私的海潮音 英米詩訳選

数年ぶりにブログを再開いたします。主に英詩翻訳、ときどき雑感など。

蓮を喰うものたち 74-76行目

2011-05-18 11:05:37 | 英詩・訳の途中経過
The Lotos-Eaters Alfred Tennyson

[ll.74-76]

Sun-steed'd at noon, and in the moon
Nightly dew-fed; and turning yellow
Falls, and floats adown the air.


蓮を喰うものたち   アルフレッド・テニスン

[74-76行目]

昼には日射しにひたされて 月のころには
露にぬれ 黄ばむ季節のめぐるまま
そらへと浮かびおちる




蓮を喰うものたち 72-73行目

2011-05-16 21:05:19 | 英詩・訳の途中経過
The Lotos-Eaters Alfred Tennyson

[ll.72-73]

With winds upon the branch, and there
Grows green and broad, and no care,


蓮を喰うものたち   アルフレッド・テニスン

[72-73行目]

さえだそよがす風にゆれ そこにて
ひろくあおあおと うれいを知らずそだちゆき


蓮を喰うものたち 70-72行目

2011-05-14 19:03:30 | 英詩・訳の途中経過
The Lotos-Eaters Alfred Tennyson

[ll.70-72]



Lo! in the middle of the wood,
The folded leaf is woo'd from out the bud
With winds upon the branch, and there



蓮を喰うものたち   アルフレッド・テニスン

[70-72行目]

  Ⅲ

ごらん 木立のただなかで
つぼむ木の葉のはなひらき
さえだそよがす風にゆれ 

 ※aand there以下は次回に


蓮を喰うものたち 68-69行目

2011-05-12 08:57:04 | 英詩・訳の途中経過
The Lotos-Eaters Alfred Tennyson

[ll.68-69]

"There is no joy but calm!"―
Why should we only toil, the roof and crown of things?



蓮を喰うものたち   アルフレッド・テニスン

[68-69行目]

〈よろこびはただ凪にあり!〉―
なぜに骨折るゆえのある 万物の根にして冠たるわれらのみ


 ※ようやくⅡ終了。まだまだまだまだ続きます。行き着く果てが見えない…



蓮を喰うものたち 65-67行目

2011-05-09 21:25:39 | 英詩・訳の途中経過
The Lotos-Eaters Alfred Tennyson

[ll.65-67]

And cease from wanderings,
Nor steep our brows in slumber's holy balm;
Nor harken what the inner spirit sings,


蓮を喰うものたち   アルフレッド・テニスン

[65-67行目]

さまよいやめず
まどろみの 浄きあぶらにぬかもひたさず
内のこころのうたごえに 耳かたむけることもなく