当座のネタに困るようになってしまいました(笑)
それなら休めばいいんですが、ブログはかき始めると止まらないので困ります。
そこで、和紙の里について書きます。
東秩父村と言えば、大河原氏、そして松山城主上田氏の根拠地です。
松山城を敗走した上田氏は、東秩父村で力を蓄えて、再び、松山城主に返り咲く。
この繰り返しだったわけで、戦国武将の蓄電池のような土地なのです。
実際、東秩父村に行くと、小さな盆地の中は、まるで箱庭のようなたたずまい。
中世の名族たちの遺跡や伝説がびっしりと詰まった、非常に好ましい土地です。
そういえば、むかし、赤川次郎氏の作品がドラマ化された時・・・・
田中邦衛さんと浅茅陽子さんの推理モノ『幽霊電車』も、三峰口駅と東秩父村が
ロケ地であった記憶があります。
この地域産の和紙は、細川紙とも呼ばれました。和紙の里には紙すきの家屋が移設、展示されています。
ちなみに、和紙の里の本館は、私が高校生の頃は廃校舎で、校庭はゲートボール場でした。
「おはようゲートボール」の熱心な視聴者だった私は、いつの間にかゲートボール場に紛れ込んで一緒にプレーをし、
情け容赦なく相手チームをつぶしてしまいました(ゲートボールはプレーの権利者がミスをしなければ、
権利を失うまでプレーが続行できる)。まあ、そんなことは、どうでもいいのですが。
さて、屋根はかやぶき屋根です。
藁ぶき、茅葺きと簡単に言いますが、藁ぶき屋根というのは、寿命が短く、1~2年で腐ってしまいます。
比べて茅葺き屋根は腐りにくくて寿命が長い。ただし、茅葺きの茅は産地が限られております。
関東の最大産地は霞ヶ浦・北浦、利根川下流域で、沿岸の低湿地に揺れている茅がその材料になります。
かつては茅商人が多数いて、沿岸地帯でトン単位の茅を商っておりました。現在ではごく限られた地域が
組合を作って生産しております。
他に、各地に小規模の産地がありますが、葺き替えに相当量が必要なのが難点で、
大型の神社仏閣は葺き替えは、すでに数年前から茅商人に予約を入れて、茅の確保に動いているわけです。
それでも供給が追い付かない場合には、分割葺き替えを行ないます。
それなら休めばいいんですが、ブログはかき始めると止まらないので困ります。
そこで、和紙の里について書きます。
東秩父村と言えば、大河原氏、そして松山城主上田氏の根拠地です。
松山城を敗走した上田氏は、東秩父村で力を蓄えて、再び、松山城主に返り咲く。
この繰り返しだったわけで、戦国武将の蓄電池のような土地なのです。
実際、東秩父村に行くと、小さな盆地の中は、まるで箱庭のようなたたずまい。
中世の名族たちの遺跡や伝説がびっしりと詰まった、非常に好ましい土地です。
そういえば、むかし、赤川次郎氏の作品がドラマ化された時・・・・
田中邦衛さんと浅茅陽子さんの推理モノ『幽霊電車』も、三峰口駅と東秩父村が
ロケ地であった記憶があります。
この地域産の和紙は、細川紙とも呼ばれました。和紙の里には紙すきの家屋が移設、展示されています。
ちなみに、和紙の里の本館は、私が高校生の頃は廃校舎で、校庭はゲートボール場でした。
「おはようゲートボール」の熱心な視聴者だった私は、いつの間にかゲートボール場に紛れ込んで一緒にプレーをし、
情け容赦なく相手チームをつぶしてしまいました(ゲートボールはプレーの権利者がミスをしなければ、
権利を失うまでプレーが続行できる)。まあ、そんなことは、どうでもいいのですが。
さて、屋根はかやぶき屋根です。
藁ぶき、茅葺きと簡単に言いますが、藁ぶき屋根というのは、寿命が短く、1~2年で腐ってしまいます。
比べて茅葺き屋根は腐りにくくて寿命が長い。ただし、茅葺きの茅は産地が限られております。
関東の最大産地は霞ヶ浦・北浦、利根川下流域で、沿岸の低湿地に揺れている茅がその材料になります。
かつては茅商人が多数いて、沿岸地帯でトン単位の茅を商っておりました。現在ではごく限られた地域が
組合を作って生産しております。
他に、各地に小規模の産地がありますが、葺き替えに相当量が必要なのが難点で、
大型の神社仏閣は葺き替えは、すでに数年前から茅商人に予約を入れて、茅の確保に動いているわけです。
それでも供給が追い付かない場合には、分割葺き替えを行ないます。