今日10月30日は「初恋の日」、1896(明治29)年のこの日、作家で詩人の
島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として、初恋の詩を発表した
事を記念して、藤村ゆかりの長野県小諸市の中棚荘が制定したもの。
”まだあげ染し前髪の 林檎のもとに見えしとき” のあの有名な藤村の初恋
の詩も良いのだが・・・
初恋という言葉から私の脳裏に想い浮ぶのは、昭和40年代のはじめころに
小川知子が歌ってヒットした、「初恋のひと」の歌詞とメロディーである。
初恋のひと 唄 小川知子
有馬三恵子 作詞 鈴木 淳 作曲
♪そよ風みたいにしのぶ あの人はもう
私の事などみんな 忘れたかしら
のばらをいつも 両手に抱いて
朝の窓辺に 届けてくれた
なぜだか逢えなくなって 恋しい人なの
麦わら帽子のような 匂いをさせて
私を海辺へつれて 走った人よ
光の中を もつれるように
はずんだ胸は 熱かったわね
懐かしがっても遠い 夢の人なの
小麦色した あの日の笑顔
私一人が 知っているのに
今なら恋だとわかる はるかな人なの
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この曲を聴く度に、初めて淡い恋心を抱いたあのころの甘酸っぱいような
気持ちを想いだして・・・ 胸の奥がチクリと痛む気がする。。。
くりはま花の国の丘の一角にある愛の鐘。
この愛の鐘は二人で二本の紐をもち、タイミングを合わせて鐘を鳴らす。。
もし、うまく鳴らなかった場合は、今後のことを二人でよーく話し合った方がよいかも?