遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

はじめての浜益御殿

2014年05月01日 | 登山:増毛方面
平成26年4月30日(水)快晴 浜益御殿まで

久しぶりに一人山行、浜益御殿に行ってきた。ずいぶんと遠い山という印象があって朝の4時に自宅をでた。幌の果樹園側の林道を進んでいく、4WDの威力(ちょっと前に2WDから4WD車に買い換えたばかり)で途中残っている雪を踏みつけて標高280m付近までクルマで行けた。そこにはすでにクルマが1台止まっていた。



出発は6時、しばらくはシートラで歩き尾根への取り付きでスキーを履いた。雪面には登山靴やスノーシュー、スキーなどの跡がたくさん残っていたが、ちょっと離れるとトレースを見失う。とにかく高いところを目指してゆっくりと進み533P通称大阪山で一休みする。



大阪山を下ってスノーモービル立入禁止の赤い垂れ幕の下を通過する。あとはひたすら緩い斜面を辛抱強く歩いていくと真っ白なだだっ広い雪面が広がってくる。こんなところどうやって降りようかなどといつもは帰りが心配になるのだが、ここの斜面はそんな心配はまったく不要、まるでスキー場だ。



前方に雄冬山、右側に浜益岳を見ながら進んでいくとやがて浜益御殿のピークが見えてくる。真っ青な空に真っ白な雪面が広がり、そこを独り占めしているような気分になってくる。浜益御殿到着が9時20分、まだまだ時間はたくさんあったが、本日は偵察のつもりだったのでここを終点とした。



さあこれから下山と準備していると浜益岳から戻って来る先行者がいた。真っ白いなかを一人歩く登山者の姿は絵になっていた。眼鏡止めをしっかりとつけて下山開始し気持ちよく滑り降り、途中大阪山をスキーを担いで登り返した時間を含めても1時間ほどであっという間にクルマ止めまで戻った。降りてきてから浜益岳に向かわなかったことを後悔した。





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