4月11日(土曜日) 晴れ
定期通院でK脳神経外科に出かけた。とても空いている。
消毒液はワンプッシュでとある。
先生との応対時には約1.5mくらい離れた場所にある椅子で・・話を聞くが
とても違和感がある。
支払いも院内に長くいない様にする為か
次回の支払い時まとめてお願いしますとの事であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
新型コロナウイルス感染者もまだ急激に増加中。
東京都知事が随分頑張って国と交渉して、いち早く
都の施設をカテゴリー分けして休業の指示に近いお願いを実施。
隣接せる神奈川・埼玉も同調方向・千葉は休業保証の事で二の足を踏んでいる。
5月6日までの1ケ月間は・・学校・公的施設・夜の飲食店舗・人の多く集まる場所は
すべて閉館、イベントもすべて中止。夏の大イベントも中止が発表されている。
何もできない!どこにも出かけられず!イラつく時間が増えてきた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読売の何日か前にあった記事
“文明が生む感染症”の記事があった。
長崎大熱帯医学研究所教授 山本太郎氏
転記しておく。
「文明は感染症の揺りかご」と表現していた。
感染症とは“ウイルスの病原体が体内に侵入して増殖し
発熱・下痢・咳などの症状が出ること。
ぺスト コレラ 麻疹(はしか)天然痘 結核 インフルエンザ
エボラ出血熱 エイズ マラリア・・・・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人類が本格的に感染症を体験するのは約1万年前。
農耕生活が始まって人類が野生動物を家畜化したことが引き金
野生動物が持つウイルスが人間社会に持ち込まれ病気を発生します。
ウシは天然痘 アヒルがインフルエンザ・・といった具合
~~~~~~~~~~~~~~~~~
人から人へウイルスは感染し
天然痘やペストなどが交易や戦争などと共に世界に広がります。
何故感染症が流行するのか?
ウイルスの種類や特性を調べ原因を突き止めようとしてきました。
しかし、最近実は逆ではないのかと・・
=================
流行するウイルスを選び出してパンデミックへと性格づけるのは
その時々の社会の在り方ではないか・・
社会には様々なウイルスが入り込もうとしている。
たまたま社会がそれに適した状態になっていると
ウイルスが入り込みワ~と広がっていく
~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば HIV「エイズウイルス」はアフリカのチンパンジーに寄生していた。
そのチンパンジーを食べた人間が感染します。
それを拡大感染させたのは植民地政策と近代医学の導入という当時の
社会状況です。植民地での都市づくりのために沢山の男性労働者が街に集められました。
そこは男女の比率がすごくいびつになって売春が流行します。
一方、慈善的な意図からアフリカの風土病の注射治療も行われました。
ただ、注射器は使いまわしで、そうやって感染が広がる土壌が生まれます。
植民地以前であればこのようなことにはならなかった。
~~~~~~~~
今回の新型コロナウイルスは都市に人々が密集し、
地球の隅々まで交通網が発達して、人々が移動、交流する。
ウイルス拡散のスピードも速い。
現在の社会の在り方がパンデミックの恰好の「揺りかご」になった。
~~~~~~~~~
ウイルス感染のふるまいは謎に満ちている。
それは地球規模のミステリーのようである。
ウイルスは動物や人間に寄生しないと生きられません。
寄生先の細胞を利用して、自分を複製します。
その時に性質が変わったり、毒が強くなりすぎて自ら消滅してしまうこともあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
歴史を見れば、突然流行し、謎の様に消えた感染症はたくさんあります。
2003年に流行したSARS[重症急性呼吸器症候群]は
コウモリ、ハクビシンなどに寄生したウイルスが人に感染したとみられています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
今は流行が収まったかのように見えますがウイルスは永遠に消えたのか
何処かで深い眠りについているだけなのか
物語は終わったのか?次の幕が開くのをまっているのか誰にもわかりません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここ50年から100年ぐらいの間に新しいウイルスがどんどん見つかっています
人間がものすごい勢いで地球のあらゆる場所へ進出し、
熱帯雨林などを破壊いるためでしょう。
野生動物とウイルスが調和的に過ごしていたころに人間が侵入し調和を壊す。
すると今度はそのウイルスが人間社会に入りこもうとする。
人間とウイルスは作用しあっています。
ただ悪い事だけではありません。ひとたび感染すると人間には抵抗力がつきます。
新型コロナの感染者の多くは無症状か軽症のようです。
感染者が抗体や免疫を持てば、それ以降は季節性か散発的な流行がぽつぽつ
あるという状態になります。
性質が似た新たなウイルスへの防波堤の一つにもなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
それが、社会が集団としての免疫を持つということです。
おかしな例えかもしれませんが
映画「七人の侍」のイメージです。
野武士の略奪に困窮した村の農民が7人の侍を雇って野武士と戦います。
異質な侍を村にいれれば何が起こるわからない怖さがあります。
7人の侍はいわばウイルスで、うまく取り込めば、村は外敵に対して強固になる。
それと似ています。
人間は様々なウイルスに感染してきました。
自然界の中でも感染症のレパートリーを沢山持つ動物です。
そのことが我々を生態系から守っていてくれています。
いかにウイルスと共存していくか?多様性の確保が重要です。
~~~~~~~~~~~~~~~
人間がウイルスの住む領域に入っていったんだのであろうか?
