くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

春は出会いと別れの季節

2008-03-31 | イタリアン

この前いろいろあってと書いたが・・・・・実はサリーネの河野マネージャー、吉田さんなど林シェフ以外はみんな別の道を歩むことになったそうだ。

この日最後を記念して河野チョイスでコースをお任せ
こんなパスタあったの?というサッパリ系ウニのパスタ
乾麺ではあるが滑らかでボリューム感タップリ

もうサリーネに通って2年以上経とうか
彩り鮮やかな前菜を前にし、季節の食材に再度息吹を与えたような、センスの良い繊細な味付けに感銘したものだ←褒めすぎだろうか林シェフ?

それと同時に細やかな配慮をしてくれた、河野マネージャーはじめ吉田さんやスタッフの人柄の良さに魅せられたのが大きい、料理は美味しいにこしたことは無い。
しかし美味しいだけでは再度行きたいとは思わない。
それが「店」である。

「店」は「人」であり、「人」は「店」である。
「あの人の料理が食べたい」
「あの人の選んでくれたワインが呑みたい」
「あの人の話が聞きたい」
良い人の「気」が客を呼び寄せる、それが「人気」だ。
どんなに美味しいものを作ろうともその気が悪ければ客は来なくなる、良いお客こそ非常に敏感である。その気は「邪気」にもなり「殺気」にもなる、店に入った瞬間にその「気」を感じ「雰囲気が悪い」「気分が悪くなる」そう言って二度と来なくなる。
飲食店に限らず、経営者が「人にはいくらでも代わりが居る」そう思った時全ては崩壊する、商売とはそういうものである・・・・・









流石に河野さんのワインチョイスは完璧と相方絶賛

ここまでくるとメインに匹敵すると思わせたクスクス
食感がストレートに響いてきてサイドメニューとするのはもったいないと思う程って大げさか?

林シェフもここ最近腕を上げたと思う、あまり周りを気にせず自分の思ったようにやるのが良いと思う










最後にはスプマンテを買いに行きみんなで乾杯!
相方もご機嫌の様子だったが覚えてない・・・

みんなそれぞれ新たな境地を開いて欲しい

河野マネージャーの新たな門出
そしてそれぞれの思い、旅立ちを祝って乾杯!
林シェフは健在なので今後のサリーネの展開も楽しみだ


Ristorante le Saline
http://www.saline.jp/