暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

番外編 正法寺(東松山市)① (2007.02.02)

2017-09-09 23:21:30 | 城館跡探訪
本日は、番外編ということで、東松山高坂の正法寺について記事を書きます。

正法寺は、わたしにとって忘れられない寺の一つです。

初探訪は1983~84年の冬だったと思います。

すぐ近辺に足利基氏塁という陣城が残っており、わたしはそこを探訪し、

近くに正法寺が残っていることを知りました。

そこで、初めて正法寺を訪ねました。大東文化大学の裏にありました。

その時に写真撮影をしたかどうか、記憶がありません。これはフィルム整理の時に

はっきりすることだと思います。

2度目は夏でした。1985~86年の夏だったと思いますが、野本氏館跡を訪ねる際

正法寺を訪ねました。

当時は、少し修験道にも興味を持っていたと思います。

正法寺には、実は修験道の行場が残されており、これがかなり恐ろしい気のこもった場所

今風に言えばパワースポットですが、事故が起こりそうなので、写真は載せても

アクセス方法はかきません。

しかし、正法寺自体は神社仏閣好きの方にはぜひ見ていただきたい場所です。

まず、正法寺は長い参道に特徴があります。

初訪問時は、門前町の風情がよく残っていたのを覚えています。



初訪問時から20年近くを経過していたので、門前町の雰囲気はだいぶ色あせてはいますが、

それでも、いい感じが出ています。



山門の一番近くには参拝客のための宿がありました。









宿の歴史を感じさせます。

正法寺の参道はここから急な石段に変わります。



急坂過ぎて怖いですね。



見上げると壁のように見えます。



これで登り切りました。



当時はまだ体力があったので、それほどきつく感じませんでしたが、今は登ったら死にそうでしょうね。