定期通院でK脳神経外科に出かけた。とても空いている。
消毒液はワンプッシュでとある。
先生との応対時には約1.5mくらい離れた場所にある椅子で・・話を聞くが
とても違和感がある。
支払いも院内に長くいない様にする為か
次回の支払い時まとめてお願いしますとの事であった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
新型コロナウイルス感染者もまだ急激に増加中。
東京都知事が随分頑張って国と交渉して、いち早く
都の施設をカテゴリー分けして休業の指示に近いお願いを実施。
隣接せる神奈川・埼玉も同調方向・千葉は休業保証の事で二の足を踏んでいる。
5月6日までの1ケ月間は・・学校・公的施設・夜の飲食店舗・人の多く集まる場所は
すべて閉館、イベントもすべて中止。夏の大イベントも中止が発表されている。
何もできない!どこにも出かけられず!イラつく時間が増えてきた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読売の何日か前にあった記事
“文明が生む感染症”の記事があった。
長崎大熱帯医学研究所教授 山本太郎氏
転記しておく。
「文明は感染症の揺りかご」と表現していた。
感染症とは“ウイルスの病原体が体内に侵入して増殖し
発熱・下痢・咳などの症状が出ること。
ぺスト コレラ 麻疹(はしか)天然痘 結核 インフルエンザ
エボラ出血熱 エイズ マラリア・・・・・・
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人類が本格的に感染症を体験するのは約1万年前。
農耕生活が始まって人類が野生動物を家畜化したことが引き金
野生動物が持つウイルスが人間社会に持ち込まれ病気を発生します。
ウシは天然痘 アヒルがインフルエンザ・・といった具合
~~~~~~~~~~~~~~~~~
人から人へウイルスは感染し
天然痘やペストなどが交易や戦争などと共に世界に広がります。
何故感染症が流行するのか?
ウイルスの種類や特性を調べ原因を突き止めようとしてきました。
しかし、最近実は逆ではないのかと・・
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流行するウイルスを選び出してパンデミックへと性格づけるのは
その時々の社会の在り方ではないか・・
社会には様々なウイルスが入り込もうとしている。
たまたま社会がそれに適した状態になっていると
ウイルスが入り込みワ~と広がっていく
~~~~~~~~~~~~~~~~
例えば HIV「エイズウイルス」はアフリカのチンパンジーに寄生していた。
そのチンパンジーを食べた人間が感染します。
それを拡大感染させたのは植民地政策と近代医学の導入という当時の
社会状況です。植民地での都市づくりのために沢山の男性労働者が街に集められました。
そこは男女の比率がすごくいびつになって売春が流行します。
一方、慈善的な意図からアフリカの風土病の注射治療も行われました。
ただ、注射器は使いまわしで、そうやって感染が広がる土壌が生まれます。
植民地以前であればこのようなことにはならなかった。
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今回の新型コロナウイルスは都市に人々が密集し、
地球の隅々まで交通網が発達して、人々が移動、交流する。
ウイルス拡散のスピードも速い。
現在の社会の在り方がパンデミックの恰好の「揺りかご」になった。
~~~~~~~~~
ウイルス感染のふるまいは謎に満ちている。
それは地球規模のミステリーのようである。
ウイルスは動物や人間に寄生しないと生きられません。
寄生先の細胞を利用して、自分を複製します。
その時に性質が変わったり、毒が強くなりすぎて自ら消滅してしまうこともあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
歴史を見れば、突然流行し、謎の様に消えた感染症はたくさんあります。
2003年に流行したSARS[重症急性呼吸器症候群]は
コウモリ、ハクビシンなどに寄生したウイルスが人に感染したとみられています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
今は流行が収まったかのように見えますがウイルスは永遠に消えたのか
何処かで深い眠りについているだけなのか
物語は終わったのか?次の幕が開くのをまっているのか誰にもわかりません。
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ここ50年から100年ぐらいの間に新しいウイルスがどんどん見つかっています
人間がものすごい勢いで地球のあらゆる場所へ進出し、
熱帯雨林などを破壊いるためでしょう。
野生動物とウイルスが調和的に過ごしていたころに人間が侵入し調和を壊す。
すると今度はそのウイルスが人間社会に入りこもうとする。
人間とウイルスは作用しあっています。
ただ悪い事だけではありません。ひとたび感染すると人間には抵抗力がつきます。
新型コロナの感染者の多くは無症状か軽症のようです。
感染者が抗体や免疫を持てば、それ以降は季節性か散発的な流行がぽつぽつ
あるという状態になります。
性質が似た新たなウイルスへの防波堤の一つにもなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
それが、社会が集団としての免疫を持つということです。
おかしな例えかもしれませんが
映画「七人の侍」のイメージです。
野武士の略奪に困窮した村の農民が7人の侍を雇って野武士と戦います。
異質な侍を村にいれれば何が起こるわからない怖さがあります。
7人の侍はいわばウイルスで、うまく取り込めば、村は外敵に対して強固になる。
それと似ています。
人間は様々なウイルスに感染してきました。
自然界の中でも感染症のレパートリーを沢山持つ動物です。
そのことが我々を生態系から守っていてくれています。
いかにウイルスと共存していくか?多様性の確保が重要です。
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人間がウイルスの住む領域に入っていったんだのであろうか?