平成25年9月15日(日) 曇りのち雨 ウペペサンケ山(糠平コース)
糠平湖からの林道が復旧しアプローチが近くなったので、天気の心配はあったが思い切ってウペペサンケ山に行ってきた。実家の帯広から1時間半程度ではあるが、気合を入れて糠平湖公共駐車場で車中泊した。すぐ下のキャンプ場も含めて多くの車が止まっていたが、ほとんどは二ペソツ山ねらいだろう。

(まだまだ暗い5時に出発する)
暗いうちに起き、林道を約20分ほどで通行止め地点に到着。よく整備された林道は普通車でも全く問題ない。ちょうど同じ頃に追いかけてくるように1台のクルマが到着、何となく心強い気持ちになる。
(水場、出だしに近いので有難味が薄い)
まだ薄暗い5時過ぎに登山口を出発。道路復旧に合わせて崩落地点を避けるためか臨時のルートが作られていて、そこを抜け10分ほどで本来の登山口に到着する。このあたりで後から到着した登山者に追い抜かれる。久しぶりの単独行で、ペース配分を考えながら登ったが、三角点のある1595Pに着くころにはバテバテになった。さらにガスで10メートル先も見えない状態に加え、風も強くなってきたため、撤退のタイミングを考えながら、菅野温泉コースとの合流点を過ぎたC1600付近で行動停止としたが...

(菅野温泉コースとの合流地点)
やれやれと下山中、自分よりも年上と思しき登山者と行き会い言葉を交わすうち、なんとなく再び一緒に登ることになった。いろいろ話をしながら最初の引き返し地点を過ぎてしばらくすると、先行者が降りてきた。話を聞くと先週の山行で落雷にあい、命からがら空身で逃げ帰ってきた際に置いてきたザックを回収しにきたと云う。稜線で落雷に会い感電しながらもハイ松の中を這って逃げてきたのことで、落雷にはくれぐれも気をつけてくださいという忠告をいただいた。

(ガスで視界不良)
まだこの時点では落雷に対して特段の注意も払っていなかったが、糠平富士の手前に来た時に突然落雷が鳴り響き、身を隠すこともできない稜線上で立ち往生、すぐさま下山を開始した。雷鳴が鳴り響くたびにハイ松の中に体を隠しながら必死で下山をつづけた。途中からは雨足も強まり、川のようになった登山道を一心不乱に降りつづけた。

(登山口までやっと戻ってきました)
背中で雷鳴を聞きながらやっとクルマのところまで到着すると、先に下山していた登山者が我々のことを心配して待っていてくれた。なにはともあれ無事に下山できてよかったものの、いろいろ考えさせられる山行でもあった。帰りに糠平温泉で冷えた体を温め帰宅の途についた。
糠平湖からの林道が復旧しアプローチが近くなったので、天気の心配はあったが思い切ってウペペサンケ山に行ってきた。実家の帯広から1時間半程度ではあるが、気合を入れて糠平湖公共駐車場で車中泊した。すぐ下のキャンプ場も含めて多くの車が止まっていたが、ほとんどは二ペソツ山ねらいだろう。

(まだまだ暗い5時に出発する)
暗いうちに起き、林道を約20分ほどで通行止め地点に到着。よく整備された林道は普通車でも全く問題ない。ちょうど同じ頃に追いかけてくるように1台のクルマが到着、何となく心強い気持ちになる。

(水場、出だしに近いので有難味が薄い)
まだ薄暗い5時過ぎに登山口を出発。道路復旧に合わせて崩落地点を避けるためか臨時のルートが作られていて、そこを抜け10分ほどで本来の登山口に到着する。このあたりで後から到着した登山者に追い抜かれる。久しぶりの単独行で、ペース配分を考えながら登ったが、三角点のある1595Pに着くころにはバテバテになった。さらにガスで10メートル先も見えない状態に加え、風も強くなってきたため、撤退のタイミングを考えながら、菅野温泉コースとの合流点を過ぎたC1600付近で行動停止としたが...

(菅野温泉コースとの合流地点)
やれやれと下山中、自分よりも年上と思しき登山者と行き会い言葉を交わすうち、なんとなく再び一緒に登ることになった。いろいろ話をしながら最初の引き返し地点を過ぎてしばらくすると、先行者が降りてきた。話を聞くと先週の山行で落雷にあい、命からがら空身で逃げ帰ってきた際に置いてきたザックを回収しにきたと云う。稜線で落雷に会い感電しながらもハイ松の中を這って逃げてきたのことで、落雷にはくれぐれも気をつけてくださいという忠告をいただいた。

(ガスで視界不良)
まだこの時点では落雷に対して特段の注意も払っていなかったが、糠平富士の手前に来た時に突然落雷が鳴り響き、身を隠すこともできない稜線上で立ち往生、すぐさま下山を開始した。雷鳴が鳴り響くたびにハイ松の中に体を隠しながら必死で下山をつづけた。途中からは雨足も強まり、川のようになった登山道を一心不乱に降りつづけた。

(登山口までやっと戻ってきました)
背中で雷鳴を聞きながらやっとクルマのところまで到着すると、先に下山していた登山者が我々のことを心配して待っていてくれた。なにはともあれ無事に下山できてよかったものの、いろいろ考えさせられる山行でもあった。帰りに糠平温泉で冷えた体を温め帰宅の途についた。
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