ヤンキースは復活する！

今日、ヤンキースは最下位デビルレイズに敗れ、首位オリオールズに５ゲーム差、レッドソックスには３ゲーム差だ。松井秀喜選手は、負けゲームではあったが絶好調だ。習慣ＭＶＰを取り、ここ７戦４発だ。

昨日、ヤンキースの主砲「Ａ・ロッド」（ＭＬＢ最高年俸２７億円）は、メンタルヘルス（精神衛生）のセラピー（治療）のため、２ヶ所に通っていると告白した。また、同様の病気の子供たちのための施設に２０万ドル（２１００万円）を寄付した。去年子供が出来て、落ち着いて活躍しているように見えたが、９歳の時に父親が蒸発、極貧の生活を送り、そのときの精神状態を引きずっているので、治療をとのことだ。

監督の「ジョー・トーリー」は、子供の時に父親のＤ・Ｖに恐怖した。兄がマイナー選手だった時に、母親との離婚を迫り、追い出した。その後、「ジョー・トーリー」がメジャーで活躍すると、父親が出てきたが、それもＭＶＰを取った年に終わった（死亡した）。結婚は２度も失敗した。転機は、３度目の妻が妊娠したときに訪れた。なんと、母親となる不安を訴えたのだ。身重の妻を通わせる不安もあり、トーリーも一緒に通うことにした。セミナーで幼い時の、母親や子供に対する父親のＤ・Ｖを、恐怖の体験を告白していくうちに、精神的に落ち着いてきたとの事だった。そして、ヤンキースの監督に就任したころには、破れタイコの名物オーナー「スタインブレナー」や熱狂的なヤンキースファンにも動揺しなくなったようだ。「父親のＤ・Ｖに比べたら屁でもない」ことだから！
どんな偉大なスーパースターにも精神的に弱い部分はある。克服する精神が大事だ。虚勢を張るのではない、弱い部分もあるのだと隠さないことで、精神的に１段高く登れるのだ。

そして、ヤンキースはへこたれず、前進し、優勝を目指す。