キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

MFJ東北選手権・開幕戦その2。

2008-04-22 15:00:44 | レース参戦・観戦

午後の最初のレースです。
お天気も熱くなり、その影響で路面もどんどん乾き、一部はドライコンディションと見ました。

幻のH1・・・スタート!

カメラを構えて覗いていた感じでは、明らかに出遅れでアクセルが空いた感じで・・・ドジ!と思ったのですが・・・以外にも1コーナー進入までに加速がのびたとの話で、楽勝でホールショットだったようです・・・直人の話。
大坂のショートカットを先頭で駆け抜けていくキッズ・・・?って、実はカメラを気にして移動していたので、直人をスタート時点で見失っていたんです。
そんなことで、この時点で飛び出したのは、てっきり地元勢だと思い込んでいて、直人だとわからなかったんです。
周りのパパに”あの先頭で飛び出して行ったのだれ?”と、聞いてしまいました!
ブッチギリでトップを走り、上り坂を上り奥のコースへと消えていきました。

トップでKYBジャンプを出てきたのは・・・直人。
後続が全く出てきません?
下りを飛んで降りてきて、左コーナーもいつもの調子で全開で立ち上がり私の前を通過。
すでに本人も後続を数百メートル話していることを確認しているようでファーステストラップを取ります。

1週目から独走状態でレースが流れています。
シフトのタイミングも良く、座っていないことから、このまま順調に周回を重ねられるかな~などと思ってカメラを構えていましたが・・・

大坂のショートカットを快調に走る直人。
この先の左コーナーから上り坂に向かいます。
進入スピードも速く、立ち上がりのトラクションもよくかかっての加速・・・順調と、思った瞬間です?

リヤが左右に振られた後・・・いきなりバイクが前転?
へ~・・こんな上り坂で・・・前転って?
望遠レンズを覗いて直人の様子を見ていると・・・右手をかかえて少々うずくまっています・・・バイクを起こす感じもないし?
あ~終わった~・・・と、思いました。
そんな状況をレンズ越しに見守っていると、バイクを起こしはじめました。
しかし見ていると、ま~のんびりしているようにも見えましたが・・・この時点で2番手を走っている#4環君がゴールラインを通過。
エンジンをかけ始めたころには、上り前の左コーナーに環君が突っ込んできました。
エンジンがかかって、復帰したところで環君が直人をパスします。
上り坂の途中ということもあり、直人も必死にアクセルを開け、ターンしてからの下り坂で後ろにつけます。
微妙な距離で登りを上って、2台が奥に消えていきました。

さ~どっちが先頭でKYBジャンプに姿をだすか?

ところが・・・?
後続の車輌を含めて、見える範囲で走っているキッズが2~3台・・って?
あれ~なんかおかしいな~・・・と、思っていると・・・直人も環君も戻ってきません?
こりゃ~奥で何か起きているな~?
で、嫁にカメラを預けて・・・様子を見に上ります。
その間にもポツポツと、奥からキッズが1台・・また1台と間隔を空けて奥のコースから出てきます?

そこは凄いことになっていました!
奥から出てくるテーブルの手前、左コーナーに7~9台ぐらいの車輌が、足首ぐらいまで埋まっています。
オフィシャルは2名・・・すでに私が到着した時点で、収集がつくような状態では無く、見るに見かねた周りの方達もコースに入り、車輌を引き出している状況・・・それ以前に、スタックしているバイクを引き出さないと・・通行止めになっていました。
参加者の保護者も、その状態をみて、現場のオフィシャルに赤旗の指示を出せ・・・と、怒っています。
それに、このレースはMFJの公式レースですから、手を出した時点でそのライダーは失格。
それと、トップ勢が接近してコース上が通行止めになっていた時点でレースは中止でしょう。
公式練習時に奥を走らず、レースギリギリにコース変更・・・これ自体にも主催者に問題があると言わざるを得ません。
現場のオフィシャルの対応も収集がつかない時点で、参加者の親が抗議をしているのですから、無線で大会本部に状況を報告し、速やかに対応するべきと考えます。
あの現状で、オフィシャル2名が対応は・・・絶対に不可能です。

それでも、現場のオフィシャル・・”中止を決めるのは競技委員長で私ではありません”・・・って、この状況を報告しなければ大会本部からブラインドになって見えないセクションですから、当然、無線で連絡を取り、対応を求めるのが対応でしょう。

そんなやり取りをしている間にもレースは流れてチェッカー。

”こんなのレースじゃないよ~”と、大会本部に抗議に行きます。
地元のパパも、”これでレースが成立じゃ~冗談じゃね~”と、鼻息荒く怒っていました。

そこで、競技委員長に正式に抗議を入れます。
丁寧な対応で、直ぐに協議して対応します。
その後、バイクの洗車が終わったぐらいの時間に・・・”65ライダーと関係者の方々、大会本部に集まってください”的なインフォメーションが流れます。
早々にみんなと向かいます。

そこで、協議委員長から総てのレースの最後に仕切直しでもう一度レースをするとの報告です。
よかったよかったと周りのパパ達と話をしていたのですが・・・・この時点で、直人の右手は悲鳴をあげていたようです!
たしかにはれていたので、保冷剤等で冷やして休ませていたのですが・・・私はおまえのミスでの転倒したおまえの責任・・・
それを理由に結果を出せないは・・・話にならね~からな・・・気合いを入れてもう1本きっちり決めてこい・・です。

さ~これで、夕方のH2となったわけです。
奥まで来れなかったパパ達は、”いったい奥で何があったのか?”でしたが・・・・

続く・・・

追伸:今日はクライアントを交えて六本木ヒルズで夜の食事会があります・・・絶対に2次回となるから・・電車の有る時間に帰れるのか・・心配です!