日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

オリンピック金メダルの値打ち

2005年05月18日 17時08分54秒 | 気まま日記
『今日のサンケイスポーツの「甘口辛口」の署名記事(今村忠記者)によると、00年シドニーオリンピックで、競泳男子50メートル自由形で米国の同僚、ゲーリー・ホールと同着で優勝を分け合ったアンソニー・アービン(23)は、金メダルを競売にかけた。約180万円をインド洋大津波の復興支援に寄付した。「自分のポケットから出せる人もいるけど、自分には金がない。水を通じて手にいれた幸運を少しでも世の中に返したい」【USA TODAY紙が報じたとのこと】04年アテネの競泳女子200メートルバタフライで優勝した、オティリア・イェジェイチャさん(これも米国)は、白血病の子供たちのために、金メダルを競売にかけ、870万円を寄付した。二人は金メダルを手放したが人生の金メダルリストと言える。と結んでいる。』

日本の金メダリストは多くいるが、命より大事だと考えているのだろうか。金メダル一発で国民栄誉賞もいる。電話ボックスにメダルを忘れた輩もいる。まず金メダルを取った(世界一になった)という事実が存在していて、メダルそのものはそんなに大事ではないと思うんですがね。それが無くとも、国民は、あなたの栄誉と映像は目に焼付いて離れないし、忘れないんですから。メダルコレクターとなって生きていくんですか?ヤクルト・スワローズの古田敦也捕手は2000本安打(大卒で初)の記念球をスタンドに投げ入れた。記録が記憶になった瞬間だった。記録を調べなくとも「古田敦也2000本安打」がファンの脳にインプットされてしまった。