日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

野口みずき選手の光と影

2005年05月09日 21時25分59秒 | 気まま日記
スポーツ選手は、学生を除いて、ほとんど100%企業に所属している。中でも恵まれている選は、その企業に出社もせず、名前を使うだけで(広告塔となり)莫大な契約金を得ている。柔ちゃん(トヨタ)やスケートの清水(NEC)など・・・・・・。
フジテレビの「里谷多恵」など、公然ワイセツの疑いで調べられ、フジテレビは痛い目にあっている。(広告塔どころか名前が出るたびにマイナスだ)
「野口みずき」選手は、もともと「ワコール」に所属していたが、藤田信之(現グローバリー陸上部監督)が、意見の違いからワコールを退社した時に、行動を共にしたものである。一時は失業保険をもらいながら、所属先企業を探していた。そんな時に声をかけたのが「グローバリー㈱」だった。藤田監督の友人は、グローバリーが商品取引の会社なので、強く反対した人もいた。なかなか所属先が決まらずあせってもいたので、決断したようだ。条件も良かったようだ(年間2~3億円の予算)。野口選手がアテネオリンピックの女子マラソンで、金メダルを獲得すると会社の株価もピークとなり(4000円手前)、営業も「野口選手の所属している企業」をフルに活用して、勧誘した。もともと、商品取引の会社(特にネット取引でない、電話勧誘や訪問勧誘の会社)はいつもトラブルを抱えている。グローバリーも今、取引停止中だ。外務員に対する殺人事件裁判でも、一部犯人の正当性が認められる異常さだ。また、ナタを持って支店に殴りこんだ客もいた。野口選手に対する罵声もあったこともある。(所属先による明暗は極端だ。金メダルでも、企業を取材するメディアは少なかった。宣伝になることを嫌って)
「野口選手には罪はないのに」ということは出来ない。勧誘に必ず利用しているから。
「グローバリー問題市民オンブズマン」のページに詳しい。「グローバリー問題市民オンブズマン」

今日、高橋尚子(国民栄誉賞)選手が小出監督と決別して、北京オリンピックを目指すと記者会見した。これも、所属先がフォローしているんでしょう。