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庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

なぜ低気圧だと体調が悪くなるのか?

2015-10-02 10:48:10 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜から今朝にかけて、台風並みに発達した爆弾低気圧の影響で、当地方も激し
い雨や風が吹き荒れました 。。

ところで、天気が悪くなると腰や膝が痛くなったり、体調が悪くなる人も多いと思い
ますが、なぜなのか?その理由を調べてみました。

なぜかというと天気が悪いときは低気圧が発達しているからで、この低気圧が近
づいてくると様々な影響を私たちの身体に及ぼすそうです。

それでは、まず気圧が高いのと低いのとではどのような状態になるのか?という
と、高気圧の時は「晴れ」で、気圧が「高い」のですから身体を圧迫する力が強いと
いうことで、つまり晴れの日ほど身体にギューッと抑える力が働きます。

反対に、低気圧の時は「曇りや雨」、こちらは気圧が「低い」のですから身体を圧迫
する力が普段よりも弱い状態になり、身体を抑えつける力は弱くなります。

でも、これだけ見ると天気が悪い時のほうが身体の負担は軽そうに見えますが??
どうして、身体を圧迫しないほうが体調不良になるのでしょうか?

その理由は、気圧は身体を圧迫するということでしたが、圧迫だけされていたら私
たちはペシャンコになってしまいますよね?そこで、そうならないために身体の中か
ら気圧に反発する力が働きます。

では、身体を膨張させる力はどうなるでしょうか?低気圧によって、身体が膨張した
時の体調の変化について見て見ると。。

1,血管の膨張、そしてそれに伴う低血圧、低気圧になることで膨張する力が強くな
 り血管が広がります、そうなると急に低血圧になったり、血管が拡張することで神経
 を圧迫し、偏頭痛が起きたりするそうです。

また、低血圧になると目眩や立ちくらみ、全身の倦怠感(だるい感じ)などが起きます。
低気圧になると、なんだかだるいな〜となるのはこのためなんですね!。

2,低気圧になり天候が不安定になると副交感神経が優位になります、副交感神経
 は寝ている時やリラックスしている時に働く自律神経で、これが優位になるためやる
 気が出なくなり、動きも鈍くなり作業効率が悪くなってしまうのだそうです。。

3,同時に、低気圧になると身体が「ヒスタミン」という物質を出すようになり、これが
 今度は交感神経を刺激してしまうそうで、交感神経は仕事や発表会など集中・緊張
 している時に働く自律神経です。

本来ならどちらかが優位になるのですが、低気圧だとどちらも刺激されてしまうため、
自律神経が非常に不安定な状態になり、なんだかイライラしてしまったり、落ち着き
がなくなったりといった症状が出てしまうそうです。

長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

どうして低気圧だと体調が悪くなるのか?理解していただけたら幸いです。。

昨夜の暴風雨にもめげずに咲いたハイビスカス。

秋の雨に濡れ、一層あざやかさを増したコリウスの葉色。

昨夜の暴風で倒れてしまった庭の皇帝ダリア。。 でも折れてはいないので大丈夫!
 

 

コメント
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