クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

作文を書こう

2016年03月15日 20時23分15秒 | 日記
今日は市内中学校の卒業式でした。
居場所クラムボンからもおびひろゼミナールからも卒業生がいました。
居場所クラムボンの子ども達にとっては式に出るのか出ないのかとか
出ないならば校長室で受け取るのか自宅で受け取るのかとかなかなか決断が多い卒業式。
それでもみんな何らかの決定をして卒業してきたのだろうなと思うと
おめでとうとお疲れ様を伝えたいです。

今日は一日クラムボンでのんびり。
午前中は文集のプロフィール用紙に貼る写真の切り貼りをHちゃんを誘って行いました。
みんなの写真を切っているとこの1年を色々思い出して
なんだかほっこりしますね。
ちょっとした季節の移り変わりで表情が変わっているのもわかるし、
小学生なんかはたった1年で随分と身長が伸びたように感じます。
頻繁に会っているとなかなか気付けないことを
感じることができたように思います。
文集の表紙の色も決めたのでもう少しというところでしょうか。
来ているメンバーは作文等もほとんど書き終えていると話している子が多いです。
その他のメンバーはいかがでしょうか。
ちなみにスタッフ陣は誰も書き始めておらず
「やばいな~」という声が聞こえてきています。
テーマを決めたら早いんですけどね。なかなか難しい。
ところで作文用紙に書くのって難しいよねというお話もしました。
大人になると文書を作る時はワードを使うので
途中で入れたい文章が出てくると挿入したり、
消したり書いたり書き足したりが何度もできます。
これってすごく便利なのですが、
その分作文用紙で文を書くのはすごくへたくそになっている気がします。
そうやって考えると小中学生は作文用紙を使うのがとっても上手ですよね。
無駄に文章をよくしようという意識がないからっていうのもあるかもしれません。
素直にその場で思いついた言葉を書き記していくことが作文には大切なように感じます。

夕方からはおびひろゼミナール。
こちらは原稿締切が木曜日に迫っているので
かなりワタワタと作文やプロフィールを書いていました。
それでも今日あった卒業式のお話したり、
明日ある公立高校の合格発表についてお話したり。
卒業して晴れ晴れかと思ったら「まだ明日があるんですよ・・・!」と注意を受けたのでした。
3年生がすっきりするのはもう少し先でしょうか。
後半はみんなでカードゲームを行いました。
最近おなじみ「犯人は踊る」。
Sちゃんは今日はとってもテンションが高く、
誰が犯人を持っているかわかってしまったり、
自分のところに犯人がやってくるともう笑いが止まらなくなってしまいます。
そのSちゃんにびびったりまどわされるみなさま。
いつもとはまた違ったスリルがあったのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする