イラクで日本人拘束される

イラクで、アメリカの軍事基地を警備していて、基地を出てから、アンサール・スンナ軍（イラクのイスラム武装勢力）に襲われ、銃撃で多数が死亡、怪我をして拘束された日本人「斉藤昭彦(44)」さんは、どんな仕事をしていたのか。
斉藤さんは、ハート・セキュリティー社（本店キプロス）に雇われていた。ハート社は元英国軍人が設立。事務所はロンドン、モスクワ、ニューヨーク、ホンコンなど８ヶ国にあり、警備員（傭兵）の派遣はアフリカ、中東、南米などの紛争地域８０ヶ国に及んでいる。
ハート社はホームページで、スタッフ（傭兵）を募集している。ランクがあるようですが、イラクでは、日当３００～３４０ポンド（６万～６７０００円）で、勤務期間は最低５６日。宿泊設備や保険（生命）加入は契約にある。金はほとんど使わないですむ。アメリカは志願兵が少なく、都会で失業者あさりをしているが不足する一方である。そこで、外人部隊たる傭兵に頼る。斉藤さんたちは（国籍はいろいろ）米軍基地の警備をしていた。（米軍と一体なので狙われる）警備会社といっても、実質は民間軍事企業（ＰＭＣ　プライベート・ミリタリー・カンパニー）である。
月収１８０万円、年収２０００万円である。斉藤さんは２０年もフランス外人部隊などで傭兵をしていた。
イラクにはいないと思うが、ひょっとしたら、日本人の傭兵は全世界に１５００人もいるらしい。

野口みずき選手の光と影

スポーツ選手は、学生を除いて、ほとんど１００％企業に所属している。中でも恵まれている選は、その企業に出社もせず、名前を使うだけで（広告塔となり）莫大な契約金を得ている。柔ちゃん（トヨタ）やスケートの清水（ＮＥＣ）など・・・・・・。
フジテレビの「里谷多恵」など、公然ワイセツの疑いで調べられ、フジテレビは痛い目にあっている。（広告塔どころか名前が出るたびにマイナスだ）
「野口みずき」選手は、もともと「ワコール」に所属していたが、藤田信之（現グローバリー陸上部監督）が、意見の違いからワコールを退社した時に、行動を共にしたものである。一時は失業保険をもらいながら、所属先企業を探していた。そんな時に声をかけたのが「グローバリー㈱」だった。藤田監督の友人は、グローバリーが商品取引の会社なので、強く反対した人もいた。なかなか所属先が決まらずあせってもいたので、決断したようだ。条件も良かったようだ（年間２～３億円の予算）。野口選手がアテネオリンピックの女子マラソンで、金メダルを獲得すると会社の株価もピークとなり（４０００円手前）、営業も「野口選手の所属している企業」をフルに活用して、勧誘した。もともと、商品取引の会社（特にネット取引でない、電話勧誘や訪問勧誘の会社）はいつもトラブルを抱えている。グローバリーも今、取引停止中だ。外務員に対する殺人事件裁判でも、一部犯人の正当性が認められる異常さだ。また、ナタを持って支店に殴りこんだ客もいた。野口選手に対する罵声もあったこともある。（所属先による明暗は極端だ。金メダルでも、企業を取材するメディアは少なかった。宣伝になることを嫌って）
「野口選手には罪はないのに」ということは出来ない。勧誘に必ず利用しているから。
「グローバリー問題市民オンブズマン」のページに詳しい。「グローバリー問題市民オンブズマン」

今日、高橋尚子（国民栄誉賞）選手が小出監督と決別して、北京オリンピックを目指すと記者会見した。これも、所属先がフォローしているんでしょう。

タイロン・ウッズ事件と監督、球団は？

５月５日の中日対ヤクルト戦で事件は起こった。ヤクルトの藤井投手がＴ・ウッズに執拗に内角球で攻めた。前から伏線があったようだ。ウッズはヤクルトの内角攻めにうんざりしていて、「こんどあったらやってやる」と公言していたようだ。マウンドに駆け上がり、右フックでノックアウト。数分動けずに倒れたままだった。これは、悪質な暴行事件として、連盟から処分が下った。（１０試合の出場停止と５０万円の罰金）稀にみる重い処分も充分頷けるものだ。ヤクルトの若松監督も「ウッズは日本で野球をする資格がない」と言っている。「内角を攻めないで」とは笑わせる。清原某の「ホークボールを投げないで」の時にも言ったが、これで沢山俸給を、もらっているプロといえるのか？情けない。

