真】29日11時、辺野古ゲート前、ブロック1000個の前で集会中。機動隊は入れません‼

2016-01-29 13:16:03 | 沖縄
岡村 美知子さんFBより 

29日11時、辺野古ゲート前、(全国から届く)ブロック1000個の前で集会中。機動隊は入れません‼

 

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沖縄タイムスhttp://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=151786&f=tより転載

辺野古 ゲート前にブロック1000個積む 車両進入なし

2016年1月29日 11:15
新基地建設に反対する市民が、工事用車両の進入を止めようとゲート前に設置したブロック=29日午前10時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ
 

 【名護】29日午前10時現在、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブでは、新基地建設に反対する市民らが、工事用車両の進入を阻止しようと、ゲート前にコンクリートブロック千個余りを積み上げたため、けさから工事関係車両の進入はまだない。基地内に弾薬を運び込む第2ゲート前では、市民約70人が集会を開いている。

 一方、辺野古沖は荒天のため、市民らのカヌー隊や抗議船は出ていない。沖合には海保や沖縄防衛局の船もなく、クレーンが付いた台船やトンブロックを積んだ作業船は停泊したまま動いていない。

 

 

 


甘利大臣巡る週刊誌報道と関係者の証言 (NHKニュース)

2016-01-29 01:12:31 | 政治 選挙 

NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20160128/k10010389141000.htmlより転載

甘利大臣巡る週刊誌報道と関係者の証言

1月28日 17より転載時30分
甘利大臣巡る週刊誌報道と関係者の証言
 
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「週刊文春」は先週号で、甘利経済再生担当大臣の事務所が千葉県白井市の建設会社とUR=都市再生機構との間のトラブルを巡り建設会社側から口利きを依頼され、その見返りとして現金などを受け取っていたと報じました。
記事は、建設会社の総務担当者が、甘利大臣本人に対し、3年前大臣室で50万円、おととし神奈川県大和市の地元事務所で50万円の合計100万円を直接手渡したとしているほか、公設秘書などに対し3年前500万円を渡したほか、繰り返し接待などを行ったと指摘しています。
この報道に対し甘利大臣は、これまで会見などで、みずからに関することについては、大臣室などで面会したことは認めていますが、「自分の記憶と報じられた内容に一部違う部分があるので、記憶を整理してから説明したい」などとしてきました。そのうえで「自分自身は違法な行為は一切していない」と強調していました。
一方、秘書などについては「口利きの指示はしていないし、報告も一切なかったので、事実かどうか全く分からない」と説明しています。そして「第三者を入れて調査するので、事実関係の確認にしばらく時間がかかる」としています。

週刊誌報道の中で、千葉県白井市の建設会社の総務担当者は、UR=都市再生機構との間のトラブル交渉で、甘利経済再生担当大臣の事務所に口利きを依頼したとしています。
このトラブルは千葉県とURが昭和44年度から進めている白井市と印西市を結ぶ全長12キロメートル余りの環状道路の建設工事を巡って起きました。千葉県などによりますと、ここ数年の間に建設予定地に隣接する白井市内の建設会社からURに対して「工事の影響で会社の建物にひびが入った」などとする苦情を受けたということです。そのため、URと建設会社との間で話し合いの場が持たれ、建設会社側に数億円規模の補償金が支払われたということです。
しかし、補償金の支払い後も建設会社から工事を巡るさまざまな苦情が繰り返しUR側に寄せられていたということです。

政治資金収支報告書 302万円寄付の記載

千葉県白井市の建設会社や総務担当者は、甘利経済再生担当大臣の支援者としても活動してきました。甘利大臣の資金管理団体や代表を務める政党支部の政治資金収支報告書には、この建設会社や総務担当者などの名義で、おととしまでの2年間に、合わせて302万円の寄付があったことが記載されています。
また、建設会社の社長が中心となっておととし千葉県に甘利大臣の後援会の支部が作られていて、甘利大臣は発会式に出席したことを認めています。

