ミニメスクワガタ

だんだんと蒸し暑い夜になってきましたね。
こんばんは、ついさっき『みなさんのおかげでした』の江頭２：５０をみて腹筋がちぎれるほど笑ったジニーです。



今日はまた暑い一日でしたね。
クーラーが効いてるのか微妙な室内で仕事に勤しんでいました。

始業して１時間ほどたった頃でしょうか？
フレックスタイムをフル活用して友達が出勤してきました。
まぁ、いつものことなので「お、来ましたか」見たいな感じだったのですが、今日はちょっと違いました。

その友達は荷物を置くなり僕のところへやってきました。
そして僕の仕事の仕様書の上になにやら黒い物体を置いたのです。
次の瞬間思わず『うおっ！！』と驚きの声を上げてしまいました。

その友達が置いた黒い物体はクワガタだったのです。
といってもまだちっちゃい子供のメスクワガタ。
申し訳ない程度に２本の角が出ていました。


友達が言うには駐車場から職場までの道の途中にぽつんと佇んでいたそうです。
だからって別に捕まえてこなくてもいいとは思うのですが・・・見ているうちにだんだん可愛く見てて来ました。
いわゆる童心ってヤツなのでしょう。
自分で言うのも変ですが、少年の心みたいなものが自分の中で大きくなるのを感じました。

ジーっとしばらく見ていたのですが、どうもいまいち動きに切れがない。
なんか瀕死の状態って感じの動き方をするのです。
「お腹でも空いてるのかな？」
そう思った僕はカバンの中から昼食用のレーズンパンを取り出しました。
そこからレーズンだけをちぎってクワガタに与えると、これが大正解！！
そのクワガタは夢中でレーズンを貪り始めたのです。

その姿にとても感動しすっと見ていたくなったのですが、今は仕事中。
とりあえずクワガタとレーズンを小さな箱の中に移しそのままほうっておくことにしました。


そして昼食の時間になりました。
クワガタはどうなったかな？と様子を見てみると・・・まだレーズンにかじりついてます。
どうやら放置してから３時間あまりずっとこの状態だったみたいです。
よほどお腹が空いていたんでしょうね。
僕のレーズンを気に入ってくれたみたいでちょっと嬉しかったです。


さらに数時間後、定時を通り越し残業時間に突入。
僕は今日の仕事を追え帰り支度をしていました。
最後にクワガタの様子を見て以降と思い箱の中を覗いてみると・・・ちょ、まだ食ってんの！？
数時間前、昼食の時間に見たときとほとんど変わらない姿勢でレーズンに噛り付いていました。
昼食の時間の時と比べレーズンの皮がベロンとめくれているのでかろうじて時間の進行を感じることが出来ましたが、それが見受けられなかったら死んでると思われても仕方ないくらい同じ姿勢です。
それくらい虫の世界では食べ物は大切なものなのですね。
なんていうか虫の世界の厳しさを垣間見たような気がします。

とりあえず今日のところはそのままにして帰ってきました。
あしたの朝にはどうなっているのでしょうね（＾＿＾）
まだレーズン食べてるのかな？
それともどこかに飛んでいってしまっているのかな？
もしまだはこの中にいたら明日自然に帰してやろうと思っています。
さすがに飼うことは出来ないので・・・。

なんだか久しぶりに少年気分に浸ることの出来た１日でした☆