問題は「落合某監督」の発言の方だ。
「試合には、乱闘や暴力事件はつきものだ。命がけでやっているんだから。それが野球だ。原因は藤井にある。現場からは、処分は一切出さない。」これも、ウッズ擁護発言のようで、「内角球は投げた藤井が悪い」と言っている。プロ野球をなんと考えているのか？
昨日、中日伊藤代表は、落合某に事情聴取。「サッカーでも乱闘があるし、起こっちゃいけないけど、そういうことが、起こりうると言いたかったようです。その部分だけ書かれて、心外といっていました。」とオブラートに包んでしまった。

以前、巨人の長島茂雄監督は、ガルベス投手が審判にボールを投げつけ（当たらなかった）世間から非難ごうごうにもファンに対して謝罪やガルベス非難はしなかった。しかし、翌日、なんと坊主頭となっていた。これを見習え！

現役時代の落合某の数々の発言にも物議をかもしたが、優勝監督となって、成長を期待も・・・・・。唯我独尊の道を歩んで行ってくれ！

天上天下　唯我独尊（てんじょうてんげ　ゆいがどくそん）　　自分が特別に優れていると自惚れること

３日間気絶していた

松井秀喜選手は不調から抜け出せない様子だ。第１打席は、右中間深い当りを、センターがグラブから弾いて３塁打になった。同点の第４打席は敬遠の４球。少し持ち直してきたようだが、クローザー「リベラ」が３点も献上。最高額年俸チームが最低額チームと、東部地区最下位争いから抜け出せない。松井秀喜選手の不調で３日間気絶していた。やっと、起き出そうとしていたにに、松井選手の大奮起があれば目が覚めるのになあ！

出羽の郷秀之さんを応援する

出羽の郷（でわのさと）【１９７０年１１月２２日生まれ　埼玉県三郷市出身　】彦糸中学校卒業時、体重は９０Ｋｇであった。そこで、先生に相談して大相撲に行きたいと決意。運動の経験は全くなし。学生服で先生と一緒に出羽の海部屋へ、そのまま入門。１５歳で全く知らない世界、しきたりの場所で居場所があったのだろうか。今日と明日がこんなに激変するとは。逃げて帰りたいと何度も思ったでしょう。今月、関取になって、訪問した母校（中学校）で、生徒の質問は「相撲とはなんですか」だったが「辛抱、忍耐」と、答えていた。
そんな忍耐と努力が３４歳と４ヶ月で新十両となって結実した。大相撲は、幸運が地位を作る社会でないので、実力がついてきたのでしょう。幕下は、場所ごとの手当てが２０万円（年収１２０万円）から、十両では月給７８万円（金星、報奨金など含まず。年収１０００万円）となる夢の世界だ。しかし、次の日曜日からの５月場所に負け越すと、また幕下へ逆戻りする厳しい世界だ。もう、同時期に入門した人たちの中には、廃業や引退（親方）もいる。
十両とは、江戸時代に出来た位で、十両の手当てを貰えたことから、その後もそう呼ばれている。ちなみに、十両は現代の貨幣価値で５０万円程だ。（千両箱１つ＝５０００万円）

記録【最高齢十両昇進。３９９勝３６８敗２７休、勝率０．５２０】
十両昇進前５場所の成績
　５月場所　幕下東３３枚目　４勝３敗　７枚昇進
　７月場所　幕下西２６枚目　５勝２敗１０枚昇進
　９月場所　幕下東１６枚目　４勝３敗　４枚昇進
１１月場所　幕下西１２枚目　４勝３敗　４枚昇進
　１月場所　幕下東　８枚目　４勝３敗　４枚昇進
　３月場所　幕下西　４枚目　４勝３敗　４枚昇進で十両西１４枚目へ　

