般若心経

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2022-01-14 | Weblog

 漢方薬

 先週のNHK「きょうの健康」は「いま注目!東洋医学のチカラ」でした。鍼灸、漢方薬などの東洋医学、いまその効果が科学的に明らかにされ、医療現場でも導入が進んでいます。その中で病院で処方される機会が増えている漢方薬の話です。漢方薬はここ20年ほど生産量が増え続けているそうです。
 漢方薬は内科系の薬と思われそうですが、今では認知症、産婦人科の病気から外科の手術までいろいろな症状に使われています。薬局に行けば市販薬としても売っていますが、その服用には体質とタイミングを見分ける必要があり、中には副作用を伴う薬もあるので注意が必要だそうです。
 漢方薬で思い出すことがあります。私が就職したばかりの頃、当時の課長が「風邪には葛根湯がよい」と勧めてくれました。病院へ行くとなれば一日がかりという街から離れた田舎の山の上に職場はありましたので、風邪程度であればいつも市販薬で済ませていました。ところがこの葛根湯は私には適していなかったのか、あまり効き目はなく、漢方とはこの程度のものかという印象が根強く残ってしまいました。その後テレビのCMを見て風邪気味の時は龍角散を服用するようになりました。熱が出るとか、風邪にかかってしまった場合には無理ですが、喉が痛いとか咳が出る程度の症状には効果てきめん。体質に会っているのでしょう。その後何十年とそばに置いています。タンスの薬入れ、リュックの中、机の上にはいつもあります。
 講演会、講習会、今ではバスや電車に乗る前、咳が憚れるようなときには予め小さな匙に少しとって飲んでいます。昔テレビで「ゴホンといえば龍角散」と言ってお年寄りが口に入れていたCMがありました。あわせて戦争の思い出「壕に入っても全く湿っけていなかったなぁ、うれしかったなぁ」と言っていました。私もそのような年になったかと龍角散を口にする都度思っていました。
数カ月前、新聞に龍角散ダイレクトの広告が出ていました。粉ではなく顆粒状になっていてスティックに入っています。試しに買って来てみると飲みやすく、きれいなスティックですので、人前で飲んでも気後れするようなことはありません。
外出用には今までの缶がスティックに変わりました。少し若返ったような気になりました。







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