般若心経

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2023-09-03 | Weblog

 右脚が弱い

 数年前から気がついてはいました。
信号待ちのとき少しでも運動になればと片脚立ちをしています。すると左脚は信号1回分くらいは十分に持つのですが、右脚では30秒と持ちません。目をつぶってでも立つことができた数十年前に比べると機能低下していることは明らかです。
 左右同様であれば、また気にもしないのですが、右だけというのは脳に損傷があるとか、右脚の血管や神経系統に異常があるのではないのかと気にしていました。
 昨日公民館で健康まつりが開催されました。市内の愛育委員会、栄養改善協議会などの主催で健康チェック、健康・介護相談などのコーナーがあり講演会も開かれました。健康チェックでは血圧、血流、体組成、脳年齢、足指力、骨密度、足圧バランスなどの測定をしてくれます。
このうち足圧バランスの測定を受けてみました。その結果、左右荷重比が6:4というデータでした。確かに右の脚が弱くなっているようです。



測定してくれた先生は「バランスは運動によりよくなる」といわれてデータとともに訓練メニューのシートをくれました。運動により改善することはさておいて、なぜ右だけが弱いのか、公民館からの帰りずっと考えていました。今朝になり思い当たることがありました。
 いつも歩くときに杖を右手に持っていました。おそらくこれが原因です。
お遍路を始めたときに先達さんから「杖は右手に持ちなさい」と教わりました。右手は清浄、左手は不浄、杖はお大師様の化身であるから清浄な右手で持つ、これは一般道路を右側通行しているときに左手に持っていると何かの拍子に左側の車両に接触することがある、これを防ぐためにも理にかなったものだと思い、ずっと杖は右手に持っていました。そして山登りのときに使うストックもずっと右手に持っていました。
杖を持っていれば急な坂道を登るときに杖を持っている側の脚の負担を軽くし非常に楽です。ということは杖を持っている側の脚のトレーニングにはなっていないということです。
この4月にノルディックウォークの講習を受けたときに先生も「ノルディックポールを使うことでは骨密度の上昇は期待できない」と話されていました。
 これから当分の間、杖を左手に持つことにしました。
では金剛杖はどうするのか、左手は不浄と言われますが、数珠は左手に持ちますし、経本も両手で持ちます。あまり気にしないことにしました。


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