孔雀

この前喫茶店で人を待っていると、隣のサラリーマン風（３０歳くらいかな？）の話が耳に入ってきた。
会社の悪口、上司の悪口、同僚の悪口、社会の悪口・・・いかに自分が運が悪く冷遇されているかをずっと語ってる。聞いてると自分以外は全て悪い。
救いようの無い奴だな～と思った、こういう奴とは関わり合いにならないほうがいいよ。
変な邪気が漂ってくるから・・・というのも何だが本当だよ。

ある人に言われたことがある、決して変な宗教の話ではない・・・・・孔雀明王の孔雀は、毒虫でもサソリでも何でもエサにする。しかしその毒に当たって死ぬこともなく鳥の中で一番綺麗に輝いている。
自分がどんなに嫌な思いをしても、外に出すのは笑顔だけでいいと・・・そうするとストレスが溜まって死んじゃう・・・そんなことは無いって
他人に自分の不幸や愚痴をまき散らしながら生きるなら迷惑だから早く死んだ方がいい、そうまで言っていた。それが因果になるからと。
「よし、どんなに嫌なことがあっても吸収してやる」そう心から思って覚悟を決めたとき自分の周りがガラッと変わる、これ本当だよ。何故か？そんなの知らないよ。
自分の幸せを数えず、不運の数だけ数えて愚痴をこぼしてる奴のところには不運な事が次々と起きる、そして「神も仏もあるもんか」ってまた愚痴を言う、神も仏も居るからそうなってるんだろ？

秋の夜長にふと思うのであった、あ～幸せだなぁ～