キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

3連休・2日目その2.

2006-07-20 12:12:41 | レース参戦・観戦

当日の朝のことですが、止めている車を探してかいと君が直人のところに来てくれました。
”直人君・・どうですか?”
”残念だけど熱がひどいので無理だと思うよ”
”そ~ですか・・お大事に”
kato600さんから良き兄貴分を紹介していただき嬉しくなりました。
その後少しして、kato600さん&RYOH君も来てくれました。
皆さんのご心配をおかけして申し訳ない感じです。

さ~これからは、レースの内容を自分なりに書いていきます。

#33渚君・・いい感じで先頭を走っていますが、直ぐ後ろに#31環君が迫っています。
大きな池を回り、上り坂を上ってテーブルトップがゴールラインと言った感じの最終部分。
左コーナーインを選んだ渚君、それを見てラインを変えアウトに出た環君・・仕鰍ッます。
よく見てますね~スピードを殺さず速い立ち上がりで上り坂にかかる環君。
ここで、うまく渚君をパスします。
スピードの乗り方が違う分、差がどんどん開きます。

1周目・・・1位#31環君。
      2位#33渚君。
その後方で#34江刺家君が、かなりのペースでどんどん追い上げてきます。
#17CRFの鈴木君・・うまいですね~渚君をパスして2位を走行です。
しかし、1位の環君・・・このペースだと全員ラップ?を想像させる走り!

当初の予想通り、環君・・・独走状態に入りますが、走りの不安はまったく感じさせない安定感の有る走りで、直ぐに周回遅れをパスし始めています。

3周目ぐらいには、#34江刺家君が、渚君の後ろに迫ってきます。
その後の走りを見ている限り、江刺家君抜くチャンスをうかがっているようでプレッシャーをコーナーで与えています。
しかし、負けずにアクセルを開ける渚君・・・見ていてドキドキします。
周回遅れを抜くタイミングで差が縮まったり離れたりと、気が抜けません。
2人とも・・・ナイスファイトです。

そのままの状態でレースは最終ラップにもつれ込みます。

渚君も必死に前を走っていますが、その後ろを追いかける江刺家君も必死の形相で、私の前を通り過ぎて行きます。

1周目で環君に抜かれたコーナーでドラマが生まれます・・・・

インに入る渚君・・出口には周回遅れのPWが2台路面にタイヤを取られて止まっています!
渚君・・・前をふさがれストップ!・・・必死にラインを変えようとしていますが、溝が深くて抜けられません。
それを見ていた江刺家君・・・すかさずアウトに逃げます・・いや~良く前を冷静に見ていましたね~敵ながら・・・アッパレです。
渚君・・・万事休す。
そのまま立ち上がって#34江刺家君ゴール・・3位でフィニッシュ。
#33渚君・・・悔しい4位フィニッシュ。

うつろな目をしながらも、レースを観戦した直人。
”環君はヤッパ速いね~・・バトルしたかったな~・・”
表彰式・・渚君、最終ラップの結果に表彰台でもがっくりと肩が落ちた状態。
見ていて辛かったです。
総合3位までは、ヘルメットがプレゼントされます。
”あ~あ~・・・ヘルメットほしかったな~”と、直人。
横にいたキッズのお父さんが、直人を慰めてくれています。
”そうだね~出てればヘルメットもらえたよね・・・残念だったな~”
お気遣いいただき、ありがたい限りです。

今回のレースは、以上の結果です。

直人は関東大会で成田さんと2ショットの写真を撮ってもらい、パネルにして持ってきていました。
体調不良と、貼っているシップ薬等が恥ずかしいと出原さんのところにも行きたがりませんでしたが、成田さんにサインをしてもらいたいと、持ってきているのだからと、嫁に説得され・・ジュピロに行きます。
成田さんにパネルを見せると・・・”あれ~今日はど~しちゃったの?”
”昨日からおたふくになっちゃって走れなかったの”
”え~本当?・・・それは残念だったね~”
と、成田さんもビックリした様子で話をしながらも、気持ちよくサインをしていただきました。

今までで一番遠い遠征レースは、非常に残念な形で終わることになりました。
お仲間に応援していただき、結果を出す以前に出場出来なかった事は、親としても悔しい限りです。
それ以上に直人にとっても記憶に残るレースになることでしょう。

この悔しさを次のレース(日本GP)にぶつけて、体当たりで走ってもらえる事を期待します。

応援してくれた方々・・本当にありがとうございました。
また当日、声をかけてくれた方々・・・お気遣いに感謝致します。
関係者の方々・・お疲れ様でした。