般若心経

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2020-02-14 | Weblog

 『さぶ』

 ビデオに録っていた「 さぶ (副題)だれだって一人じゃない!」を観ました。お正月にBSで放送されていたものです。
『さぶ』は1963年に刊行された山本周五郎の時代小説です。
 もう50年以上前のこと、周五郎の「樅の木は残った」がテレビで放送され評判になっていたころです。「さぶ」の単行本が発行されてすぐ買って読みました。
 江戸の表具屋に奉公する2人の少年、さぶと栄二。仕事がよくできる栄二と、不器用でも心根の優しいさぶの物語です。ドラマは両国橋の上で田舎に帰ろうとするさぶを栄二が止めようとするシーンから始まります。
 昔、本を読み終えてさぶの愚直ともいえる素直さに心打たれた覚えがあります。
 50年ぶりに再会した物語、ついこの前に読んだような気がし懐かしくビデオを観ました。

探してみるとありました。




短い小説だったと思っていたのですが、小さい活字で330ページです。
いまでは青空文庫に公開されて読むことができます。

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