異端の将棋棋士が好き

将棋が好きで雑誌などを読んでいます。そこで知る棋士は、なぜか異端に興味が湧く。それは、競馬でも「武豊」（勝率0.250 連帯率0.450以上）のスーパージョッキーをさし置いて、「赤木高太郎」（公営より正規試験で唯一合格。勝率0.081 連帯率0.170程度）を追っかけて手痛い目にあうそんな歪んだ贔屓心がそうさせるのだろうか？
村山　聖（むらやま　さとし）【生涯成績　勝356-敗201　勝率 0.6391】Ａ級３期、天才「羽生善治」の牙城を必ず崩す逸材と目されたが、２９歳で、幼年で発症したネフローゼ症候合併症で死去。生い立ちは、出身の広島府中南公民館のページでどうぞ！「天才棋士　村山聖」
聖がＡ級に進んで、大阪から東京に住まいを変えた当時、芹沢博文【勝455-敗512 勝率0.4705】（氏名のあとの成績があるのは故人）が、聖の部屋を訪ねた。そこは、マンガ本とスナック菓子に埋もれた部屋で、将棋の研究本などは皆無であった。のん兵衛で知られた芹沢も、聖の素質を高く買っていたので、その生活を見て「体に気をつけろよ！タイトルを必ず取れよ！」と言うのみであった。また、将棋の１番長い日（順位戦最終日）の控え室検討で、皆でワイワイやっても手が見つからずにいた時、内藤国雄（Ａ級在位１２期、詰め将棋も権威）も難しいと唸り、「聖に聞け！」と言ったのも有名だ。本当に愛されていたのになあ。惜しい逸材を失ったものだ。
升田幸三【名人２期　Ａ級在位３１期、勝544-敗376 勝率0.5913】も大好きだ。今でも、升田の「新手一生」は鋭い指し手に驚かされる。生涯の好敵手、偉大なという以上の形容詞のいるであろう、大山康晴【名人１８期、Ａ級在位４４期勝1433-敗781 勝率0.647】よりも好きだ。
花村元司【Ａ級１６期、勝592-敗568 勝率0.5103】は、真剣師（賭け将棋で生活）よりプロ入りした。奨励会以外からの入会は異例だった。それから何十年も経つが、「瀬川晶司」さんが、入会嘆願書を提出した。瀬川さんは、奨励会で勝てず、年齢制限でプロ入りを残念した。その後、アマチュアでプロと対局できる棋戦に挑戦し、去年は対プロ戦績が１６勝６敗（勝率0.7272)である。Ａ級の久保８段にも勝った。銀河戦も６連勝中だ。申請はどうなるかな？
櫛田陽一　数年前に順位戦を休んでいたので、心配していたが、フリークラス（順位戦を指さないので、名人にはなれないし、対局数は減る）に転出したのには驚いた。飲みすぎて病気になり、気力が減退となったかと心配したが、銀河戦でもがんばっているし、勝率も回復。プロ３年目でＮＨＫ杯を制した実力を回復して欲しいものだ。奨励会当時から真剣を指していた、悪名高い、しかし愛すべき「小池重明」に影響を受けて無頼の道を進むのか。なにかタイトルでも取って、５年で引退などせず、順位戦に復帰して欲しいものだ。
後日、森安秀光【Ａ級在位６期、勝712-敗469 勝率0.6209】の思い出や他の棋士についても・・・。

松井秀喜、６番降格

ヤンキースは、ア・リーグ東部地区の直接の相手トロント・ブルージェイズに、屈辱的な逆転負けで、なんと借金５となった。こんな弱いヤンキース見たことない。
打撃不振で６番降格となった「松井秀喜選手」の今日の結果は？最初の打席は２回裏、Ａ・ロッドを三塁に置いて、外角低めボールのあと、外角少し高めを捉えると、大きなレフトフライとなって、犠牲フライ。（ボールをきっちり捉えて、高く上がったので、以降も期待）４回の第２打席は、セカンドにＡ・ロッドを置いて、外の球ストライク（見逃し）、真ん中低めボール、外角外れてボール、内角するどくストライク（見逃し）の後の外角に鋭く逃げる球を腰を引いて当てるだけのバッティングでサードゴロ。５回の第３打席は、２塁にシェフィールド、１塁にロッドを置いて、初球の真ん中の球をセンターに振り切って打ち返すヒット（２塁打）。シェフィールドがホームへ。ショートに中継された球は、ホームを狙ったロッドをアウトにした。５回を終わって、６対３でヤンキースがリード。ここからが、今年のヤンキースは頼りないのだ。ブルペンのクアントリル、スタントン・・と６回７回で５点を献上。これで、１０勝１５敗となった。もう目覚めよ！スタインブレナーが癇癪を起こして誰かを解雇とかいう前に！松井秀喜選手は少し復調したかなとも思ったが、８回の先頭打者では２ボール１ストライクの後の球をセカンドゴロに終わった。