公設秘書の説明

甘利経済再生担当大臣の事務所関係者などによりますと、現金を受け取ったとされている甘利大臣の公設秘書で、神奈川県大和市にある甘利事務所の所長は複数の支援者などに対し、「報道されている500万円について受け取ったが、一部は返却した。相手から領収書を取り戻すのを忘れた」と説明しているということです。
そのうえで「ご心配おかけしました」とか「脇が甘くて申し訳なかった」などと話しているということです。

UR=都市再生機構 いきさつを説明せず

週刊誌報道は千葉県の建設会社との補償交渉を巡り、UR=都市再生機構の担当者が、甘利経済再生担当大臣の秘書に呼び出されるなど口利きがあったと指摘しています。
これについてURは「甘利大臣の事務所からいわゆる口利きのようなものはなかったと認識している」としています。そのうえで「事実関係の詳細は確認中だ」としていきさつなどは明らかにしていません。

証言した建設会社の総務担当者とは

千葉県白井市の建設会社の総務担当者として週刊誌で実名で証言した一色武氏(62)は、もともと神奈川県厚木市で不動産会社を経営していました。
関係者によりますと8年前、東京にある右翼団体に入り、数年前まで所属していたということです。この右翼団体は以前、千葉県白井市の建設会社の周辺で進められていた県道工事を巡り、この建設会社から千葉県やURに補償金を求める交渉の相談に乗っていたということです。そして、3年前からは一色氏が右翼団体に代わって建設会社の総務担当者としてURなどとの交渉にあたっていたということです。
一色氏は週刊誌の発売後NHKの取材に応じました。この中で「資金提供はすべて事実だ。資金の大半はみずから用立てたもので、甘利経済再生担当大臣の秘書から要求されて払い続けた。しかし、一向に問題を解決してくれなかったので腹が立ち、週刊誌に証言した」などと説明しています。
一方、みずから協力を持ちかけた相手とのやり取りを録音するなどしたことが不自然だと指摘されていることについて「権力者を利用しようとする以上、万一の場合に備え自分の身を守る必要があった」などと話し、甘利大臣をおとしめる意図はないと主張しています。
そして、録音したとする音声については「身を守る最後の武器なので今の時点では公開できない」などとして明らかにしていないため、これまでの取材では、週刊誌が報じた資金提供の詳しい経緯や状況は確認できていません。

口利き依頼したとされる建設会社とは

週刊誌の報道で甘利大臣の事務所に口利きを依頼したとされるのは、千葉県白井市にある建設会社です。
市や関係者によりますと、この建設会社は建設現場で用いられる「型枠」の施工などを主な事業にしているということです。建設会社の周辺一帯は昭和45年から土地の開発や建物の建築が制限される「市街化調整区域」に指定されています。しかし、白井市などによりますと昭和50年代から60年代にかけて当時の土地の所有者がコンクリート廃材などの大量の産業廃棄物を不法に投棄したということです。さらに、千葉県や白井市によりますと、その後、所有者から土地を借り受けたこの建設会社が積みあがった産業廃棄物の上に事務所などを違法に建てたということです。このため千葉県は、これまで数回にわたり違法建物の撤去などを求める「違反指導」を行いましたが会社側は応じなかったということです。
その一方で、周辺で県やUR=都市再生機構が進めている県道工事を巡り、繰り返し苦情を申し立て補償金の支払いを求めてきたということです。
今回の週刊誌報道について、建設会社の代理人を務める弁護士は「建設会社の社長と総務担当者が一心同体で動いたことはなく、今回のことは社長が望んだことではない。甘利大臣側を陥れる意思は社長になく、驚いている。社長と総務担当者の関係は切れていると私は認識している」と話しています。

 

 


甘利氏辞任表明も晴れない疑惑 霞が関に飛び火で一大疑獄へ (日刊ゲンダイ 2016.1.28)

2016-01-29 01:03:16 | 政治 選挙 

日刊ゲンダイ  http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174224/1より転載

甘利氏辞任表明も晴れない疑惑 霞が関に飛び火で一大疑獄へ

2016年1月28日

甘利大臣は辞任を表明したが(C)日刊ゲンダイ 
            甘利大臣は辞任を表明したが(C)日刊ゲンダイ

 

 甘利明経済再生担当相(66)が28日夕に内閣府で会見を行い、自らの金銭授受疑惑の責任を取って辞任すると表明した。

 千葉県の建設会社側から2度にわたり現金入りの封筒を受け取ったことは認め、秘書らに「適正に処理するように」と指示していたと説明したが、問題は甘利大臣の金銭授受の有無だけではない。同日発売の週刊文春のスクープ第2弾は、甘利事務所の腐敗の実態を生々しく報じている。甘利氏への疑惑の炎は、霞が関にまで飛び火し、拡大の一途だ。

 会見で甘利大臣は、大臣室などで計2回、50万円ずつ現金を受け取ったとされる疑惑について「紙袋をいただいた。のし袋が入っていたとの報告を受け、政治資金として処理するよう指示した」と説明、甘利氏自身が直接現金をスーツの内ポケットに入れたことは「本当だとしたら人間の品格を疑われる」「そんなことをするはずがない」などと否定したが、今回の疑惑で明るみに出た甘利サイドの“黒い交遊録”は簡単に消えない。

 文春の第2弾記事には、告発者の録音データに基づく腐り切ったエピソードがわんさと出てくる。千葉の建設業者とURとの土地トラブルを巡る補償交渉のやりとりは、恐喝さながらだ。

「あんたたち、俺たちの顔立てるっつったよな、わかんなかったの?」

 こんなヤクザ口調で、UR職員にまくし立てたのは、甘利氏の政策秘書・鈴木陵允氏だ。昨年10月27日、衆院議員会館の甘利事務所にUR総務部長と国会担当の職員を呼んで開口一番、威圧した際のセリフだ。

 12月1日には、公設第1秘書の清島健一氏が、神奈川・大和市の地元事務所までURの総務部長を呼びつけた。すると、甘利氏の名前をチラつかせ、こう圧力をかけたというのだ。

「大臣もこの案件については知っているんで、こっちもちゃんと返事を返さなくちゃいけないんですよ」

 文春が詳報している生々しいやりとりに、改めてア然とするのだ。甘利大臣の秘書たちの高飛車な態度は何サマのつもりなのか。しかも鈴木氏には入れ揚げた銀座のホステスがいて、読んでいるこちらが赤面するようなやりとりが出てくる。


■「汚職の構造は氷山の一角」

 URだって怪しい。大臣秘書の恫喝に屈し、補償金の額を吊り上げたのなら、デタラメの極みだ。URは国交省のほぼ全額出資の組織。

 今回の疑惑は、URの公金が政治家の圧力によって勝手に使われた問題でもある。

 また、国交省の局長が甘利事務所から5万円の商品券をもらって、口利きに加担した疑惑も残っている。

「甘利大臣が選挙区でもない千葉県内のトラブルにクビを突っ込み、所管官庁でもない国交省傘下のURに口利きを図ったことも不可解です。うがった見方をすれば、安倍官邸と霞が関との間には、この手の利害調整の話が恒常的にはびこり、一声かければ簡単に解決できるシステムが完成しているのかもしれません。つまり、汚職の構造は氷山の一角。安倍自民の1強体制に霞が関がなびき、現役大臣や秘書たちの便利屋まがいの“口利きビジネス″が蔓延しているのではないでしょうか」(政治評論家・山口朝雄氏)

 長期政権下では必ずといっていいほど、汚職の横行などで政界は腐敗していく。釈明と大臣辞任で終わりになるわけがない。